【真の自己実現とは!?】【精神的貴族のユートピア!?】今頃になって、TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」1期第11話&第12話について語る回

皆さん、こんにちわ。まずは時事的なネタから(^o^)

2月12日(土)はAqours(アクア)ちゃんの6thライブツアーの名古屋公演(OCEAN STAGE)のDay.1がバンテリンドーム ナゴヤで開催されました。本日13日(日)はDay.2公演が開催される予定です。

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Aqoursちゃんの6thライブツアーは一応ドームツアーとなっているらしく、3月には埼玉県のメットライフドームで開催される予定になっています。バンテリンドームもメットライフドームもキャパ4万人規模の会場で、新型コロナによる外部不経済で下方修正しても今回のライブツアーは1公演あたり現地組の観客数が2~3万人規模のライブくらいになるんですかね? 

ちなみに、僕は名古屋公演のDay.1に配信で参加しました。視聴券は手数料込みで6,550円でした。GO TOイベントのキャンペーン価格の適用がなくなったとはいえ、やや高価になったような気もします。今回の会場が国内にある6大ドーム(札幌、埼玉、東京、名古屋、大阪、福岡)の一つになっているということも関係してそうですね、たぶん。なお、金銭上の都合からDay.2公演の視聴券は購入できそうにありません。申し訳ない。。。(^^; 3月の公演にまた配信で参加するつもりです(^^♪

ライブの内容についてはここでは特に語りませんが、あえて言えば、ライブ中盤のセクションでの「新衣装」と称してディスコティックな古いファッションをモチーフにしたようなデザインの衣装が新しくもあり懐かしくもある感じで個人的に印象的でした。30~40年くらい昔(?)に流行ったディスコ・クイーンの麗しい姿を彷彿とさせるようなAqoursちゃんが可愛かったです。特にあいきゃん(⋈◍>◡<◍)。✧♡

この「新衣装」で「KU-RU-KU-RU Cruller!」をやったら、いよいよ往年のマハラジャやジュリアナの懐かしのディスコ・シーンが今によみがえりそう(←適当)

 

2月11日(金・祝)にはLiyuu(リーユウ)ちゃん初のソロコンサートが開催されました。おめでとうございます(^^♪

また、今を遡ること半月ほど前の1月29日(土)には「結女放課後放送局 リエラジ!」の公開録音と「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 生放送」の公開生放送がサンリオピューロランドで開催されるイベントがありました。

この日は、嵐 千砂都ちゃん役の岬なこちゃんがコロナ休みで欠席でしたが、2月9日には無事に復帰されたようです。お疲れ様です。

  

それはそうと「ラブライブ!シリーズ」がサンリオとコラボしたことは以前にもありましたが、またAqours(アクア)ちゃんのキャストメンバーおすわちゃんはソロ活動でマイメロちゃんとガチでコラボしていまたが、今回はLiella!(リエラ)ちゃんのメンバーがサンリオのキャラとコラボして、あらかわいい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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キャストのリエラちゃんが1stライブツアーで日本の10都市を巡回しているかたわら、TVアニメのBDも順次リリースされました。BD封入特典でソロ曲が5曲と全員曲が1曲の計6曲、全巻購入特典でデュオトリオ曲が4曲と全員曲が1曲で計5曲と、ここで持ち歌が11曲も増えることになりました。特典用の録りおろし楽曲を寄せ集めたらアルバムが1枚できてしまいますねΣ(・ω・ノ)ノ!

そして3月2日には正式な1stアルバムをリリース、さらに3月12日からは2ndライブが始まって、今年もリエラちゃん怒濤の快進撃ですね!おめでとうございます!(^o^)

  

BD封入特典のラストを飾る一曲はフォークソングでラブ&ピース!?・・・すでに「リエラのうた」もあって、「素朴なナチュラル志向」はリエラちゃんの持ち味の一つになると言えるかもしれません(^^♪

話は全然変わりますが、下のEPアナログレコードは今から50年以上も前にリリースされた作品です。「THOSE WERE THE DAYS」が邦題だとなんで「悲しき天使」になってしまうのかは訳の分からない謎ですが、しかしこのジャケット写真に記載された情報内容を詳細に見てみると、これはLiella!あるいは、かのんちゃんのキャラ設定の原風景な感じもしなくはない??? 「トゥ トゥ トゥ!」もおそらくB面曲の「ターン・ターン・ターン」から着想を得たものでしょう(←適当)

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われわれの「LoveLive! Days」も遠い時がたてば「THOSE WERE THE DAYS(あの頃はよかった)」となって、生老病死の人生の悲哀の中にもある種の力強さを秘めて……みたいな感じですか。みんな、ガンバレヨ!(^ω^)

  

個人的にはこの曲は大変に好みのするタイプ(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 楽天ブックスでBD全巻購入はとうてい無理な懐事情なので、2ndライブを楽しみにしています(笑)

  

BD封入特典にあった、ちぃちゃん(なこちゃん)のこのソロ楽曲はガチで80年代してそうで、これは映画『フラッシュダンス』(1983年)を意識したもの???

リエラちゃんのBD封入特典と全巻購入特典の試聴動画をひと通り聴いてみると、このグループは「正統派おしゃれ系ポップアイドル」の路線で他のグループとの差別化を図って、また90年代半ば頃に活躍したいわゆる「渋谷系」と呼ばれていた一派を意識しているのではないかと、また適当にそんなことを思ったりしました。当時はフリッパーズ・ギターやピチカート・ファイブ、カヒミ・カリィなど、僕もよく聴いていました。今からすれば単に「あの頃からやり直したい」だけの過去でしたが、まあ、あの頃はあの頃でそれなりに懐かしい。。。(´ω`)

  

ギルキスちゃん(Guilty Kiss)の「Guilty Eyes Fever」「Phantom Rocket Adventure」とか個人的に大好きな曲だったりしますが、ギルちゃんとリエちゃんはイメージカラーは同じ紫色とはいえ、しかしリエラちゃんのイメージ戦略からすると、この手の曲はたぶん今後もやらなさそう???

やるせない情念の火照りをメラメラとたぎらせては心苦しい胸の内を告白するような哀歌(エレジー)は、リエラちゃんが歌うにはまだ早すぎる!?

ちなみに「紫の君」とか「紫の上」などといえば、ラブライバーにとってはこれは大変に重要なことですが、「ラブライブ!」界におけるアフロディーテな存在であらせられるノゾミちゃんを忘れてはいけないでしょう(←地母神信仰)

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     君は僕の愛、僕の夢、僕の希望、僕の情熱。(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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このへんでそろそろ本題に入りましょう。(・ω・)ノ

今回の記事は去年の11月から作りだして現在まで未完成の状態になっていましたが、そろそろ完成させたいと思います。これが公開できたら、そろそろ小説らしき作品の執筆を再開しようと計画しています。

ここでは今頃になってTVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」1期の第11話と第12話について語っていきます。

この作品はもはやオタク向けの深夜アニメではなくファミリー向けのお茶の間アニメになってしまって、少年少女たちの情操を育むような教育的な内容も物語の随所に盛り込まれていた感じでしたが、特に第11話と第12話のこの2つのエピソードはその傾向が特に顕著だったようにも思います。

まずは、両エピソードのまとめ記事を貼っておきましょう。

ところで「スーパースター!!」のTVアニメ1期の第11話と12話には、かすかに微妙なものではありますが、「ラブライブ!」(無印)2期の第8話と第9話の面影を感じなくもない!? この一連のエピソードはそれぞれ女神回と神回だったのでした。これも今からもう8年近く前の話ですね。チュンチュン (・8・)

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【#11 もう一度、あの場所で】

このエピソードは、かのんちゃんが「かつての因縁の場所で過去のトラウマと対決を果たす」という内容の「かのんちゃん回」でした。

 

ストーリーをなぞっていくと、まずは「Liella!(リエラ)ちゃんラブライブ!東京大会進出!!おめでとう!!!」という所から始まりました。

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    クラスメイトからも熱く祝福されて、おめでとうございます(^ω^)

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ここでスクールアイドル部の一同は校内放送で理事長室に呼び出されて、ここでまずお茶目な恋ちゃんのお話となりました。

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                  れん:「ハッ!」

 

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              れん:「わたくしのせいです…」

 

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              かのん:「恋ちゃん…」
              すみれ:「恋が?何したの?」

 

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     れん:「実はこの前部室に入ったらパソコンがついていまして…」

 

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                 れん:「もう!」

 

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               れん:「ん?」

 

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               れん:「ううっ…!」

 

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                 <カチッ>

 

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              れん:「はあああっ!」

 

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れん:「興味本位でつい…生徒会長ともあろう者があんなものを…。あぁ…失格です停学です退学です…わたくしの人生終わりました…」

 

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       かのん:「いや、さすがにそれはバレてないんじゃ…」

 

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れん:「申し訳ありません!わたくし葉月恋生徒会長ともあろう者が興味本位であのようなものを見てしまいまして…」

 

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理事長:「何言ってるの?」
れん:「えっ?」
理事長:「来てもらったのはこれが来たからです。澁谷さんと嵐さんの母校の小学校からあなたたちに歌ってほしいって依頼」

スクールアイドル部の一同が理事長室に呼び出されたのは、つまりはこういうことなのでした。朗報です。おめでとうございます(^ω^)

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            かのん:「私とちぃちゃんの?」

 

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理事長:「えぇ。母校の卒業生が始めたスクールアイドルの歌を生徒に聴かせたいって」
れん:「そういうことでしたか~」
クゥクゥ:「すばらしいデス!是非参りましょう!」
理事長:「じゃあOKってことでいい?」

 

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             かのん:「えっ?」
                理事長:「どうかした?」

 

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        かのん:「いえ…とても素敵なお話だと思います」

 

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                  ちさと:「……」

しかしこの朗報に対して微妙に戸惑い気味なかのんちゃん。頭の両側面にある二つのお団子は高精度のレーダー探知機なのか、幼馴染のちぃちゃんはそのことを察知した模様。かのんちゃんの、あの時のトラウマが今よみがえる???

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        かのん:「ラーラーラーラー、ラーラーラーラー♪」

 

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          クラスメイト:「うぅ…もう次だよね…」
          クラスメイト:「アーアーアーアー♪」

 

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                  かのん:「大丈夫!」

 

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クラスメイト:「かのんちゃん!」
かのん:「歌は怖くない!楽しいものだよ!みんなが頑張って練習してこられたのは歌うことが楽しかったからでしょ?」

 

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かのん:「その気持ちで歌っていればきっと伝わる!この楽しい気持ちが世界中のたくさんの人たちに!だから歌おう!楽しく!」

 

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      アナウンス:《続きまして青山南小学校合唱部の皆さんです》
               かのん:「あっ…!」

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    このあと、かのちゃんがどうなったかは、すでに第1話で語られました。

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                 かのん:「……」

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かのんちゃんの複雑な心境を察したちぃちゃんは、かのんちゃんの抜きの三人と相談して、まずはメンバー一同で現地の下見ということになりました。

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小学校の校長らしき先生:「スクールアイドルっていうの?この学校の生徒でも憧れている子は結構いてね」
かのん:「本当ですか?」
ちさと:「嬉しい!」

ここで突然、意味もなく私事についての話になりますが、昔は仕事の関係で女子校の職員室まで通してもらったことはありましたが、小学校は大人になってからは選挙の時に体育館まで行ったくらいしかありません(←だからなんなんだ!?)

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       かのん:「ちぃちゃんいつもここでダンスしてたよね!」
       ちさと:「かのんちゃんだっていつも歌ってたよ?」
       かのん:「そうだっけ?」

ここでのちぃちゃんとの会話からすると、当時のかのんちゃんは小学校の教室の中で普通に人前で歌っていたようです。しかし、かのんちゃんにはその時の記憶がないらしく、それほどまでに心理的外傷を受けていたんですか!?(´・ω・)

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渋谷区立(?)青山南小学校の講堂は1,000席くらいありそうな立派なホールで、これは区民の文化会館とかも兼ねているんですかね? 小学校も文化会館もどちらも公共の財産で持ち主が同じ渋谷区なら何の問題もないですね(^o^)  

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さて、ここでエピソード第1話の某シーンを持ってきました。あれからステージに向かって行ったかのんちゃん。さて、どうなることやら。

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仲間をバックに従え一人でステージに立ったかのんちゃんは年齢不問の大勢の観客を前にして気絶してしまったのでした。。。

この時のかのんちゃんは、外見からするとまだ10歳にも満たない年齢くらいな感じで、もし自分などがかのんちゃんと同じ年齢で同じ状況にあったら、きっと大声で泣き出してオシッコも漏らして、その場から一目散に駆け出して逃げ出してしまったでしょう。もっとも、小学生だった当時の自分を振り返ってみると、かのんちゃんみたいな人望とかはハナから持ち合わせてなく、何の芸もない、人一倍学校嫌いな存在感の薄い児童に過ぎなかったですが。。。(^^;

大勢の聴衆とまともに向き合って気絶してしまったかのんちゃんでしたが、ある意味では果敢な行動であったとも言えます。

クラスの教室で20人くらいの親しい仲間たちの前で歌うのと、数百人の面識のない人たちの前で歌うのとでは、精神的なプレッシャーが桁違いに変わってくるでしょう。

そうでなくても、自我の成長期・拡大期というのは得てして他者(外界)との対立の溝が深くなっていく時期であると言えるかもしれません。

自分にとって「自化し得ない世界」の目には見えない壁に直面して、それに圧倒されて卒倒して気絶してしまった、可哀想ながらも果敢なかのんちゃんなのでした。

そう言えば、これは余談ですが、3年前くらいに1,300席くらいの文化ホールで地元の少年少女合唱団の舞台を観たことがありましたが、その合唱団のリーダーが小学校高学年くらいの女の子で、MCの時間になると彼女がステージ上で所属しているサークルの紹介とかを話したりするわけですが、その時の話しぶりがすごく明朗でハキハキしていて、「この子はきっと将来は立派な大人になるんだろうなあ。まったく可愛い殊勝な子だよなあ。」と、すっかり感心してしまったのを思い出しました。

ちなみに、今までに自分が一人で大勢の聴衆の前に立った経験については、100人くらいが自己最高記録です(^^;

それはさておき、ここのシーンはまだ第1話の続きです。

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かのん:「それ以来 大切な時ほど声が出なくなっちゃって。中学も合唱部入ってたんだけど大会とかはダメで。この学校の受験の時も…」

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             クゥクゥ:「歌が好きなのに?」
             かのん:「好きなのにね」

「受験に失敗」しても、かのんちゃんの場合はこのことによって彼女の人生で出会うべきものに出会えたようなので、これは「塞翁が馬」といった感じ???

希望する進路に進めたとしても、そこから希望する人生に進めるとは限らず、人生には希望を持ち続ける心の強さと、自分にとって意味の有るものと無いものを見分ける能力や、また必要が生じた時には我を忘れるくらいに一生懸命に、あたかも「イワンのばか」みたいになって生きてみることなどが大事になってくるでしょう。

何やらエラそうなことを語ってしまい恐縮ですが、ここから再び11話のストーリーの続きに戻りましょう。('ω')ノ

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          かのん:「ごめん。ちょっと待って」

 

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               かのん:「ちぃちゃん…」

 

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               かのん:「みんな…」

 

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             「…ラーラーラー、ラー♪」

仲間と手と手を取り合って、この場も何とか乗り越えられそうな、ひとまず安堵のかのんちゃんでしたが、ここでまた新たな試練のお知らせです(^O^)/

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    リエラちゃんのソロパート担当は満場一致でかのんちゃんに決定(^^♪

これを機に、ちぃちゃんは「かのんちゃんの本来の姿」を荒療治で復活させる意向をかのんちゃん以外のメンバーに伝えました。

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ちさと:「そのあとのライブもこの前の小学校の時もそう。かのんちゃんみんながいるから、一人じゃないって思えるから歌えるんだと思う」

 

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クゥクゥ:「それはよくないことなのデスか?仲間がいるから歌えるって素敵なことだと思いますけど」

 

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ちさと:「私もそう思ってた。でもね それって本当に歌えることになるのかな?ずっと今みたいな不安は消えないんじゃないかな?」

メンバーはいろいろと言い訳を作って、母校の小学校からの依頼を結局はかのんちゃんが一人で引き受ける状態へと持っていきました。

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かのんちゃんを一人にしてみんなで見送った後、ちぃちゃんは幼少期のかのんちゃんを知らない三人に、かのんちゃんの恐るべき潜在能力について語ったのでした。

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ちさと:「私ね、私小さい頃は何をしてもうまくできないと思ってた。自分は何をやってもダメですぐ諦めてた」

 

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     かのん:「最初からできないなんてそんなことあるはずないよ!」

 

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             ちさと:「でも…」

 

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       かのん:「私も一緒にやるから頑張ろう?せ~のっ!」

 

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ちさと:「あの笑顔はね、元気になる笑顔。安心して勇気が出て、見ている人が心から嬉しくなる笑顔」

 

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   ちさと:「私の知ってるかのんちゃんはそんな笑顔を持っていたんだ」

 

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ちさと:「だから今あの時のかのんちゃんを取り戻すことができたら、辛いことやうまくいかないことをいっぱい経験したかのんちゃんがあの時の気持ちを取り戻せたら誰にも負けないって」

   そして、青山南小学校にスクールアイドルさんをお招きする会(?)の当日

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       かのんちゃんには内緒で、実は会場に待機している4人

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   ここからは、かのんちゃんの「実存的、あまりに実存的」なシーンに突入。

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              かのん:「ちぃちゃん」

 

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             ちさと:「どうしたの?」


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かのん:「ありがとね。私みんながいたから歌えてた。それでいいと思ってた。でもそれじゃダメなんだよね」

 

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かのん:「誰かを支えたり力になるためにはちぃちゃんが頑張ったみたいに一人でやり遂げなきゃいけないんだよね」

 

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         ちさと:「うん。それに一人じゃない」
         かのん:「えっ?」
         ちさと:「いるはずだよ。あの頃のかのんちゃんが」

 

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     ちさと:《歌を全世界に響かせようとしていたかのんちゃんが》
     かのん:「私が?」

 

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かのん:「みんな!大丈夫だよ!歌は怖くない!楽しいものだよ!歌うのはとっても楽しいものだよ!」

 

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かのん:「みんなが頑張って練習してこられたのは歌うことが楽しかったからでしょ?」

 

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            かのん:「だから歌おう!楽しく!」

 

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             クラスメイト:「うん!」

 

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             かのん(女児):「怖い…」
             かのん(いま):「あっ」

 

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            かのん:「何でだろう…怖いよ…」

 

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           かのん:「そう怖かったんだ。あの時も」

 

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             かのん(いま):「それでも私は…」

 

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          かのん:「大丈夫。大好きなんでしょ?歌」

 

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               かのん:「フフッ」

 

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                 かのん:「んっ!」

 

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高校生になったかのんちゃんは、スクールアイドルとの出会いによって、ここ数カ月の間で内面的に劇的な成長を遂げることができました。そして今度は、これからトラウマを背負うことになる過去の彼女へと語りかけました。過去の自分と和解することによって、それまで彼女の心を縛り付けていた何かが吹っ切れたようです。 

かのんちゃんの場合は「現在の自分が過去の自分と和解する」ようなストーリーでした。いっぽう、µ's(ミューズ)さんの「ラブライブ!」TVアニメ2期第8話では、過去の幼少期の希ちゃんが現在の希ちゃんと和解に至るようなパターンになっていました。昔の希ちゃんが今の希ちゃんに向かって「よかったね!」と語りかけてきた感じでした。      

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またAqours(アクア)ちゃんのHAPPY PARTY TRAINのPVのストーリーでは、過去の幼少期の果南ちゃんが現在の果南ちゃんを励ますような展開になっていました。こっちは昔の果南ちゃんが今の果南ちゃんに向かって「元気出して!」と語りかけてきた感じでした。

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こうした場合分けに一体何の意味があるのかは自分でも不明ですが、これらのストーリーを自分自身の人生に当てはめてみると、現在の自分は何もかも全てが失敗しているような状態で、さらにこれまでに「恥ずかしい生涯を送ってきました」という思いが大変に強いので「現在の自分が過去の自分と和解する」ということはまず有り得ないような気がします。。。(^^;

それでも自作の過去記事を振り返ってみると、HAPPY PARTY TRAINのパターンは自分の人生においても現実味があるように思います。

自我の殻に閉じこもってしまうと、過去の悪夢にうなされたり、罪責にさいなまれたりして「失敗と挫折続きの罪と恥を重ねるだけの人生だった。今だってそうだ。こんな人生に生きる価値なんてない。死んでしまおう…」とか考えたりしますが、その一方で「世間の評価とは関係なく、死ぬまでに自分のなすべき仕事を果たさなければ…」という思いもあります。しかし思考や認識の主体が自我であるとはいえ、自我が「自己」の全てというわけではない。ここで一度、自我を超越して「いのちの立場」に目覚めてみる必要があります。

それはさておき、これからトラウマを抱えることになる運命の過去のかのんちゃんを優しく見送る現在のかのんちゃんでしたが、これからステージの方へと進んで行く現在のかのんちゃんは、内心ではきっと下の引用文にあるような覚悟を決めていたのだろうと思います。ちなみに、ここに記した文言はヘルマン・ヘッセ 高橋健二 訳『デミアン』(新潮文庫)からの引用です。

ああ、いまにして私は知った。この世の中で人間にとって、自分を自分自身に導く道を行くより、心にさからうものはないということを。

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     ひとり舞台に立ったかのんちゃんは「私のSymphony」を独唱(^^♪

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かのんちゃんが独唱で1コーラス歌い上げたところで、ちぃちゃんが感極まって、かのんちゃんに向かって反重力フライングボディアタック(?)、そして他のメンバーもステージの上へと乱入(???)

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5人でステージに立って「私たちの歌を聴いてください!」と観客にあいさつしてこのエピソードは幕を閉じました。しかし青山南小学校のリエラちゃんのステージは、たぶんここから「私のSymphony」の2コーラス目に入って、観客を巻き込んで「ララララ ラララララー♪ さあ!ララララ ラララララー♪」と会場全体が盛大に白熱したことが容易に想像されます。過去の個人的な体験からしても、きっとそうなったものと思われます(^o^)

去年の10月から今年の1月にわたって、リエラちゃんの1stライブツアーに配信組と現地組で9公演ほど参加して、個人的には、伊達ちゃんソロVer.の「GOING UP」がすごく好きでしたが、観客席の様子まで含めると、今思えば「私のSymphony」のここの数秒のところが最も印象に焼き付いたような気がします。ここのフレーズについては普段の日常生活でも口ずさんでしまうことがあります(笑)

これを2,000人でやって、8,000人でやって、そのうち55,000人でやれる日が来るんですかね? 来るといいですね! その頃には観客の皆さんも一緒に歌える世の中になっているといいですね!(^ω^)

歌は息の力。話によれば、「息の力」は「いのち」の語源とも言われている・・・これは前にも言いましたか。。。で、なんでここで言う!?(゚Д゚)ノ

それで何か言いたいかというと、それはつまり、今になって第1話を振り返ってみると、クゥクゥちゃんの熱烈な働きかけによって、かのんちゃんはついに「存在の根源」にまで触れて「本来の自己」に目覚めることになりました。そこで得た境地というのは、いわゆる「いのちの立場」とも言えそうなもので、このことはもしかすると自分が5年ほど前に投稿した過去記事に書いたこの文章の内容と重なるところがあるかもしれません。

……有限で儚い存在であるわれわれは「永遠の生命」に触れることとなり、――それは、閉塞的な動物的個我が「大きないのち」に触れることによって「小さないのち」が解放される瞬間でもあるが、――そこでわれわれは安心立命の境地を得て、それを基盤にして再び新しい物語が始まる・・・

  

TVアニメ1期の第1話で、スクールアイドルとの出会いによって、ついに覚醒の境地へと至ったかのんちゃん。それが「スーパースター!!」の物語の始まりでした。

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第3話になると、クゥクゥちゃんを巻き込んで、そのことをさらに鮮明に体験することができました。観客の一人一人のペンライトの灯りが「大きないのち」となって、ステージ上にいる二人にとっての「心のともしび」となったわけですね(^ω^)

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そして第11話は、かのんちゃんの「私を叶える物語」回となりました。ここで歌われた「私のSymphony」は大変に象徴的でした。かのんちゃんはここで「自分を自分自身に導く道」の真理について、自ら悟るまでに至ったようです。
TVアニメ1期を振り返ってみると、この「私を叶える物語」については、第1話・第11話が「かのんちゃん回」で、第4話・第10話が「すみれちゃん回」、第5話・第6話が「ちぃちゃん回」、第7話・第8話が「恋ちゃん回」であったのは明白でした。しかし、明確に「クゥクゥちゃん回」と言えそうなエピソードは自分にはよく分かりませんでした。TVアニメ2期は、もしかしたらクゥクゥちゃんがメインヒロインになるのかもしれません。知らんけど(笑)

ここまで見てきたことをまとめてみると、この作品の主要なテーマとなっている「私を叶える物語」についてですが、これは単に自我の欲求を満たすことを意味しているのではなく、その本質まで迫れば、――自我の立場から「いのち」の立場――このことが実質的な内容をなしているように思われます。

「私を叶える」と言いつつも、それを根源的なレベルまで掘り下げていくと、実はトランスパーソナルな普遍的な領域へと行き着くことになる。何ともパラドックスな話ではありますが、たぶん、これは真理です。とはいえ、何やら神秘的な真理です。

真の意味での「私を叶える物語」とは、自我の欲求を満たすだけの皮相的で現象的な中身に乏しい人生を謳歌するというよりも、いわば「深きいのちへの目覚め」であり、それによって「安心立命の境地」へと至ることを本質的な内容とする。それは人生における一つの到達点ではあるが終着点というわけではなく、むしろ新しい人生の出発点である。――「真の自己実現」とは、きっとそういったものでしょう。再びやり直せるところに希望があります。自由と平和の原理がここにあります。

また、それは己の独力だけでは決して成し得るものではなく、助け合える仲間や手助けしてくれる「他者」の存在を必要とします。他力本願、南無阿弥陀仏。。。

ちなみに、ここで言う「他者」というのは何もリアルな人間関係の範囲に限定されるわけではありません。生物・無生物、自然・超自然、現実・虚構などの別を問わず、外界に存在・実在するあらゆる事物・森羅万象が何かのきっかけで自分にとっての「他者」となり得る可能性を有しています。

自我の殻に閉じこもることなく、心が「世界」に、言い換えれば「いのちの立場」に向かって開かれていることが大事だと思います。

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          のぞみ:「うちだって、他者なんやで。」

結局のところ、「私を叶える物語」と「みんなで叶える物語」は過程や段階の違いであって、目指している地平は全く同じ場所にあるのだと、そのように思います。

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【#12 Song for All】

  

    これはTVアニメ1期の最終話に相応しいライブシーンでした(^^♪

第12話は「Starlight Prologue」のライブシーンに向けてストーリーが出来上がっていくような内容となっていましたが、「結ヶ丘女子高の生徒たちが総力を挙げてつくり上げたLiella!のライブ。さて、その結末やいかに?」みたいな感じで、ラストのシーンはTVアニメ2期への橋渡しにもなっていました。  

そしてまた「なぜ勝ちたいのか? なぜ勝たなければならないのか?」という人生哲学的なテーマを問いかけてきたりもしました。ストーリーの中ではかのんちゃんにとっての問題として扱われていますが、この哲学的な問いには普遍性があります。

 

ここから第12話のストーリーの内容に入って行くと、まずは東京大会地区予選を突破して東京大会出場に向けてさらに練習に気合の入るLiella!(リエラ)ちゃん。

        ちぃちゃんは容赦なき熱血スパルタ鬼コーチとなり、

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        ちさと:「ありゃ?気合い入りすぎちゃった?」
        クゥクゥ「足が棒ですぅ~!」

第11話でついにパーフェクト・ビーイングへと完全体となったかのんちゃんは、しまいにはこんなことを言い出す始末。それにしても、おれの人生にも再びこんなセリフが言えるような日が来るのだろうか。。。(´・ω・)

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かのん:「何か頑張った分だけできるようになっていくのって楽しいなって思って」  

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第7話で恋ちゃんが背負っていた重荷も急転直下で解決に至ったようです。今は天国の住人となられた恋ちゃんママの花さんも目を細めておられることでしょう。(´ω`)

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              れん:「お父様…」

         すみれちゃん、今回のプリティスマイル(^ω^)

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 すみれ:「ギャラクシー!私がセンターの歌で…センターを務めた私の歌で…!」     

        クゥクゥちゃんも可愛くポップにノリノリ(^^♪

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      クゥクゥ:「このまま一気に優勝まで駆け上がりましょう!」        
      れん:「東京大会の概要は発表になったのですか?」
      クゥクゥ:「今夜発表デス!」

下校時に市街地の中にあるアジトへと場所を移して会議を続ける5人。このファンシーな内装のお部屋はクゥクゥちゃんのアパートでしょうか?

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        《ついにラブライブ東京大会です!日程はこちら!》

 

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《メリークリスマース!ウォッホッホ!今回はリモートでそれぞれの学校ゆかりの場所からの生中継!それをオンラインでリレーしていきます!》

 「自分たちのステージは自前で調達しろ」という、これもまた過酷な課題(;´Д`)

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クゥクゥ:「クリスマス東京決戦デス!今回のルールはかなり特殊デス。自分たちのステージは自分たちで用意しないといけません」
かのん:「どこがいいんだろう?」

 

かのんちゃんが家に帰り着くと、アポなしで飛び込みのお客様がお待ちになっておられました。かのんちゃんの自宅は喫茶店なので、そういった意味でもお客様(^o^)

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              かのん:「ただいま~」

 

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             ゆうな・まお:「おかえり~」
             かのん:「ええっ!?」

 

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          かのん:「摩央さん!悠奈さん!?」
          ゆうな:「パー!」
          まお:「久しぶり。東京大会に向けて買い出しにね」       
          ゆうな:「遊びに来ちゃった!」

  

さて、ゆうちゃんの「パー!」は陽気で軽快な情熱の「パー!」でしたが、こちらの「パー!」はファンキーでヘビーな情念が渦巻くような「パー!」(1981年)

昭和のテクノ伝説と言えば、YMO・・・IMOではありません。

  

2月2日には”サニパ”ことSunny Passionさんの「HOT PASSION!!」がリリースされました。おめでとうございます(^^♪

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ここからは哲学的な問いのコーナーとなりました。TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」はやはり教育番組!?

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     ゆうな:「さすが本番も近いから練習にも熱が入ってるみたいね」
     かのん:「はい!入学希望者も増えたみたいで今とても楽しいです!」       
     ゆうな:「パー!それがいっちばん!」
     まお:「お互い正々堂々最高のステージにしよう」

 

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           ゆうな:「でも勝つのは私たちだよ」
           まお:「君たちに負けるつもりはない」

 

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           かのん:「わ、私たちも負けません!」

 

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         ゆうな・まお:「ん?」
         かのん:「すみません!偉そうに言ってしまって!」

 

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                かのん:「あの…」

 

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まお:「意味?」
かのん:「はい。みんなは”優勝だ。勝ったら全国だ”とか言うんですけど私は歌で勝ったり負けたりってあんまり…」

 

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ゆうな:「じゃあ私たちに負けても平気ってこと?」
かのん:「いえ。いい歌を歌いたいって気持ちはあるんです。みんなとたくさん練習して最高のライブを目指したい」

 

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かのん:「でも私ずっと歌えないかもって不安があったから自由に表現できるだけでもう本当はそれだけで幸せで…」

 

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まお:「なるほどね」
ゆうな:「君の言うことは分かるよ。歌は競うものじゃないかもしれない。自分一人でも楽しめるしね」

 

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ゆうな:「だとしても競い合うことでより高め合うことができる。実際ラブライブが行われることによってスクールアイドルのレベルは格段に上がったと言われてるんだ」
かのん:「そうですか…」
ゆうな:「納得いかない?」
かのん:「いえまだそこまで気持ちが…」

 

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まお:「大丈夫。ラブライブで歌えばすぐ気付くはずよ。なぜみんな勝ちたいか。いや勝たなきゃって思うのか」

 

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             かのん:「なぜ勝ちたいか…」

この問いに対する答えについては、このエピソードの終盤になって身をもって知ることになるかのんちゃんなのですが、それにしても、ここのシーンになぜか神モブの三人組。彼女たちにはセリフはありませんが、「あそこにいるのかのんちゃんじゃない?」「何見てるんだろ?」「このことはかのんちゃんには内緒にしとこうよ」みたいなやり取りを交わしてたんですかね?

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そして翌日。スクールアイドル部の5人が東京大会で披露するライブの舞台セットについて会議しているところに神モブの3人組が登場。

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ななみ:「そこまで!」
かのん:「えっ?」
やえ:「ステージのことは私たちに任せてかのんちゃんたちは練習に集中!」

 

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かのん:「でも…」
ここの:「準備に忙しくてちゃんと歌えなかったりしたら私たちが後悔するの」
ななみ:「私たち1年生だけだからさ他の部活が大会に出たとしてもすぐ負けちゃうんだよね」
ここの:「その中でかのんちゃんたちはここまで頑張ってる」

 

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やえ:「かのんちゃんたちはこの学校の希望なんだよ。だから応援させてほしいの」
かのん:「みんな…」

ここで、大会用のステージづくりについては学友たちの方でやってくれる段取りとなりました。感動のライブを目指して一致団結えいえいおー!!! うーん、美談。

  そしてここからは1期の最終話にふさわしい感動のクライマックス!!(≧▽≦)

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                    やえ:「かのんちゃん!」

 

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        かのん:「あんまりなんじゃない!?」
                  やえ:「違うの!」

 

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           やえ:「すごくいいステージが出来そうだよ!」

         ここの:「ここよりもっとすてきな場所!」


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               かのん:「ん?」

 

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               かのん:「これって…」

 

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        ななみ:「この道を進めば」
        やえ:「かのんちゃんたちのステージが待ってる」
        ここの:「結ヶ丘のみんなで用意した最高のステージが」

 

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             クゥクゥ・れん:「わぁ…!」

 

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           ここの・ななみ・やえ:「頑張れLiella!」

 

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              学友:「恋ちゃ~ん!」

 

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              学友:「千砂都ちゃ~ん!」

 

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             学友:「すみれちゃ~ん!」

 

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              学友:「可可ちゃ~ん!」

 

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             学友:「かのんちゃ~ん!」

 

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             学友たち:「頑張れ~!」

 

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             学友:「いけ~!」
             学友:「ファイト~!」

 

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             学友:「急がなくても大丈夫!」
             学友:「足元気をつけて!」

 

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かのん:「すごい…!」
ここの:「学校のみんなで街の人に頼み込んだの。そしたらこの時間だけ自由に使ってもいいって」
ちさと:「ここで歌えるの?」

 

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      ななみ:「うん!街の人も協力してくれたんだ!」
      やえ:「私たちだからできる私たちにしかできないステージ」

 

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        ここの:「さぁ見せて!Liella 5人の最高のライブを!」
        かのん:「うん!」

 

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結ヶ丘の生徒たちが総力を挙げてつくり上げた至れり尽くせりの心温まる煌びやかな渾身のステージでしたが、残念ながら全国大会出場までは果たせませんでした。。。

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これに対して、全国大会出場を果たしたのはリエラちゃんの良きライバルであるサニパさんでした。この世界線ではサニパさんのステージは神津島村観光協会とタイアップして島民が総力を挙げてつくり上げた、ということになっているのでしょう。

背負う看板が大きい分だけ使命感も桁違いに重くなってくる・・・みたいな!?

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《コングラチュレーション!全国大会に出場する東京地区の代表はサニーパッションです!》

ここからは全国大会に出場できなかったことに対して、かのんちゃんや学友らが遺憾の意を述べるくだりとなりますが、その内容はどこか貴族的な精神すら感じさせるものでした。精神的に賤民のレベルだと、こんな発言は到底あり得ません。。。

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      かのん:「ダメだった。ごめん…」
      ななみ:「ううん。ありがとう。最高のステージだったよ」
      ここの:「私すごく誇らしくて感動した!」

 

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        ここの(?):「ごめんね…勝たせてあげられなくて…」

 

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かのん:「せっかくみんなが協力してくれたのに何もお返しできなかった。みんなが協力してくれたのに何も返せずおしまいになっちゃった!」

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かのん:「私勝ちたい!勝ってここにいるみんなを笑顔にしたい!”やった”ってみんなで喜びたい!」

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     かのん:「私たちの歌で、Liellaの歌で、結ヶ丘の歌で優勝したい!」

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              かのん:「いや優勝しよう!」

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かのん:「結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル Liella!これからもっともっとたくさんの人に歌を届けよう!」

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          かのん:「Song for Me!Song for You!」
          リエラちゃん:「Song for All!」

ところで、故人となられた恋ちゃんママの花さんは、今回の事の始終を天国から傍観されて大変に喜んでおられたことでしょう。「これが私が夢に見た理想の学校。娘もよい友達に恵まれてよかった、よかった。いいぞ、もっとやれ!」みたいな(^ω^)

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さて、ラブライブ!東京大会に初出場でありながら2位にまで登りつめた新星リエラちゃん。それだけでも十分に輝かしい成果を収めたと言えそうなものですが、しかしここは愚民どもがうごめく畜生道などを遥かに超越した精神的な貴族たちの世界線

「なぜ勝ちたいのか?」という問いも精神的に賤民なレベルの発想では自己中心的な解答に終始してしまいそうなものですが、しかしここにいる彼女たちは、それとはちょっと訳が違うぜ。(・ω・)ノ

「全国大会に行けなかった、相手に負けて悔しい」というのもあるとは思いますが、それよりも増して「みんなの期待に十分に報いることができなかったことが悔しい」ということだそうです。崇高ですね。やはり教育番組ですね。(^o^)

 

「1期の最終話は、とりあえずキレイにまとめて次に続けたなー」くらいに思っていましたが、現実世界の底辺層の社会では、自分が優位に立ちたいがために平気で相手の足を引っ張ったり、会話をすればやたらとマウントを取りたがるようなバカどもが日常事となっていて、そこまで考えが及ぶと、この「精神的貴族のユートピア」な物語がいよいよ教育的に意義の深い内容に思えてきたりします。

現実世界に生息する精神的な賤民の愚民ども、あるいは己に対する訓戒として、このエピソードは「理想的なあるべき姿、模範的なモデル」を提示した。そのように解釈すると、理想化された虚構の世界の物語にも「虚構は現実の姿ではなく、真実の姿を写す鏡」といった意味でリアリティーを感じ取ることができるでしょう。

 

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」1期の第11話では「私を叶える物語」に一応の区切りをつけ、第12話では「みんなで叶える物語」の展開となりました。TVアニメ2期は「みんなで叶える物語」のエピソードが中心になってくるんですかね? 楽しみにして待っています。(^ω^)

それで、ここで今回もまた「マズローの欲求5段階説」の図が登場するわけですが、これを見ると「私を叶える物語」は「自己実現の欲求」に該当し、「みんなで叶える物語」は「超越的な自己実現の欲求」に該当しそうです。

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ラブライブ!シリーズ」の物語というのは基本的に、欠乏欲求から成長欲求へと「超越せよ!」みたいなところがあって、それが根幹的なメッセージになっているのではないかと、そんなことを考えることがあります。

さて、マズローの仮説では、下位の欲求が満たされてから上位の欲求が発生する、というのが基本的な考え方だったと思います。

人間というのは「社会」の中を生きながら同時に「世界」の中を生きています。人間にとって「社会」というのは表面的で現象的なもの、「世界」は根源的で本質的なものだと思います。

それで何が言いたいかというと、社会的な地位や名声などの目立った承認が「社会」の方から得られなくても、「生かされている自分」に気付き、それが実感できるようになると承認欲求は自ずと満たされる。「社会」からの目立った承認がなくても「世界」からすでに無言の承認を受けているから、そこで欠乏欲求から成長欲求へと超越できるパターンもあり得る。そういった理屈も成立するように思います。

このへんに関しては、哲学的あるいは宗教的な「世界」についての気付きと学びが、いよいよ大事なことになってくるでしょう。

そして、過去の悪夢にうなされながらも、罪責にさいなまれながらも、――そうした人生の中においてでさえ、たとえ一時的であるにせよ――時として、それをも超越して、人生の残された時間で、一度きりの人生で、自分が己の人生でなすべき「仕事」をなさねばならない。

 

今回の記事は以上です。画像の貼り付けがやたらと多く、内容の方は至って乏しいものとなりました。。。(^^; それでは皆さん、ごきげんよう(^o^)/

【前回の続き】【ラブライブ!スーパースター!!】【雑談】【都市空間とアメニティ】勝山公園(福岡県北九州市小倉北区)を歩く回

皆さん、こんにちは。(^o^)

  きょう、1月23日はこういうことらしいです。おめでとうございます(^^)v

 虹ちゃんのユニットでファンミーティングのイベントも開催されていた模様(^^♪

それはさておき、、今回は前回の記事の続きです。

Liella!(リエラ)ちゃん1stライブツアー「ラブライブ!スーパースター!! #Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~」は1月8日(土)・9日(日)開催の宮城公演で10都市20公演を無事に完走されたようで、おめでとうございます!!

1月15日(土)・16日(日)には東京で追加公演も開催されました。会場となった東京ガーデンシアターはキャパ約8,000人のハコだそうです。ツアーでは2,000人規模の会場を回ってきたLiella!ちゃんでしたが、1stライブツアー・ファイナルの特別公演ではサニパさんのお二人がゲストで出演したり、ラストを盛大に締めくくることができたようで、こっちの方もおめでとうございます!!

そして今回のツアーの千秋楽となった宮城公演は、宮城県出身である伊達ちゃんの凱旋公演でもあって、さらに重ねておめでとうございます!!(≧▽≦)

宮城公演のDay1では、たしかラストのMCだったか、その時にキャラメンバーである唐 可可(タン・クゥクゥ)ちゃんが仙台のご当地ネタになったりしました(^ω^)

ここで宮城公演のセトリについてですが、Day1ではツアーのこれまでの公演と同様のパターンでしたが、Day2ではアンコールの曲目が千秋楽特別Ver.になっていました。

en1.「Tiny Stars」(アコースティックVer.)

en2.「この街でいまキミと」

en3.「Departure」(「リエラのうた」より)

アンコールの「Tiny Stars」では、な、なんと!なな、なんと!ななな、なんと!  伊達ちゃんがアコギの弾き語りを披露して、Liyuuちゃんと歌っていました!!(^^♪

伊達ちゃんは「かのんちゃんに少しでも近づきたくて…」ということでアコースティックギターを習い始めたとのことでした。殊勝な心掛けですね!(^^)b

ここのMCではまた、それぞれのキャストのメンバーがそれぞれの担当キャラに対する思い入れについて語る場面もありました。理想化された虚構のキャラと現実を生きるキャストの皆さん。これはつまり「イデアと実存」の探求!?

また、1月9日は唐 可可(タン・クゥクゥ)ちゃん役の”りーちゃん”ことLiyuu(リーユウ)ちゃんのお誕生日だったということで、Liyuuちゃんは個人的に好みのするタイプだったりもして、おめでとうございます!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡

Liyuuちゃんは2月にソロコンサートを開くらしいです。がんばれー!!

ところで、宮城公演と東京追加公演について自分は、前者は両日とも配信で参加しましたが、後者はDay2のみ配信で参加しました。

東京追加公演ではセトリの一部が追加公演の特別版になっていたようで、「常夏☆サンシャイン」の後に、通称”サニパ”ことSunny Passion【柊 摩央(CV.結木ゆな)、聖澤悠奈(CV.吉武千颯)】さん「HOT PASSION!!」が2月2日のリリースに先がけて披露されました(^^♪

また、アンコールでは「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」タイアップ企画のLiella!曲となる「Shooting Voice!!」と、2021→2022カウントダウンライブのテーマ曲となった「LIVE with a smile!」が演じられました。

東京追加公演はキャパ8,000人規模の会場で開催されましたが、ステージのセットはこれまでの10都市20公演のツアーと変化はありませんでした。

今回のライブツアーでは、出演者の公演中の水分補給はステージ上ではなくセットの裏に回って行われていたようでしたが、その関係なのか、序盤と中盤のMCではメンバーが交代でセットの裏の方に入って行って、舞台でのトークが一時的に3人組で行われたり2人組で行われたり、そんな状態ができました。

東京追加公演Day2の中盤のMCでは、ぺい子となぎおのコンビが「禁断のセカイ」(?)みたいなムードを醸してしたのがよかったです、ね!(^o^)

Liella!のメンバーの中では何かとおちゃめな青山アナですが、この度は独自の配信番組を持つことになったらしく、おめでとうございます(^ω^)

ここで余談ですが、Liella!(リエラ)ちゃん1stライブツアーの私的な参加状況のトータルな結果については、配信組で参加したのが群馬Day1、岡山Day2、大阪Day2、福岡Day2、宮城Day1・Day2、東京追加Day2の7公演となって、現地組では福岡Day1・Day2の2公演となって、合計で延べ9公演に参加しました。リエラちゃんメンバーと関係者の皆さまには、この度はいろいろとお世話になりました。ありがとうございます。

今後は、Aqours(アクア)ちゃんの6thライブが名古屋で2月12日(土)・13日(日)、埼玉で3月5日(土)・6日(日)に開催されて、リエラちゃんの2ndライブが横浜で3月12日(土)・13日(日)、名古屋で4月2日(土)・3日(日)に開催される予定になっているようです。双方のライブの日程が重ならないようにうまく出来ていますね(^ω^)

個人的な予算的・時間的な事情では、AqoursちゃんとLiella!ちゃんとそれぞれ2公演ずつ配信組で参加したいかなーと、今のところそのように考えています。

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さて、ここから前回の記事の続きに入りましょう。

リエラちゃんの1stライブツアーでは、2021年12月4日(土)・5日(日)に福岡公演が開催されたのでした。開催場所となったのは北九州ソレイユホール北九州市小倉北区)ということでした。

下の地図で紫色で囲った位置にあります。ここまでたどり着くのに徒歩で行くとなると、JR西小倉駅から約15分(約1㎞)、JR小倉駅からだと約30分(約2㎞)を要するらしいです。

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ソレイユホールのすぐ近くには勝山公園という親水景観を含むアメニティな公園があります。僕はこの拙いブログ記事以外にも自身の創作による小説らしき作品(←これも拙い)とかも公開しているわけですが、その作中ではとある公園が主要な舞台となりました。そしてその公園は上の勝山公園をモデルにしたものなのでした。

リエラちゃん1stライブツアーの福岡公演は、つまりのところ、個人的に聖地としている場所のすぐ近くでやってくれたので、そういった意味においても、なかなか感慨深いものがありました。

この拙い駄作は「世俗的な幸福主義」VS.「イデアと実存の探求」が主要なテーマとなっています。またこの作品は、主人公が自己中心的な人生観の限界に直面することによって「世界」という概念の認識に目覚め、そこから現実世界に対して虚構の意義や役割を説くような内容となっています。これでは全く一般ウケしません(笑)

イデア」と「実存」の探求は、これまでに自身のブログでも追い続けてきたテーマであります。言い方を変えれば、これは「真実存在」と「現実存在」の探求、「真・善・美」と「自己」の探求といったことにもなります。

現実世界(=事実の世界)とメタ現実(虚構)の世界(=真実の世界)とが互いに影響しながら、個人の人生はそうやって創造されていくものなのだ。――そういったメッセージを発信しているつもりです。この主張は結論的には、福祉国家が努力目標としている「最大多数の最大幸福」の増進に寄与するものと思われます。

その根拠について述べてみると、これはあくまでも現実を見る目がそこそこ鍛えられていることが前提となりますが、そこからさらに虚構を見る目が鍛えられると、すなわち形而上学(けいじじょうがく)の訓練が実施されると、結果として「世界」を見る目が鍛えられることになります。そこから「世界」の豊穣がさらに開けてきます。そしてその効能として、あくまでも「内面的に」ではありますが、個人の人生にある種の豊かさをもたらしてくれることになるでしょう。

しかし、現実を見る目が鍛えられないまま、虚構を見る目だけが鍛えられてしまうと、カルトや陰謀論に陥ったりします。安易な合理化は禁物です。気を付けましょう。

以上、ここでは「カラダの中からキレイになる」と同様に「ココロの中から豊かになる」ためのメソッドを紹介しました。「色即是空。空即是色。」あるいは「現実に対する透徹した認識があっての温雅な詩情」――要は、そういうことですか(^o^)

  

ところで最近、YouTubeで「メタバース」という新語を見かけました。これがIT業界の有名企業から注目されているという話で、それの解説動画もいろいろとアップされているようです。「メタバース」とは「メタ(超)」+「ユニバース(世界)」という意味の造語で、直訳すれば「メタ世界」「超越世界」ということになります。

「メタ世界」と言うと、現実界に対する「イデア界」という解釈もできて、「メタバース」の観念自体は大昔から存在しているものだと思いますが、今回注目されているのは「技術的な進歩によって、現実世界における既存の社会的・経済的活動によい変化が起こるかもしれない」という点においてでしょう。

  

自作の駄作では、物語の最後の方で主人公が「いのち」の立場からすれば現実世界も虚構の世界も等しく観念。――という確信に至るわけですが、現在のところ、そのへんで筆が止まった状態です。自他ともに認めるであろう完全な失敗作ではありますが、そろそろ続きを書いて、この作品をひとまず完結させて次の作品に着手したい思いを徐々に募らせている今日この頃です。。。(^^;

なお、上述の見解については、作品よりも先に1年くらい前の過去の拙記事で語ったことでもありました。中島義道の『明るいニヒリズム』という哲学的エッセイの影響を受けて、まずは作者自身がそのような確信に至ったのでした。

ここで得られた確信というのは、考えてみれば「メタバース」が成立する思想的背景をなしているとも言えるでしょう。

将来的に「メタバース」の概念がさらに市民社会に普及・浸透することによって自作の駄作がもし報われでもしてくれたら、これもまた福祉国家が掲げる理念である「最大多数の最大幸福」の増進に貢献できるはずなのだが。。。(´-ω-`)

  

        「完璧世界」の主題もまた「メタバース」!?

  

      こちらは「バーチャル空間に転送されてライブなう」!?

  

それはさておき、自作の駄作のストーリーの根底にはAqours(アクア)ちゃんの「HAPPY PARTY TRAIN」とlily white(リリーホワイト)の「乙姫心で恋宮殿(おとひめはーとでらぶきゅうでん)」が流れていたりするのでした(^^♪

  

そう言えば、星空 凜ちゃん役の飯田里穂さんは、最近になって結婚されたらしいですね。おめでとうございます(^^)v

それで、作中の登場人物でヒロイン的な存在となった「白川ゆり子」さんについても言及すると、キャラクターのコンセプトはlily whiteをモチーフにしました。なぜリリホワなのか?と言うと、私的な「Lovelive! Days」が決定的となったのは、実を言うとこのへんにあったりするので、まあ、リリホワへのオマージュのつもりです(^^;

またヒロインの容姿に関しては、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期13話に登場するモブ子さん(矢印)をモデルにしました。いかにも「白川ゆり子」っぽいキャラに見えたもので。。。もし名前が「白玉ゆき子」さんだったら、左後ろの子をモデルにしていたかもしれません(笑)

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自作の駄作の第2部が公開までたどり着くことができたのは去年のGW明けあたりでしたが、7月に「ラブライブ!スーパースター!!」のTVアニメが放映されるようになると、自作のヒロインが何だか、かのんちゃんをユルくした感じのようなキャラに思われたのでした。。。(^^; 

しかしながら、僭越ではありますが、自作のゆり子さんについては、おかげさまで、しおらしく健気なキャラが描けたと思います(^o^)

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ここで虚構の世界の話から現実世界へと戻って、勝山公園を地図に記した番号順に聖地巡礼(?)してみましょう。

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         空中写真でみると、こんな感じ(^ω^)

ここで念のために断っておきますと、本記事のここから先に貼った写真画像については、撮影の時期にばらつきがあります。これらの写真はおよそ2019年7月~2021年12月の間に撮影されたものです。

[1]

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この地点は橋の上となりますが、この橋は「中の橋(太陽の橋)」と呼ばれているそうです。写真は前回の記事からの再掲です。(上下の画像ともに2021年12月4日撮影)

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[2]

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勝山公園大芝生広場の手前の場所になります。はるか前方に市立中央図書館の建物があります。左手の建物は小倉北区役所です。手前にある「降りチャリ 押しチャリ」の表示は北九州弁と掛けたものです。(2021年12月30日撮影)

[3]

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地図の[3]の地点から[2]の地点の方を振り返ってみます。両地点では建物の1~2階ていどの高低差がありますが、この写真ではあまりピンときません。。。(^^; (2021年12月30日撮影)

 

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前方には中央図書館・子ども図書館・文学館の建物があります。個性的な特徴のある外観をしています。(2021年12月30日撮影)

 

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[3]の地点から歩道の右側の方を回ってみると、まず手前に花壇があります。立方体の形をした建物は北九州市役所で、その左後ろに小倉城が見えます。小倉城の背後にはリバーウォーク北九州(市街地再開発地区)のビル群が立ち並んでいます。地味にカラフルです。さらにその背後に聳(そび)えている黒い柱状の高層ビルは何の建物か分かりませんが、おそらくタワーマンションでしょう。また、写真右手の茶色と白色の2棟の建物は「井筒屋」という小倉の老舗デパートとなっています。(2021年12月30日撮影)

 

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次は場所を変えて、紫川の対岸(右岸)から眺めた様子です。(2021年1月31日撮影)

余談ですが、リバーウォーク北九州のたしか黄色の建物だったと思いますが、そこには「T・ジョイ リバーウォーク北九州」が入っていて、ライブビューイングの時にはよくお世話になりました。ああ、懐かしい。(´ω`)

 

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先述の花壇は、季節の花が植えられています。晩春から初夏にかけてはこんな感じに数種類の花々が咲きあふれていました。手前にある表示板によると、青はネモフィラ、黄色はムルチコーレ、白はノースポールという品種でした。(2020年4月29日撮影)

 

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いっぽう、秋の好時節には、マリーゴールドの花が黄色や橙色の鮮やかな彩りで咲きこぼれるのでした。(2020年10月18日撮影)

  

この花壇の中に立ち入れば、何だか体の底の方から力強いよろこびが湧き起こってきて、「未来予報ハレルヤ」な気分になれるかも!?(^ω^)

[4]

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中央図書館・子ども図書館・文学館の建物の正面はこっちの方になるらしいです。(2020年12月5日撮影)

 

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  館内に展示してある模型では、こんな感じになります。(2021年3月14日撮影)

 

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花壇の真下は車道のトンネルとなっています。歩道とは分離されています。(2021年12月30日撮影)

 

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図書館・文学館の建物と[3]の地点の間に架かる歩道橋に立っています。ここから車道と分離された歩道の方を眺めてみます。前方に見えるのは城郭だった頃の名残なのか、公園の一部には石垣になった箇所も存在します。(2020年9月20日撮影)

 

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下に降りて建物と歩道橋の方を見上げると、こんな感じです。文学館側の方に大きな丸い窓がありますが、あれは建物の内部では壮大なステンドグラスとなっています。(2020年12月5日撮影)

こういうのは建築オタクたちにとっては大変に興味を覚える建築物だと思います。建物内部の構造やステンドグラスのデザインなどは下の記事で見ることができます。

[5]

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先述の歩道橋から見えた陸橋は「城内橋」という名称が付けられていました。ここはその橋を渡ったあたりの地点です。左側の道に進むとソレイユホールの方に通じます。右側の道は図書館の建物の裏を通ります。(2021年12月30日撮影)

 

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公園内には、こういった感じのベンチが随所に設置されています。(2020年4月29日撮影)

[6]

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この場所には「平和祈念碑」というモニュメントが建立されています。(上下の画像ともに2021年12月4日撮影)

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勝山公園とその周辺の敷地は、今の日本国が大日本帝国だった時代には国内有数の規模を誇る軍需工場となっていました。そのことを話題にした記事を5年ほど前に投稿したことがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

[7]

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2021年12月現在、図書館の建物からほど近い場所に「平和資料館」という施設が建設中でした。設立の趣旨について、次のように説明されてありました。(上下の画像ともに2021年12月5日撮影)

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ここは前回の記事にも登場した、図書館の建物に入居しているカフェ「ラポール 中央図書館」です。ここからはこの店について語っていきましょう。

f:id:marronkun172:20211231003902j:plainネットの情報によると、この店は精神障害者支援のNPO法人が運営しているらしく、2016年にオープンしたということです。(2021年12月4日撮影)

自分がこの店を初めて訪れたのは、写真画像のデータによると2019年6月30日となっています。その時は店内で勉強をしている学生が少なからずいたような記憶がありますが、2020年7月にコロナ休業から営業を再開した時には、彼らの姿を見かけることはなくなって、この店本来の落ち着きのある姿を取り戻したように思われました。勉強ではなく読書や思索をするには良い場所だと思います。

客層については、家族連れや中高年・高齢者のお客さんの割合が比較的多そうなのがこの店の特徴と言っていいかもしれません。

 

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全面ガラス張りの窓からの眺望は良好で、公園の敷地や対岸の市街地とその背後にある小高い山々まで見渡すことができます。日本のどの都市でも見られそうな、いわゆる月並みな美ではありますが、ここから見える景色に眺め入ってしまうお客さんもそれなりにいるようです。あ、おれも。(2020年12月5日撮影)

 

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撮影データによれば、この店に初来店したのは2019年6月30日のことで、その時はトマトのサンドイッチとアイスコーヒーを注文したようです。

 

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その1週間後(2019年7月7日)にまた来店して、その時は焼りんごとアイスコーヒーを注文したようです。その時に店内の書架に置いてあった中島義道『明るいニヒリズム』は後々になって、自分にとって悦ばしい知識となりました。(´ω`)

 

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アップルパイはいつも置いてあるメニューではないみたいなので、ショーケースに置いてある姿を見かけることができたらラッキーです。(2020年9月19日撮影)

 

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この店で一番の人気メニューは「季節のランチ」(一日数量限定、税込500円)であると思われます。個人的に見たところでは、11時から提供が開始されて正午には完売してしまうようです。

ご飯、おかず、サラダ、カップスープ、プチデザートが付きます。これで500円(税込)です。成人男性にとってはご飯の量は少なめに思われますが、それでも消費者側のコスパは高いです。おかずは週替わりとなっていて、ハンバーグだった時にはなぜか知らねどラッキーな気分になります。(2020年7月5日撮影)

 

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それほど食欲が湧かない時、野菜類を多めに摂って穀類の摂取を控えたい時には「サラダサンド」というメニューもあります。サラダの具にチキン、バゲット、スモークサーモン、輪切りのオレンジなどが入って、オリーブオイルとバジルのドレッシングをかけてフォークを使って食します。うーん、ステキ。(^o^)

なお、この品は580円(税込)でした。健康志向は何かとコストがかかるようです(笑) 別注文のアイスコーヒー(Mサイズ)は220円(税込)だったので、この時の写真は合計800円(税込)の注文となります。(2021年6月27日撮影)

 

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開店時間の10時からランチの提供が始まる11時までの間は「モーニングセット」というメニューが存在します。パンケーキ、シリアル入りヨーグルト、ドリンク(Mサイズ)のセットという内容で380円(税込)です。モーニングの時間帯はお客さんの数もまばらで、

快適な居住空間と相まって「こんなに安くていいの!?」くらいなお得感があります。ここでアメニティーなひとときを味わうことができるでしょう。

また個人的な所見によると、同じメニューを何度か注文していると、盛り付けがいつもより映え映えだったりすることもあるようです(^^♪ (2020年9月26日撮影)

 

ところで話は変わりますが、自作キャラの白川ゆり子さんは「高校3年生で大学受験を控えている子」という設定で、この子も無事志望校に合格してくれるといいですが、受験生の皆さんも無事志望校に合格できるといいですね!(^o^)

「希望する進路に合格できなくても、自分次第で新しい道は開けてくる」――これは「ラブライブ!スーパースター!!」のTVアニメ1期の主要なメッセージであったと思います。しかし、そのことに甘えてしまうと、ロクな人生を送ることができません。自分の人生における真の課題と確信するものに対して、世間体に惑わされず一心不乱に真摯に精進するならば、これはロックな人生を送ることができるでしょう。   

最後にまた余談ですが、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)というアニメ映画をバンダイチャンネルで久しぶりに観ました。今から35年前の作品ですが、今観ても色褪せることのないクオリティーとテーマの普遍性には驚かされますΣ(・ω・ノ)ノ! 

自分もこの作品は今までに何回か鑑賞しているわけですが、今回は物語の最後の方で主人公がこのようなセリフを語ったのが特に印象的に思われました。「われわれ」を「私」に、「歴史」を「人生」に置き換えると、そのまま今の自分の気持ちに当てはまってしまうのでありした。。。(^^;

「……われわれの進む先に暗闇を置かないでください。罪深い歴史のその果てにも揺るぎないひとつの星を与えておいてください。」

ここで偶然にも「スーパースター!!」の真意が飲み込めた気持ちになりました???

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今回の記事も結局のところ、何やらウダウダと語ることになってしまいましたが、そろそろこのへんで終わりにしようと思います。(^^;

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              この街でいつもキミと。

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   心にいつもノゾミちゃん・・・それでは、皆さん、ごきげんよう(^o^)/

【ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~】Liella!(リエラ)1stライブツアーの配信組と現地組の両方に参加しましたので語る回

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(^o^)

 

自分が作成したブログ記事も今となっては、アクセス数からするとほとんど虫の息も同然な状態ですが、とはいえ「一寸の虫にも五分の魂」ということわざもある。。。

とりあえずは、自分もそうした気持ちで事に臨むように努めたい所存です。

 

それはさておき、まずはこちらの話題から。

2021→2022の年の瀬・年越しは29日・30日にAqours(アクア)のワンマンライブが開催され、31日にはAqours、虹ヶ咲、Liella!の3チームが合同になって総勢26名のキャストによるカウントダウンライブが開催されました(^^♪

年末の年始を含む3日間でライブが3公演続いて、来週と再来週にはLiella!(リエラ)の公演も控えていて、ラブライバーの皆さんは充実のLoveLive! Days が送ることができてよかったですね!

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2021年の12月29日と30日に開催されたラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~」Aqoursにとっては2年半ぶりの有観客ライブとなりました。また、これまで体調不良にのためにライブの出演を見合わせることも何度かあった高槻かなこさんでしたが、今回は出席してくれました。きんちゃん、花丸ちゃん、おかえりなさい(≧▽≦)

個人的な懐事情もあって、実のところ、この公演にはDay1のみ配信組で参加しましたが、しかしながら今回は久々に9人の完全体になったAqoursちゃんの姿を拝むことができたので、ファンの一人としてこれには感無量の思いです。

そして2021年12月31日から2022年1月1日にかけて、Aqours虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・Liella!出演による年越しカウントダウンライブ「LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜」が開催されました。

このカウントダウンライブを観ていて、個人的にまず思ったのは、伊波さんの大物感というかリーダーの風格というか、彼女の成長ぶりがなんかスゴい!Σ(゚Д゚)

     「ラブライブ!」連合 二代目総長(!?)の伊波杏樹さん

セトリについては、Liella!ちゃんのライブパートで「ノンフィクション!!」と「Day1」が披露されたことが特に印象的でした。

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ぴあアリーナMMはたしかキャパ1万人規模の会場だったはず。。。そこですみれちゃんがセンターを務めるとなると、TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第9話だったか、なぜかここのシーンを思い出してしまうのは自然な流れ(笑)

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    ひとり妄想の世界に浸るすみれちゃん。この子もついに悲願達成!?

 ちなみに、この子は出演者の中では最年少だったはず。あっぱれ!ペイ子(^^)b

カウントダウンライブでは「想いよひとつに! ピッタンコ my friends! カウントダウンで1.2.3! 」というコーナーがありました。

それは26名のキャストのメンバーに対して事前に配布した質問票の回答をもとに、Aqours、虹ヶ咲、Liella!の3校(3グループ)からそれぞれ2グループの組み合わせを作って、そこから異なるグループで相性の良いメンバーのペアを抽出していくというゲームの企画でした。Aqours×虹ヶ咲、虹ヶ咲×Liella!、Aqours×Liella! の3パターンからそれぞれ上位3組のペアが抽出されることになりました。

その中で、虹ちゃんメンバーの前田さん(146㎝)とリエラのLiyuu(リーユウ)ちゃん(167㎝)がステージ上に二人で並んで立つことになったりして、これはある意味、キャストになかなかエグいことをやらせる企画でもありました???

 前田さんは福岡県出身で、田川郡の出身かと思っていたら北九州市出身らしい。

          

  

       これは個性にあふれる年賀状となっていました(^ω^)

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そろそろ、このへんで本題に入りましょう。

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リエラちゃん1stライブのタイトルは「ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~」となっていて、これは10都市20公演のライブツアーで、日程は次のとおりでした。現時点では福井公演が終了したところです。

f:id:marronkun172:20210809151628j:plain東京公演のDay2でさらに追加公演(東京で2公演)の告知もなされて、このライブツアーは最終的に22公演になりました。

残る宮城公演はここは伊達ちゃんの地元でもあるので、これは彼女の凱旋公演となって、また追加公演にはサニーパッションのお二人(結木ゆなさん:柊 摩央 役、吉武千颯さん:聖澤悠奈 役)がゲスト出演してくれる予定で、これも楽しみです(^^♪

 

ツアーの出発点となった群馬公演の様子については、詳細な内容のレポート記事が公開されていました。

上の記事によれば、群馬公演のセトリはこのようになっていたようです。

M1.   START!! True dreams / Liella! 【TVアニメOP主題歌】
M2.  だから僕らは鳴らすんだ! / Liella!
―― MC1 ――
M3.   未来予報ハレルヤ! / Liella! 【TVアニメ第1話挿入歌】
M4.   GOING UP / 澁谷かのん(CV.伊達さゆり)
M5.   1.2.3! / 澁谷かのん(CV.伊達さゆり)、唐 可可(CV.Liyuu)、嵐 千砂都(CV.岬 なこ)
―― 幕間映像 ――
M6.   Tiny Stars / 澁谷かのん(CV.伊達さゆり)、唐 可可(CV.Liyuu) 【TVアニメ第3話挿入歌】
M7.   バイバイしちゃえば!? / 嵐 千砂都(CV.岬 なこ)、平安名すみれ(CV.ペイトン尚未)
M8.   常夏☆サンシャイン / 澁谷かのん(CV.伊達さゆり)、唐 可可(CV.Liyuu)、嵐 千砂都(CV.岬 なこ)、平安名すみれ(CV.ペイトン尚未) 【TVアニメ第6話挿入歌】
 
【「リエラのうた」パート】
M9.   Primary / 葉月 恋(CV.青山なぎさ)
M10.  Memories / 嵐 千砂都(CV.岬 なこ)(Day1)
M10.  Message / 平安名すみれ(CV.ペイトン尚未)(Day2)
M11.  Message / 平安名すみれ(CV.ペイトン尚未)(Day1)
M11.  Ringing! /嵐 千砂都(CV.岬 なこ)(Day2)
 
―― 幕間映像 ――
M12.  瞬きの先へ / Liella!
M13.  Wish Song / Liella! 【TVアニメ第8話挿入歌】
―― MC2 ――
M14.  ノンフィクション!! / Liella! 【TVアニメ第10話挿入歌】
M15.  Day1 / Liella!
M16.  Dream Rainbow / Liella!
M17.  私のSymphony ~Starlines Ver.~ / Liella!
―― 幕間映像 ――
M18.  Starlight Prologue / Liella! 【TVアニメ第12話挿入歌】
M19.  未来は風のように / Liella! 【TVアニメED主題歌】
 
―― 特別映像 ――
ENC1.  始まりは君の空 / Liella!
ENC2.  Dreaming Energy / Liella!(Day1)
ENC2.  Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa! / Liella!(Day2)
―― MC3 ――
ENC3.  この街でいまキミと / Liella!
―― クロージング ――

「リエラのうた」のパートは会場と開催日によって変則的なところがありますが、それ以外のナンバーは全会場を通して固定的なようです。 

 

 また、東京公演の模様が少しだけ芸能系の動画チャンネルで紹介されました。

 

ここまで客観的な概要を述べたところで、これからは個人の主観的な感想を語っていこうと思います。

まずは余談めいた話から。

2019年の夏頃にこんな記事を投稿しましたが、「ラブライブ!スーパースター!!」はこの記事で書いたことをいくつか作品世界の要素に採り入れてくれた感があって、2020年の間に「スーパースター!!」の作品世界が徐々に解禁になるにつれて、この作品がずいぶんと親しいものに思われるようになりました。

誰だって、例えば、どこか気になる存在の女の子がいて、その子から突然に告白されたりとかしたら、その時は、素直に受け入れて付き合うことになるのが自然な流れの道理というものでしょう(←謎理屈・浮気者

そういうわけで、キャストのメンバーが公開される以前の段階ですでに個人的には、かのんちゃんには自分の娘のような可愛らしさを感じ、また恋ちゃんと結ヶ丘の関係にはlily white(リリーホワイト)の面影を匂わせてどこか気になる存在でした。

さらに親切なことに、かのんパパがまた自分を投影しやすい設定(?)となっていて、これで作品の世界にもすんなりと入り込むことができて、ここまでくると、もう至れり尽くせりといった感じですね!(^o^)

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ここまでで、すでに好きにならざるを得ないような理由が十分にあると言えるわけですが、2020年の12月にキャストのメンバーが公開されると、その中には何ともあろうことか、Liyuu(リーユウ)ちゃんが入っているじゃないですか!! 

そこで、またさらに追い打ちをかけるようにして、これで作品に対する期待度もいよいよ爆上がり!!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡          

           うーん、いいですね(^ω^)

「スパースター!!」の楽曲については、作詞の方が、デビュー曲とTVアニメのオープニングテーマ曲・エンディングテーマ曲については畑 亜貴先生によるものですが、TVアニメ挿入歌などについては宮嶋淳子先生へとバトンタッチしたようです。

言葉遊びが好きそうで、しりとり文や撞着語法(どうちゃくごほう)などを好んで用いたり、時にはぶっ飛んだものも歌詞に投入してくる畑先生の作詞センスには何か独特なものがあって、そうした文体が個人的には大変に好きだったりします。

特に去年の元旦に公開された「サンシャイン!!」楽曲の「Perfect SEKAI」は思想哲学な主題を煮詰めて結晶化させたような、鉱物資源の観点からしてもいかにもダイヤさんな歌で、あの歌詞には個人的にずいぶんと惚れ込んでしまいましたが、あれで畑先生のことをすっかり同志だと思うようになったのでした(笑)

  

畑先生の文体と比べると、宮嶋先生の文体はどこか真面目すぎるような気もしますが、しかしながら、TVアニメの「スーパースター!!」の物語は個人的には、少年少女の情操を育んだり、人生の問いを投げかけてくるような真面目な内容をこれまで以上に煮詰めて先鋭化させたみたいな、そういった印象があるので、そう考えると「宮嶋先生の作詞はドラマの内容やLiella!のあるべき姿とうまく調和が取れているのだ。」と言えるかもしれません。

 

前置きがずいぶんと長くなってしまいましたが、これは自分が「ラブライブ!スーパースター!!」について語るうえでの前提となる部分なので、ここは個人的に押さえておきたかったりもして、あしからず。。。(^^;

 

それで、1stライブツアーでは福岡公演もやってくれて、それも自宅から電車でソニックを使わずに30分で到達できる小倉でやってくれるということで、自然な流れで福岡公演(12月4日・5日開催)Day1・Day2の最速先行抽選に申込んだところ、有能なイープラスが両日ともチケットを用意してくれました。やったぜ!(^^)v

個人的には、Liyuuちゃんの御姿を生で拝めるのが一番の楽しみ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

これが10月中旬頃の話で、また例の顔写真登録のメールは公演日の9日前に送られてきました。また自分の座席が判明するのが公演日の2日前でした。

 

ところで、リエラちゃんの1stライブツアーの第1発目は群馬公演(10月30日・31日)で、まずはそれのDay1を有料生配信で視聴しました。

この時の漠然とした感想を簡単に述べると、リエラちゃんはこの場ですでに完成度の高いパフォーマンスを披露してくれて、上演時間は3時間弱くらいありましたが、体感時間は30分くらいに感じられて「この子たちやるなあ! スゴいなあ!」・・・まあ、そう言ったところです。

ペイちゃん、りーちゃん、伊達ちゃん、なこちゃん、なぎちゃん、メンバーのそれぞれにそれぞれの見せ場があるみたいですが、特にりーちゃんに至っては、日本語で歌って、MCの時には日本語で喋って、もうそれだけで尊いですね!(´ω`)

 

個人的な趣味の美的センスでは、伊達ちゃん(かのんちゃん)がソロで披露した「GOING UP」にえらい聴き惚れてしまって、「ラブライブ!」になんかえらい天才が入って来たぞー!!」と思わず喜んでしまいました(^^♪

この曲は5人で歌うオリジナル版とは違って、今回のライブでは伊達ちゃん(かのんちゃん)ソロVer.で演じられました。なるほど歌詞の内容には、TVアニメ第2話の冒頭あたりにおける、かのんちゃんの心の内を描いたようなイメージがあります。

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楽曲をモチーフにストーリーが作られるのか? それとも、その逆なのか?――このへんはなかなか興味深い謎ではありますが、それはそれとして、伊達ちゃんソロVer.のこの曲を聴きたいあまり、結局は岡山公演のDay2と大阪公演のDay2も配信組で視聴してしまったのでした(笑)

それにしても、伊達ちゃんソロVer.の「GOING UP」はどこか不思議な魅力を湛(たた)えていて、この曲の歌詞に彼女の歌声を乗せると、どう言えばいいのか、いかにも「ラブライブ!」な感じがしてきて、これはもう神秘!!Σ(゚Д゚)

かのんちゃんは架空のキャラではあるけど初夏の薫風みたいな女の子で、伊達ちゃんの声はこの子ととても相性がいい。

伊達ちゃんの歌声なら「ラブライブ!」の作品世界の原風景となる領域にまで連れて行ってくれるかもしれない。それは言わばトランスパーソナルな領域であって、普遍的なものであるように思われる。

さて、ここで何やらまとまりのない考えに陥っていますが、これもいつかは統合に至ることができるかもしれません。こういうことは時間がかかるんだ。求めて待て。

  

あと、メロディの一部に何か懐かしいものを感じたりしましたが、それはたぶんこの曲のせいではないかと思われます。これも、もう20年前の楽曲ですね(笑)

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ここからは現地組に参加した感想です。

かつては現地の会場に赴く場合は「参戦」という言葉を用いていましたが、今回はそういう気分ではなかったので、この語は用いません。おそらくコロナ感染症対策による制約がそういった気分にさせているのでしょう。

有観客でも無歓声のライブは今のこのご時世では仕方のないことですが、とはいえ、やはりこれはどこか不自然。それでも公演が無観客有料配信になるよりはずっといいではないか、などと変に頭を使ってしまいますが、しかし人類はそうやって進化を遂げてきたのでしょう。(←話が飛躍しすぎ)

 

福岡公演の会場となる北九州ソレイユホールはJR西小倉駅から徒歩で約15分、JR小倉駅から徒歩で約30分の場所にあります。時速4㎞で歩行したとすると、それぞれの駅から約1㎞、約2㎞くらいの距離があるという計算になります。

新幹線接続駅・特急停車駅でバスターミナルのある小倉駅から目的地まで徒歩で行くとなると、2㎞の距離はやや遠い気もしますが、小倉の市街地を通って紫川を渡って勝山公園を抜けて進めば、変化に富んだ景観を目にすることができて、街歩きが好きな人たちにとっては意外と楽しい散歩道になるかもしれません。

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JR小倉駅の新幹線口から北に位置する地点をオレンジ色で塗りつぶしてありますが、このエリアには「西日本総合展示場 新館」が立地していて、ここは2020年2月にAqoursの派生ユニットCYaRon!(シャロン)ちゃんの1stライブの会場になった場所です。

客席から声援を送ったり歓声を上げることができた直近のライブがこの公演でしたが、それも今から22か月前すなわち1年と10か月前の話です。。。

この過去記事ではアリーナ形式の大規模会場のハコに対する不平不満や愚痴をこぼしたりもしましたが、運営さんはそのへんの陳情を聞き入れてくれたんですかね?

シャロンちゃんの時はキャパ1万人規模の会場でのライブでしたが、リエラちゃんのライブツアーはどの開催場所も2000人規模のホール形式の会場で行われたようです。

観客数1万人のライブを1公演でやるか、2000人のライブを5公演に分けてやるか、どちらも一長一短あると思います。舞台の華やかさ・演出・話題性などに着目すれば前者の方が有利だと言えそうですが、現地に参加するファンの立場からすると後者の方が高い満足度が得られるように思います。

 

イープラスの最新のチケット発券システムでは、今回の公演については、公演日の9日くらい前に顔写真登録のメールが届いて、それに登録を済ませると2日前に自分の座席位置が確認できる仕組みになっています。

Day1は座席の記号番号からすると、良くも悪くもなさそうな席のようです。

 

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そしてDay2の方は2階席でした。最速先行抽選で当選したのに2階席??? そういうこともあるみたいです。。。

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今を思えば、2018年のAqoursちゃんの3rd福岡公演Day1・Day2とCYaRon!ちゃんの松山ファンミ・昼の部に現地参戦したことがありましたが、福岡公演Day2の時はものすごくいい席に当たって、松山ファンミの時はその次くらいのいい席に当たって、あれは本当に奇跡のようでしたが、奇跡は何度も起こるものではない。うん、さうだ。そういうことにしておこう。。。

などと勝手に納得しながら今回の公演の座席位置を図面で確認してみると、Day1の方はたしかに良くも悪くもなさそうな席ですが、Day2はやや端の方ですが2階席の最前列に当たったみたいです。これはある意味面白そうですね! 感興を催します(^ω^)

ちなみに「Starlight Prologue」を演じている時の客席のブレードの色は、Day1ではかのんちゃん担当で、Day2ではすみれちゃん担当ということになりますね!('ω')ノ

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今回の現地参加については、まずはLiyuuちゃんを生で拝めるというのが当初からの楽しみでしたが、先に開催された他都市の公演の配信を視聴してから、伊達ちゃんの歌声が生で聴けるという楽しみも増えました(^^♪

  

ところで、りーちゃんがロンドンブーツをはくと身長が180㎝くらいになりそうですが、なにせLiyuuちゃんなので、それもいい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

  

 L!LはLoveのL L!LはLiyuuのL~♪ 「The♥かぼちゃワイン」知ってる人('ω')ノ

それはさておき、CYaRon!ちゃんの1stライブの時は、公演中は北九州に関するご当地ネタは全く出てこなくて筑前・博多国のネタに終始して、ニジガクの前田さんが他のメディアから北九州のご当地ネタを提供してくるような事態となって、公演が終了してから斉藤朱夏ちゃんがシロヤのサニーパンについて言及したという・・・たしか、そういった顛末(てんまつ)でした。

 

それから21か月ほどが経って、リエラちゃんでは1stライブツアーを行うにあたり、ラジオでご当地ネタを募集して情報収集に活用していたようです。ここではリスナーのお便りから、福岡と北九州の微妙な文化的差異の話題について触れてくれました。

  

ラジオでも話題に取り上げられたシロヤのサニーパンですが、過去記事から持ってきた画像ではこんな感じです。

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なお、画像引用元の過去記事では食レポみたいなこともやっています(笑)

この小倉駅前のシロヤは普段から行列ができているような店ですが、この日は何やらいつもの客層とは少し違っているようです。

リエラジ!でネタに取り上げられた北九州弁「好きっちゃ!!」

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余談ですが、黒崎地区(北九州市八幡西区)は、昔と比べると今はずいぶんと寂れた感がありますが、それでも今も北九州市西部における中心市街地を形成しています。

北九州のご当地ネタについては、自分も過去にこんな記事を投稿しました。

このへんでそろそろ公演当日の話に入りましょう(^^;

まず前もって言っておくと、ライブの現地参加という行動についてですが、自分の場合は人生の在り方自体がある意味ソーシャルディスタンスなので、他者との濃厚接触は発生しないにしても、今回は人口密度の高い空間に出入りすることになるので、これからは行動記録のスタイルで記述しましょう(^o^)

 

2021年12月4日(土) 晴れ

13時57分

今日は久しぶりに「天下一品 イオンタウン黒崎店」に来ました。京都で長いこと生活していたこともあって、天一のラーメンはたまに食べたくなります。こってり(並・スープ増量)と生ビール(中)を喫食。まいうー。

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14時29分

JR黒崎駅に来ました。これから小倉に向かいます。

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15時01分
JR小倉駅新幹線口からすぐの「あるあるCity」に来ました。

地下1階では福岡公演に合わせて「ラブライブ!スーパースター!! Premium Shop」が開催されていました。今になってもなかなか底辺下層民から抜け出せない身分なので、ラバーストラップを1つだけ購入しました(^^;

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店内に隣接したミニシアターのステージでは、キャラクターの等身大パネルの展示も行われていました。ここは、本来ならば地下アイドルのライブなどが開催されるようなスペースだと思われます。

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15時41分

紫川を渡ります。橋上から小倉の市街地を眺めます。

f:id:marronkun172:20211230231401j:plain15時45分

勝山公園に来ました。今は荒涼としていますが、この広場は季節の好い時期には運動会などの家族向けのイベントが開催される場所にもなります。

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15時55分

公園内を軽く散策したのち、北九州市立中央図書館の建物に入居するカフェ「ラポール 中央図書館」に入店しました。

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黒崎でラーメンを食べてから2時間が経過。小腹が空いた感があります。これから5時間は水分以外は摂取しないものと予測して、サンドイッチ(トマト&たまご)とブレンドコーヒー(Mサイズ)を喫食。体に優しそうで美味。誠に余談ながら、可可(クゥクゥ)ちゃんのラバーストラップが好看、眼福なのだ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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16時27分

北九州ソレイユホール到着。開場時間は間近。同志諸君が入場の待機列を形成なう。

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自分も開演の30分前くらいに入場しましたが、館内ではまたトイレの待ち行列が長蛇の列を形成していました。これは”現地あるある”ですが、皆さん開演の時間までに無事に着席できるといいですね。

 

1階席の最後方にある出入口からホールの中を見渡すと、ステージの位置がかなり近くにあるように見えました。これは期待が膨らみます(^^)v

もっとも脳裏では1万人規模の会場の記憶があって、それと比較してそのように見えたのだと思いますが、これは単純に計算すると、漠然とした先入観よりも5倍は接近して見えたということです。もしキャパ500人の会場しか入ったことのない人だったら、このステージがいつもの4倍くらい遠くに見えたかもしれません。

次の画像は群馬公演のレポート記事に掲載されていたものですが、実際自分もこれに近い感じで出演者のパフォーマンスを眺めることができたように思います。

よほどハズレの席に当たらない限りは、基本的にメインはステージの方を眺めて、バックスクリーンのモニター映像は時折見上げる程度にして鑑賞できるのが、このタイプの会場の長所だと思います。

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  ※注:この画像は群馬公演のレポート記事からお借りしました。念のため。

一方、大規模なアリーナ会場では、周囲の観客に埋もれてステージとスクリーン映像の関係が逆転して、トロッコの出張サービスの時にようやく救われた気持ちになるみたいな、こうした事象は”アリーナあるある”のように思います。もっともこれは個人的な体験談にすぎないわけですが、何と言うか「信仰は愛」みたいな(意味不明)

また、ステージのセットについては、配信で見たところでは何だか地味に思えてしまいましたが、現地で実物を見てみると、そこには視覚に加えて質感が伴ってくるので、実際はそれなりに立派な見栄えのするものに感じられました。

 

ここからは、上演中の感想について箇条書きで語っていこうと思います。なお、楽曲についての感想も出てきますが、これは必ずしもセトリの順番どおりに語っているとは限らないので、そこんとこヨロシク('ω')ノ

[1]

オープニングは「START!! True dreams」 

この公演でツアーも後半戦に突入ですが、リエラちゃんの5名様はパワフルですね!若さっていいですね! 

歓声は上げられませんが客席側もここですでにテンションMAXな状態で、自分も1年と10か月ぶりの現地参加なので気分が異様に高まります!(≧▽≦) 

そして、生Liyuuちゃんカワイイ!超かわいい!たまんねー!(⋈◍>◡<◍)。✧♡

[2]

次にライブが開始されてから最初のMCですが、

MCのパートに入ると、初めはステージには5人が立っていましたが、トークタイムになってからでしたか、そこでなぜか、なこちゃんとなぎちゃんがセットの後方へと隠れてしまいました。するとステージに残ったペイちゃん&りーちゃん&伊達ちゃんの3人がトークを始めました。そしてそれが終わると今度は、なこちゃん&なぎちゃんが前の3人と交代して、2人でステージに立ってトークをやっていました。

たしか最初のMCでは、メンバーの間でそんなことをやっていた記憶がありますが、これはもしかして「トリオでコント」「コンビで漫才」みたいなのを意識した演出だったんですかね?

そう言えば、自分の過去記事では「なこちゃん、なぎちゃんの関西娘と東京女で漫才コンビをやってほしい」とか書いたりもしましたが、もしかして、その要望を汲んでくれたんですか?

ワガママなこと言ってすみませんねえ。ありがとうございます(^^)b

[3]

そして現地参加のライブで生Liyuuちゃんの次に楽しみにしていたアレですね、アレ。

伊達ちゃん(かのんちゃん)ソロVer.の「GOING UP」――伊達ちゃん生の歌声による究極のナンバー(^^♪(←自分談)

彼女の歌声は通りが良くて、会場内によく響いてきますね! 耳で聴くだけでなく体全体で受け止めると、さらに効能が上がるよう気がしてきます。レコーディングよりもライブの方でより本領を発揮するタイプなのかもしれません。

声質は女性的ではありますが、どことなくユニセックスな趣(おもむき)があると言えるかもしれません。歌声は可愛いタイプではなく華美であるとも言えませんが、どこか「生命の力」みたいなものを感じさせて、それに大変に惹き付けられます(^^)b

いかにも「ラブライブ!」な感じのする歌声というのは、つまりそういうことなんですかね? キャストに採用する側もそう考えたのかもしれません。憶測ですが。。。

この世で最も自然なことが起こるとすれば、それは「伊達ちゃん=かのんちゃん」みたいな!? ああ、スバラシイコエノヒト~♪(←褒め言葉)

[4]

「バイバイしちゃえば!?」はリズムの進行が変則的で、現地に参加してみると思いのほかノリノリな曲に感じられました。

また、自分はストリングスのリズムが結構好きで、これはたぶん電車に乗るのが好きなことと関係しているのではないかと思われますが、それはさておき、そうなると個人的には「Tiny Stars」「Wish Song」までもがリズム系のノリノリな楽曲になってしまうわけですね(笑)

[5]

「常夏☆サンシャイン」はセトリの中では一番盛り上がりなそうなナンバーで実際そうだったと思いますが、ここで客席から「イエーイ!」とか「フーッ!!」とかできれば会場内の消費カロリーが最大値を示すような熱いナンバーになったはずだと思うと、少し残念な気もします。

曲のラストでは、なこちゃんが限界ロングトーンに挑んで見せ場を作りますが、彼女のその発声によって、われわれの遺憾の念が浄化されるようで尊いです(´ω`)

「いのち」という言葉の語源は「息の力」だという説もあるらしいです。

[6]

「リエラのうた」のパートでは、たしか今回の福岡公演からだったか、伊達ちゃんも参入することになりました。ここでツアーも後半戦に入って、体力的・気力的に余裕が出てきたんですかね? 

この子の出番が増えることは個人的には大歓迎なので、やったぜ!(^^)b

福岡公演では両日ともに1曲を2人で担当することになりましたが、その後の公演についてはどうなったんでしょうね???

[7]

「私のSymphony」は伊達ちゃんのソロパートもよかったですが、曲の終盤の「ラララララララララ~♪ ラララララララララ~♪」を会場の全員で歌ってみたい、そんなことを思いました。いつか実現できる日が来るといいですね。

[8]

この日の公演の最初だったかラストだったか、MCでペイちゃんが「私は明太子が大好き」と告白して、なぎちゃんは明太子をまとめ買いで福岡から取り寄せて実家で冷凍保存しているとか、そんな話をしていたような記憶があります。

Day1のMCでは、ご当地ネタは明太子とラーメンの話しか出てこなかったような気がしますが、あまおう苺の話題とかは「ラブライブ!」シリーズのキャストのメンバーの大先輩に栃木県出身の”とちおとめアンバサダー”みたいな方がおられるので、それに対する配慮だったとか?・・・ふと、そんなことを考えてしまいました(笑)

これはあくまでも私的な憶測にすぎないわけですが、「開催地は北九州市であるものの、この会場には福岡都市圏からのファンも多数来場されているので、無難に県域全体が対象となる福岡県ネタにしておいたのかもしれない」・・・そんなことも考えてしまったのでした。。。(^^;

 

何だかんだ言ったところで、この日は結局のところ、ひたすらLiyuuちゃんの方に視線を注いでいたのでした(笑)

Liella! 1stライブツアー福岡公演Day1、とりあえず、現場からは以上です。

 

20時41分

夜の紫川を渡ります。河岸に装飾されたイルミネーションは恋ちゃん推し!?

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21時12分

餃子の王将 小倉駅前店」に立ち寄りました。野菜炒め・にんにく激増し餃子(ジャストサイズ)・瓶ビール(大)を喫食。北九州のご当地感みたいなのは皆無ですが、京都王将は個人的に青春時代の味だったりもするので、まいうー。

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2021年12月5日(日) 晴れ

14時20分

ラポール 中央図書館」にてカレーライスとブレンドコーヒー(Mサイズ)を喫食。今日はこれが初めての食事です。何の変哲もないカレーライスですが、昨日と今日はいつもとは違う特別な日です。ゆえに、まいうー。

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[1]

福岡公演Day2では、自分の座席は2階席の左寄りの席となっていますが、しかしここは最前列。ステージと1階席の様子が一望できて、ナマで見ると期待していた以上になかなかよい眺めです。これはある意味、当たり席かも(^^♪

ステージのパフォーマンスと1階席の観客の白熱した様子が一度に見渡せて、ここからは素敵な景色が観られますね!

余談ですが、鳥瞰図(ちょうかんず)の地図とか見るのもなかなか楽しいです。

そしてまたどうでもいい話ですが、この日の僕は、公式の通販で購入したTVアニメ第2話のメモリアルグッズである「あきらめないキモチTシャツ」を着てきました。今日は”ニワカかのんちゃん推し”で行こうと思います(笑)

[2]

「 瞬きの先へ」の間奏で演じられる、なぎちゃんのバレエですが、この席からだと平面上で眺めるよりも意外と奥行きのある立ち回りをしていることが確認できます。彼女はここで華麗な舞いを披露してくれますが、ここからだとさらに舞踏のダイナミズムまでもが伝わってくるようです。

また「ノンフィクション!!」のダンスなんかも、メンバー5人がそろってぞろぞろと移動するところとか、なかなか見ごたえがあってイイですね!(^^)b

[3]

さてDay2では、オープニング後の最初のMCでペイちゃん&りーちゃん&伊達ちゃんのトリオでコント(?)をやっていた時に「ホテルの夕食の時に焼うどんと焼きカレーが提供されて、どちらか一つを選択して持っていくルールになっていたのに、りーちゃんが両方持って行った」といった内容のトークを交わしていました。

焼うどんと焼きカレー。ここで何気に北九州グルメのご当地ネタですね! それにしても、Liyuuちゃんは食いしん坊なんですかね? いい体してますからね(^ω^)

またラストのMCではペイちゃんが「みんなのことが、大好きっちゃ!」といった感じで北九州弁を使ってくれました。おれもー(⋈◍>◡<◍)。✧♡

[4]

これもラストのMCでのことですが、メンバーが今回の公演の感想を述べる場面で伊達ちゃんの番になった時に「Liella!はいつも皆さんの側にいます! 皆さんも私たちに付いて来てくれると信じています! 一緒に未来を創っていきましょう!」といった趣旨の発言をされました。

これは物理的には不可能な話で、形而上学(けいじじょうがく)的な働きかけ・うながしだと言ってよいかもしれません。もしかすると、妖精の存在を信じないような人たちにとっては、とうてい不可解な発言であるかもしれません。

しかしながら「超越者の存在を信じるのです」(ヤスパース

さて、この時に伊達ちゃん語った言葉の先の未来にはいったい何があるのか?

僕はこのように考えます。――自我ゆえの自化し得ない世界との調和。人生と世界を愛する心、そしてそれはまたすなわち、自由と平和を愛する心。

[5]

クロージングセレモニーとでも言えばいいのか、公演の終演間際に出演者がステージの端から端まで行って観客に向かって謝辞を述べながら手を振ってくれる、あの時間ですが、あの時に伊達ちゃんがこっちに向かって手を振ってくれたみたいで、ありがとうございました!感激です!やっぱり現地はイイですね!!(≧▽≦)

機会があれば、また現地組で参加したいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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   2日間お世話になりました。ありがとうございました。おつかれさまです。

19時10分

今日も「餃子の王将 小倉駅前店」に来ました。ニラ肉炒め・瓶ビール(大)を喫食。もやしとニラが奏でる絶妙な食感。それに特製ダレが絡まり合って、一口食して飲むたびに美味。月曜日は夜勤なので、今日は翌朝まで余韻に浸れます。さっきまでのことを思い返すと、さらに美味。

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20時ごろ(?)
本日の〆(しめ)に「一平 本店」に入店しました。久しぶりです。いつものようにラーメンを注文。昔ながらの伝統を継承する味わいを喫食。奇を衒(てら)わないトラディショナルにしてオーソドックスかつスタンダードな豚骨ラーメン。脂ぎってもなく、しょっぱくもなく、でも旨みは効いて至って美味。

    ※注:この画像は過去記事のやつです。参考までに貼っておきます。

23時28分

いったん自宅に帰宅したのち某ネットカフェへと向かいました。当店にて福岡公演Day2のアーカイブ配信を視聴。6日未明まで余韻に浸る。

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今回の記事には実はまだ続きがあるのですが、このまま続けると長くなりすぎると思い、分割しました。次回は[余韻編]です。たとえ見てくれる人がいなくても、公開までたどり着きたい所存であります(笑)

それでは皆さん、ごきげんよう(^o^)/

(当初に計画していた予定から3週間ほど遅れての投稿となりましたが)TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」について、このへんでハイカルチャーな視点を交えて語る回!?(第7話~第10話)

皆さん、こんにちわ(^o^)

 

ニコニコのユーザーブロマガが10月7日をもってサービス終了となり、2015年7月から2021年1月までの間に95本の記事を投稿しましたが、それも全て無に帰しました。

とりあえず今年の夏までにはこっちの方にデータのインポートを済ませたわけですが、しかし記事の体裁に少しばかり難ありといった感じです。。。(;´・ω・)

 

それはさておき、7月に放送が始まったTVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」も

10月中旬には終了してしまい、続いて第2期の制作決定が告知されました。

 

10月30日(土)からは、いよいよLiella!(リエラ)ちゃんの1stライブツアーも開催される運びとなりました。ツアーの出発点となる群馬公演のDay1を有料生配信で視聴したところ予想以上に素敵で魅力的なステージで、10都市20公演制覇は予算的・時間的には無理だとしても、次は岡山公演のDay2を観たいと思います(^^♪

 

福岡公演のDay1・Day2ともに最速先行抽選でチケットを用意してもらうことができたので、12月4日・5日の公演は現地参戦できることになりました。Liella!ちゃんに生で会えるのを今からとても楽しみにしています(^^)v

 

前回の記事を投稿してから今回の記事を投稿するまでの間に「ラブライブ!サンシャイン!!」のギルキスちゃんとCYaRon!(シャロン)ちゃんの2ndライブも有料生配信で視聴しました。こっちもまた素晴らしいステージでよかったです(^^)b

 

さて、個人的な事情で恐縮ですが、10月は親知らずによる口内炎に苦しめられて数年ぶりに歯医者のお世話になったりして、そのために当初に計画していた予定から3週間ほど遅れての投稿となりました。。。

今回の記事ではTVアニメのエピソード第7話から第10話までを個人的な趣味の主観の観点から、それは何かと言えば、つまり宗教や哲学などの観点を交えながら振り返ってみましょう('ω')ノ

 

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【♯07 決戦!生徒会長選】

【♯08 結ばれる想い】

第7話と第8話はいわゆる「恋ちゃん回」でしたが、それぞれのエピソードの全貌については、これらのまとめ記事を見られるとよいでしょう。

また、それぞれのストーリーのあらすじについては「結ヶ丘女子購買部 公式メモリアルアイテム」の販促動画にある解説が上手にまとまっていると思います。

   

   

 

これからは個人的な趣味の主観による感想です。まずは第7話の冒頭から。

これは恋ちゃんの回想シーンなのか、ロリ恋ちゃんとワンコがいて、お母様の花さんが娘に何かお話しているようですが、声はありませんでした。よって、お母様が恋ちゃんに何のことを話していたのかは、ここで早速フラグが立ちました。

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        ――あれから10年くらいが経過したんですかね?

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    第7話は生徒会長選の話題が中心で、選挙や政治のネタも出てきます。

 

音楽科の恋ちゃんが結ヶ丘女子第一代目生徒会長に立候補したことで、クゥクゥちゃんは「スクールアイドルを快く思っていない彼女が生徒会長になると自分たちの活動が危ういかもしれない」ということで危機感を抱きます。そこで普通科からかのんちゃんを対立候補に立てたいクゥクゥちゃん。しかし、かのんちゃん本人は立候補には全く乗り気ではない模様。

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そこで単に「目立ちたい」という理由だけで生徒会長選への出馬を表明したのは、すみれちゃんでした。

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  すみれちゃん出馬の件に関してクゥクゥちゃんはあまり乗り気ではない模様。

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          かのん:「ありがとう!全力で応援するから!」

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            あら、かわいい(*´ω`*)

 

ところで、恋ちゃんは「音楽科と普通科が協調していくことで秋の学園祭をともに盛り上げていく」ことを公約に掲げているらしく、普通科の生徒からも支持されている話を耳にして自らが劣勢に立たされていることを知ったすみれちゃんは、物品の供与で有権者を買収しようという作戦に出ました。アウトです(^o^)

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選挙は恋ちゃんの圧勝で終わり、恋ちゃんのヘゲモニー掌握にスクールアイドル同好会メンバー一同の危機感はいよいよリアルなものとなって、ここでかのんちゃんがロビイスト的な役割を担うことによって、恋ちゃんへの直接的な働きかけの行動を起こすことになりました。

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恋ちゃんとの話し合いの場を設けてみたかのんちゃんでしたが、本校でのスクールアイドル活動に恋ちゃんが反対する理由については聞くことはできず、「ただ学校のためにはスクールアイドルはない方がいい」という結論だけを言い渡されました。

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生徒会長就任のあいさつで、恋ちゃんは「第一回目の学園祭は音楽科を中心にして行います」との方針を打ち出し、壇上から全校生徒に対して、なぜなのか明らかに公約違反となるような発表を行いました。――ストーリーはここからがいよいよ本番。

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           青山アナになった恋ちゃん(笑)

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         しかしここで、なぜか言葉をつまらせる。。。

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         そして公約違反に該当する意思決定を表明

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この発表は「音楽科は自由市民、普通科は奴隷」みたいなスクールカーストを表明するような発言にも取られかねないので、普通科の生徒の音楽科に対する日頃の不満がここに来て爆発に達した模様。(`・ω・´)

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賄賂については無頓着なすみれちゃんでしたが、なぜかリコール(長の解任)の制度については知っている様子。

社会科の授業というものは基本的に知識量に依存するものとはいえ、すみれちゃんのこの体系性の欠如した知識は詰め込み式教育の弊害!?

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しかし普通科の生徒の民意としては、出直し選挙になった際にはぜひともかのんちゃんに出馬してほしいらしい。

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恋ちゃんの電撃公約違反にいよいよ自分たちの身の危険がシリアスなものとなったスクールアイドル同好会メンバー一同は、ここで恋ちゃんに対してスパイ活動を敢行する決断を下しました。真理探究のためなら、これもやむを得ない???

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     それで、ここでの具体的な作戦というのは、つまりは尾行(笑)

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 恋ちゃん追跡中に、すみれちゃんによる”矢澤リスペクト”のファンサービス???

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          銀河一ナンバーワンアイドル☆矢澤にこ

葉月邸の正門前までやってきたスクールアイドル同好会の四人。レトロな気品の漂うホテルみたいな建物ですね(^ω^)
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葉月家の使用人であるサヤさんによって、四人は応接室まで通してもらえたようです。

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サヤさんがお嬢様を呼びに行っている間、恋ちゃんにどのように話を切り出したらいいのか悩むかのんちゃん。いつの間にやら部屋の出入り口には大型犬の姿が……。

この大型ワンコはおそらく「神の計画」によって、ここに遣わされたのでしょう!?

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スクールアイドル同好会の四人はここからこの大型犬によって追いかけられることになりますが、このことによって、われわれは葉月邸が歴史的建造物としての価値を有していそうな不動産であることを知ることができます(^o^)

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これも「神の計画」なのか、かのんちゃんはある一室で今は廃校となった神宮音楽学校のアルバムを見つけました。この展開はもはや神秘としか言いようがないですね!

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何かと廃校ネタが好きな「ラブライブ!」さんですが、この”廃校ネタ”は見方によっては諸行無常の地域創生論”の比喩的な表現なのかもしれない。

かのんちゃんたちが葉月邸で体験したことの本質は、もしかしたらそういうことだったのかもしれません。

”廃校ネタ”はそれを直接的に捉えるのではなく何かの比喩的な表現と見なすなら、実は人文地理学的・地域経営学的な普遍性を有していると言っていいかもしれません。

 

ラブライブ!サンシャイン!!」の時にも同じような傾向はありましたが、諸行無常の非情な掟に永遠なる生命を吹き込もうとする情熱は、この作品の評価すべき点であると言えるでしょう。(´ω`)

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恋ちゃんママの花さんと理事長先生が本校の生徒だった頃は90年代のどこかの時代!? まさか80年代まで遡るようなことはないでしょう(^^;

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かのんちゃん一同は、ここでさらに葉月家の台所事情まで盗み見してしまうことになりましたが、これも「神の計画」によるもの???

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第8話の冒頭は第7話の終盤のシーンからの続きとなって、かのんちゃんたち一行は、恋ちゃんが葉月家の家庭の事情や学校の経営に関わる問題などを一人で背負っていることについて知ってしまいました。

また恋ちゃんによる公約違反の意思決定については、来年の入学希望者をより多く集めたいという理由から下した苦肉の決断であることが明かされました。

余談ですが、私立の学校は受験シーズンが一番の稼ぎ時だそうで、自分が卒業した大学の教授が講義中に雑談でそんなことを話していたのを覚えています(笑)

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そして、恋ちゃんはかのんちゃんたちとの別れ際になって「これらのことは一切口外しないでほしい」と哀願したのでした。

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           れん:「お母様…あの時わたくしに何を…」

恋ちゃんは公約違反の当然の報いとして、普通科の生徒たちからの非難を一身に浴びることとなりました。お気の毒です。。。(;´・ω・)

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すでに恋ちゃんの事情について知っているスクールアイドル同好会のかのんちゃんたち四人は、恋ちゃんの公約違反によって火が付いた今回の騒動を話し合いで何とかできないか動き回ってみますが、音楽科と普通科の双方の生徒の態度に圧倒されて上手く事が運んでくれません。。。

ちなみに、社会の中で発生する利害の対立を上手く調整していくことは政治家の重要な仕事の一つです('ω')ノ

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この度の一騎討ちの生徒会長選で敢え無く惨敗したすみれちゃんは、この期に及んで、もはやアパシー政治的無関心)の境地???

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かのんちゃんたち四人組が先ほど音楽科の生徒に対話を求めに来たことを知らされた恋ちゃんは、スクールアイドル同好会の部室に自ら訪問して、今回の件について四人にお詫びの言葉を述べたのでした。恋ちゃん、かなり弱り切っている模様(´・ω・)

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しかし、この場においても恋ちゃんは「この学校でスクールアイドル活動だけはやってほしくはない」と懇願します。そしてその理由について、ここでようやく、ついに恋ちゃん自身の口から明かされることになりました。

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れん:「かつてここには学校を廃校から救うためにアイドル活動をする生徒がいました。それがわたくしの母です」

 

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    ちさと:「だからこの部屋には”学校アイドル部”のプレートが…」


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れん:「まだスクールアイドルという言葉が生まれるずっと前のこと。母たちの活動は評判になり注目を集めました。でも目標は叶わず学校は廃校に…」

 

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 れん:「だからわたくしは母が新たにつくったこの学校でスクールアイドルを始めようと思っていました。母が願ったスクールアイドル活動で学校を盛り上げようと」

 

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       クゥクゥ:「あんなに嫌がってましたですのに?」

 

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             れん:「ですが…」

 

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   かのん:「じゃあ一緒にやろうよ!それこそ私たちで力を合わせれば…」

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           れん:「何も残っていないのです!」

 

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れん:「いくら捜してもスクールアイドル活動の記録だけ残っていないのです。他の学校生活の記録は残っているのに、学校でアイドル活動をしたその記録だけがどこにもない」

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れん:「それで思ったのです。もしかしたら母は後悔していたのではないか。スクールアイドルでは学校を救えないと感じていたのではないかと」

 

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          かのん:「そんな…」
          クゥクゥ:「そう決まったわけではないデス!」

 

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れん:「ならどうしてないのです?大切な思い出の写真一枚残っていないなんてあると思いますか!?」

 

スクールアイドル同好会の一同は恋ちゃんの気持ちは分かるとしつつも、恋ちゃんの憶測と独断で結ヶ丘のスクールアイドル活動を禁止してしまうことに関しては納得がいかないようです。学校創立者の娘による発言とはいえ、一般生徒の立場からすればこれに異議を唱えるのは当然といえば当然。

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  ここに来て、かのんちゃんの真理探究癖が再び発動されたようです。('ω')ノ

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かのん:「私スクールアイドル活動を後悔していたようにはどうしても思えない。葉月さんの家で見たあのお母さんの笑顔はものすごくキラキラしてた」

 

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           かのん:「私、確かめたい」
           ちさと、クゥクゥ、すみれ:「ん?」

 

次の日(?)、恋ちゃんは公約違反の声明によって学園の生徒たちを動揺させたので、民主政治の当然のルールとして、そのことに対して説明責任を果たさなければならなくなり、この日は臨時の全校集会が開かれることになりました。しかしその前に・・・

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    理事長:「神宮音楽学校の記録?」
    かのん:「はい。保管してあるものを見たいんです。お願いします」
    理事長:「間もなく全校集会ですよ」
    かのん:「それまでには必ず返しに来ます」
    理事長:「散らかさないように」

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臨時全校集会の直前、スクールアイドル活動の記録を捜索中のかのんちゃんたちの前に憂うつな面持ちの恋ちゃんがやって来ました。

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れん:「何度も捜しました。そこだけ記録がないのです。あえて処分したとしか」
クゥクゥ:「何か言ってはいなかったのデスカ?」
れん:「いえ。小さな頃聞かされたかもしれませんが…」

 

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れん:「ただいつも口癖のように”同じ場所で想いがつながっていてほしい”と」

 

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          かのん:「同じ場所で想いがつながる…」

 

  恋ちゃんの言葉がヒントとなって、ついに解決の糸口が発見できた模様。

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   かのん:「葉月さん!この部屋の鍵って葉月さんが渡してくれたよね!?」
   れん:「理事長が見当たらないと言うので家を捜したらわたくしの机から…」

 

  ここでかのんちゃんはスクールアイドル同好会の部室の物置部屋を捜索開始。

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かのんちゃんが部室の物置部屋から何か発見したらしいその一方で、体育館では恋ちゃんが壇上に立ち、全校集会もそろそろ糾弾会の様相を呈してきたところで・・・

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普通科の生徒からスクールアイドルのことについて問われると、言葉を詰まらせてしまう恋ちゃん。と、その時、かのんちゃん一同がようやく糾弾会の現場に到着。

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かのんちゃん一同は壇上に立つことを理事長先生から許可されました。そして・・・

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         かのん:「ううっ…すごい注目されてる…」

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                 れん:「それは…」

 

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かのん:「さっきスクールアイドル同好会の部室でこのノートを見つけました。この学校が出来る前ここにあった神宮音楽学校の生徒たちが書いたものです」

 

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かのん:「その生徒たちは廃校の危機が訪れた時アイドル活動で生徒を集めようとしたのです」

 

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かのん:「その時の日誌にこう書いてあります。”学校でアイドル活動を続けたけれど結局学校はなくなることになった。廃校は阻止できなかった”」

 

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かのん:「”でも私たちは何一つ後悔していない。学校が一つになれたから。この活動を通じて 音楽を通じてみんなが結ばれたから。最高の学校をつくり上げることができたから”」

 

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                 れん:「お母様…」

 

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かのん:「”一緒に努力し一緒に夢をみて一緒に一喜一憂する。そんな奇跡のような時間を送ることができたから”」

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かのん:「”だから私はみんなと約束した。”結”と文字を冠した学校を必ずここにもう一度つくる。音楽で結ばれる学校をここにもう一度つくる。それが私の夢。どうしても叶えたい夢”」

 

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かのん:「この学校をつくった葉月さんのお母さんは音楽で結ばれることを望んでいたんだよ」

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かのん:「この学校はその夢を叶えるための学校。普通科も音楽科も心が結ばれている学校」

 

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  かのん:「スクールアイドルはお母さんにとって最高の思い出だったんだよ」
  れん:「最高の…思い出…」

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           はな:「恋、スクールアイドルは…」

 

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           はな:「お母さんの最高の思い出」

 

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これまで何度も思い出そうと努めてみたものの、どうしても思い出せなかった言葉が、ここでありありとよみがえってきたようです。おめでとうございます(´ω`)

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          クゥクゥ:「これもノートと一緒に」

 

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                  れん:「お母様…!」

 

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神宮音楽学校時代のスクールアイドル活動の記録が学園内の公文書的な場所やあるいは恋ちゃんの自宅などで姿を見せなかったのは、どうやら恋ちゃんママの花さんによる隠ぺい工作だったようです。学校アイドル部の部室の物置部屋にあったあの鍵付きの木箱を開かない限り、花さんたちのスクールアイドルの記録については触れることができない、そのような仕掛けになっていたのでした。

 

この隠ぺい工作には、花さんの友人である理事長先生も協力していたようでした。しかしなぜ、そのような手の込んだマネを!?

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ここでややぶっ飛んだ話をすれば、仏教の浄土真宗聖典とされる『歎異抄』の最後は「奥書」という章で締めくくられています。そこには「この聖なる教えの書は、われら念仏の一門にとって大切な聖書である。仏の教えに出会う機縁のない者に、むやみに見せてはいけません」といった内容が記されてあって、著者である蓮如さん自身による花押(かおう)がされてある。そういうことらしいです。

恋ちゃんママの花さんが浄土真宗の帰依者だったのかどうかは定かではありませんが、神宮音楽高時代の学校アイドル部の記録というのは、結ヶ丘にとっては言わば秘伝の奥儀の書のようなもので、花さんはそれをスクールアイドルと出会う機縁のない者たちからは隠匿しておきたかったのでしょう。うーん、われながら超解釈。(^ω^)

 

そしてその一方で、どうして恋ちゃんはお母様のスクールアイドル時代の記録を自力で発見することができなかったのか?

 

恋ちゃんが神宮音楽学校の「学校アイドル部」には部室が存在していた、そのことについては知らなかったから、だからスクールアイドル同好会の部室の鍵が実は学校アイドル部の部室の鍵だったことにも全く見当が及ばなかった。あるいは「生徒会長キャラはポンコツ」という、これは「ラブライブ!」の伝統の継承によるもの!?

 

このへんはYouTubeでも何名かの有志によって考察動画が公開されては彼らなりの解説が試みられていましたが、それはそれで大変に興味深いものでしたが、しかしながら個人的な所感では、このことはきっと悟性によっては答えられず、ただただ神秘であるとしか言いようがない。恋ちゃんが自力で資料の発見に及ばず、かのんちゃんがやっと見つけ出した末にようやく恋ちゃんの眼前に提示することになった。これは言わば「神の計画」によるものだったと、ここでまた何かと超越的な話に持っていきたがる、いつもの悪い癖(笑)

ラブライブ!」は今シリーズも形而上学(けいじじょうがく)してますね!(^ω^)

 

恋ちゃんも真宗の教えに帰依していたのかどうかは定かではありませんが、彼女が彼女の自力によってはもはやどうにもならない事態に直面した時、ここで「他力本願」すなわち弥陀の本願による摩訶不思議な力に導かれて救済されるのでありました。

第7話・第8話の「恋ちゃん回」の真相を探ってみれば、実のところ、これは浄土系仏教の法話だったのだ???

ああ、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ああ、有難い。有難い。ありえない?ありえます!きっとある。の完璧世界(←意味不明)

 

また東洋の浄土仏教は西洋の実存哲学とも相性がよく、そう言えば、過去の記事にヤスパースの「限界状況」について紹介したことがありました。

 限界状況とは、具体的には、自分はいずれ死ななければならない(死)とか、思い悩むことから逃れられない(苦悩)とか、自分は闘わなければならない(闘争)とか、あるいは、意識的にも無意識的にもを犯すことから免れない(罪責、原罪)ということである。

 これらの状況は普通の状況と異なり、変化することがなく、意志努力によって変えることのできない、人間存在にとって巨大な壁となって立ちふさがる状況であり、人はただそれに衝突し、挫折するほかない。
 それは時代や民族、あるいはどのような個人にとっても免れることのない点で普遍的である。

 限界状況の典型例が「自己の死」である。人は、それに突き当たることによって、各人がそれまで意識していた自己自身の存在に対する確実性の挫折を自覚させられる。

 ヤスパースによれば、人は普段は気晴らしなどにふけることによって、実はすでに前提として限界状況のうちにあるのだということを忘れてしまっているとしている。  

 そして、壁に突き当たって挫折する経験は、人をして頼るべきもののない孤独絶望とに突き落としてしまう。
 しかし、このように限界状況に直面したときにこそ「実存的まじわり」や「超越者との出会い」によって、人は実存に目覚めるのであると主張した。

               ――Wikipedia「限界状況」より――

限界状況は極限状態と混同してしまいそうですが、「極限状態」はざっくり言うと「生死の境をさまよっているような状態」ということになると思いますが、「限界状況」はわれわれにとってはもっと身近に体験し得る状況であると言えそうです。引用の文面を一読してみると、どこか成長物語のテンプレのような感じもしなくはない???

 

エピソード第7話と第8話のいわゆる「恋ちゃん回」は、この「限界状況」の記述が骨格となって、それに肉付けして生命を吹き込んだような印象を受けました。

 

第7話・第8話において、恋ちゃんが置かれていた状況というのは、まさに「限界状況」だったのでした。そして、かのんちゃんたちとの交流は「実存的まじわり」に相当し、かのんちゃんたちの力添えによって恋ちゃんが体験することになったスクールアイドルとの出会いというのは、言葉を換えれば「超越者との出会い」だった、ということになるのかもしれません。

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    人の世は(すぐにすぐに)変わるけど 私の願いは(変わらないわ)

       うず潮みたいに あなた揺さぶり 結ばれたいのー♪

 

・・・と歌っていたのかどうかは分かりませんが、たしか今年の1月末に投稿した過去記事で「恋ちゃんと結ヶ丘にはliiy whiteの『乙姫心で恋宮殿(おとひめはーとでらぶきゅうでん)』を彷彿とさせるイメージがある」とか語っていた覚えがあります。

恋ちゃんママの花さんが神宮音楽学校時代の若かりし乙女だった頃に結成した学校アイドルはトリオユニットで、よく見ると三人のメンバーカラーはそれぞれ紫・青・黄色となっているようですね。お、これは(^ω^)

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       μ’s(ミューズ)の派生ユニット lily white(リリーホワイト)

 

第8話では、ここで何気にリリホワオマージュ来ました!(⋈◍>◡<◍)。✧

 

神宮音楽学校時代のスクールアイドル活動の記録を自力で発見することが出来なかった恋ちゃんでしたが、かのんちゃんすなわち現役のスクールアイドルによって秘伝を口授されるような形で”学校アイドル部活動日誌”と出会うことになった。。。

この出来事における意味内容というのはつまり、今となっては観念となってしまった過去の記録がここでは質的な変化を遂げて「生きた物語」となって、恋ちゃんの前でよみがえった。そのように言い換えることができるかもしれません。

恋ちゃんにおける「スクールアイドルとの出会い」というのは、結果として、このようなドラマチックな形で体験されたのでした。めでたし、めでたし。(^^)b

 

その後、かのんちゃんからスクールアイドル同好会への勧誘を受けた恋ちゃんでしたが、これまでの行状から躊躇してしまって、自然に前に出ることができません。

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          しかし、そこでまた「他力」の風が???

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        風が吹いたの あなたの風にさらわれたいー♪

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          示談成立、おめでとうございます(^o^)

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    ここで音楽科と普通科も一枚岩となって、今や盤石の結ヶ丘(^^)v

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 かつては問題であったものが今となっては問題ではなくなった!? すみれちゃん

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           ここに来て、恋ちゃんもまた然り(^ω^)

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       第2話に登場した練習風景見学のモブ子さんたちも再登場

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     結ヶ丘の第1回学園祭ではスクールアイドルのステージも披露(^^♪

   

この回だけは、エピソードの終盤に設定されたライブシーンが終わってからようやくサブタイトルの登場という演出でした。

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「人生とは何ぞや?」――それは悟性に対しては答えられない問いである。

ここまでウダウダと語ってきたことも、究極的に結論すれば、こういうことになるのでしょう(^o^)・・・てか、なんでそうなる!?(゚Д゚)ノ

 

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【♯09 君たちの名は?】

エピソードの第9話は大雑把に言うと、結ヶ丘スクールアイドル部がラブライブの大会にエントリーするためにグループ名を考案するというお話でした。

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クゥクゥ:「ラブライブはかつていくつもの感動と奇跡を起こしてきたスクールアイドルにとっての夢!魂!命の源~!」

 

学園祭が終わって学校の制服が衣替えとなった時期にスクールアイドルの祭典であるラブライブの大会が告知されたようです。

クゥクゥちゃんたちの世界ではたしかラブライブの大会は高校野球と同じく夏大会と春大会が開催されていたはずで、シリーズ作品におけるこれまでの伝統では、夏大会では上手くいかず春大会で全国優勝を果たすという、現実世界の日本の受験生たちにもエールを贈っているようなところがありましたが、しかし今回のシリーズはこれまでとはやや内容が異なるようです。('ω')ノ

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それはさておき、いつの間にか同好会から公認サークルに昇格したらしい結ヶ丘スクールアイドル部には、5名のグループで大会にエントリーしようとしたところ、グループ名がまだ決まっていなかったことに気付いたのでした。

 

第7話・第8話のいわゆる「恋ちゃん回」はドラマチックな展開のエピソードとなっていましたが、第9話はいわゆる「日常回」的な内容でした。

ここでは第7話・第8話の時のようにストーリーを順に追っていくことはぜず、個人的に印象に残ったシーンだけ取り上げておきたいと思います。あしからず。(^^;

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      未だスノビズムな妄想から抜けきれていないすみれちゃん

 

この回から恋ちゃんが普通科の制服を着用するようになりましたが、これは音楽科と普通科の制服を学科別に区別するのではなく、2種類の制服を自由に選択できるという方式に改正されたということでした。

一見したところ、普通科の制服はオールドファッションで、音楽科の方はフューチャースタイルみたいな印象を受けましたが、特に音楽科の夏服はデザイン性に優れているように思われるので、あれは生徒たちからの人気が高そう(^ω^)

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     こう見ると、恋ちゃんはどこか海未ちゃんっぽい感じ!?

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    第3話ではこんなだったのに、人って変われるもんだね!(^o^)

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ところで、かのんちゃんは自分の中で何かがひらめくと勝手に勉強しだす子のようで、こういう態度の在り方は第2話に続いて、教育テレビが推奨しそうな内容???

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第9話は結論として「いろいろあって、やっとグループ名が決定しました!」といった内容のストーリーでした。おつかれさまです(^ω^)

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クゥクゥちゃんがホワイトボードに書いた中国語については、TwitterでLiyuu(リーユウ)ちゃんによる解説がなされていました。

 

それでは、恋ちゃんによって書かれたと思われる「超越母神」「星雲女子」とはいったい誰を想定しているのか? 諸説あるものと思われますが、個人的な趣味では恋ちゃんが海未ちゃんと被って見えたので、こんなふうな解釈になる(笑)

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          「超越母神」と言えば、東條 希ちゃん

 

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          「星雲女子」と言えば、星空 凜ちゃん

 

        なお余談ですが、ちなみにこちらは「你好、宇宙少年」

   

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【♯10 チェケラ!!】

第10話のサブタイトルとなった「チェケラ!!」は英語の「check it out」のことで「見てくれ!」「注目してくれ!」といった意味になるそうです。つまりは「要チェック!」ということですね。('ω')ノ

 

サブタイトルはそんな表記でしたが、内容は実質的に「すみれちゃん回(第2話)」なストーリーになっていました。いわゆる「ちぃちゃん回」と「恋ちゃん回」がそれぞれ2話構成であったのに、「すみれちゃん回」は第4話だけでどこか不公平な扱いだと感じていたら、ちゃんと第10話に枠が設けてあったんですね。よかったですね。(´ω`)

 

それで、ラブライブの大会にエントリーすることになったLiella!(リエラ)ちゃんの5人でしたが、今年の大会は出場校が過去最多らしいということでした。

ラブライブの大会は、決勝への進出方法がスポーツ競技で採用されているトーナメント方式やリーグ方式ではなく、複数の出場者を一度にふるいにかけて勝者を決めるコンテストやコンクールといった類の方式を採用しているのでした。これは芸術などの分野で行われている選抜方式です。

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今年の東京大会は以上の理由から2段階選抜で優勝を決めることになったらしく、地区予選では「演技にラップを採り入れること」という課題が与えられました。

 

ヒップホップ系のラップでは、これは古典とも言えそうな存在。1990年の作品。

   

 

これはイギリスのエレクトロなディスコ調のラップ。1996年の作品。

   

しかしこの曲はあれですね。AZALEA(アゼリア)の「メタモルフィズム」の原風景らしき風情が感じられなくもない???

   once a caterpillar now a butterfly It's all change It's a metamorphosis

    かつての芋虫が今じゃ蝶々だ  今こそ変わるとき さあ変身だ 

 

J-POPにおけるラップの開拓者はこの曲になるんですかね。1994年の作品。

   

 

いや待てよ・・・日本の音楽シーンにおいてラップと言えば、YMOの「ラップ現象」を忘れてはいけない。これは1981年の作品。今から40年も昔の楽曲だ!Σ(゚Д゚)

   

 

話が訳の分からない方向に逸れて行ってしまって申し訳ないですが、ここで少し軌道を修正すると、そう言えば、試聴動画では1コーラスのみの公開でしたが、Aqour(アクア)ちゃんのこの曲には2コーラス目に曜ちゃんラップが入っていましたね(^^♪

   

この楽曲はディスコティックな曲調で、どこか懐かしみのあるサウンドかも(´ω`)

 

それはさておき、リエラちゃんの5人の中でクールなラップをスマートにキメることのできる人材がどうやらすみれちゃんだけであることが判明して、ここですみれちゃん、ついに長年夢見てきたセンターポジションの悲願を達成するに至りました。おめでとうございます(^^)v

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すみれちゃんのセンターに対しては乗り気でなかったクゥクゥちゃんでしたが、かのんちゃんに諭(さと)されて、それですみれちゃんを励ましに来たのでしょうか、クゥクゥちゃんはすみれちゃん宅の神社を訪れました。

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東京大会の地区予選突破は、すみれちゃんの双肩にかかっている! メンバーの期待に応えるべく、それとともに「過去の屈辱を今こそ晴らしてくれようぞ」みたいなノリもあるようですが、すみれちゃんが秘密の特訓を開始されたぞ!(`・ω・´)

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すみれちゃんの秘密の特訓をこっそり尾行したクゥクゥちゃんは、すみれちゃんの他人には見せない気合に満ちた本気の姿を垣間見ることとなって、ここで心を打たれたのか、その後日、すみれちゃんに新曲のセンター用の衣装を提供したのでした。

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この回のサブタイは「チェケラ!!」で、そしてまた新曲はラップを取り入れた曲ということですが、もしかして、この衣装でヒップホップされるんですか???

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すみれ色のお洒落なドレスを身に纏(まと)ったすみれちゃん。すみれちゃんのソロ出演で新曲のデモ動画を制作・配信して、学友たちからの反応を見てみましたが・・・

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学友たちの反応はメンバーにとっては不本意な結果となって、すみれちゃんセンターに対しての評判はあまり芳(かんば)しくはなかったようです。。。

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不本意な結果は、前に進む力を削がれてしまうもので・・・わかる、おれも(´・ω・)

すっかり意気消沈してしまったスノビズムのすみれちゃんは、ここでさらに追い打ちをかけるように、練習の途中にかかってきたクゥクゥちゃんの電話の内容を傍受してしまいました。

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ここで、情報化社会は今はここまで進歩したのかと思わず感心してしまいましたが、それはさておき、電話の内容は、クゥクゥちゃんは上海にいる家族と通話中らしく、ラブライブで結果が出せなかった場合はクゥクゥちゃんは中国に帰国しなければならない約束を家族と交わしているようです。

 

すみれちゃんの生い立ちと性格からして、クゥクゥちゃんはたぶん生まれて初めての友達でしょう。「自分がセンターだと勝算が見えない。勝てないと友達が本国に強制送還されてしまう」――このあたりの場面での、すみれちゃんの心境はまさに崖っぷちの状態であると言えるでしょう。

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この膠着(こうちゃく)した状態に業を煮やすクゥクゥちゃんでしたが、ついに、すみれちゃんのハートに火をつける時が来たようです。今を思い返せば、前に進めないでいるかのんちゃんのハートに火を付けたのも、スクールアイドル伝道師であるクゥクゥちゃんだったのでした。この子はおそらく宗教家の素質があるのでしょう(^o^)

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クゥクゥ:「さっきの可可の電話聞いていましたね?盗み聞きとはやはり根性が曲がっていマス!」
すみれ:「かのんたちは知ってるの?」

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クゥクゥ:「いいえ」
すみれ:「なんで言わないのよ!」
クゥクゥ:「可可のことを気にしてスクールアイドルをやってほしくありません」

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すみれ:「でも勝たなきゃいけないんでしょ!結果を出さなきゃ!だったら…!」

 

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クゥクゥ:「そのためにあなたがセンターがいいと言ってるのデス」
すみれ:「何意地になってんのよ」
クゥクゥ:「意地になどなっていません」
すみれ:「なってるでしょ!ほんとは嫌なのにかのんが勧めるからとか何だかんだで練習しているから仕方なくとか可哀想とか…」

 

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すみれ:「練習しているところもこっそり見てたでしょ。全部分かってんのよアンタのことなんて!」

 

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クゥクゥ:「何も分かってませんよ。そんなことで可可が神聖なラブライブのセンターを任せると思っているのデスカ?」
すみれ:「任せたでしょ実際」
クゥクゥ:「可可があなたに任せたのはあなたが相応しいと思ったからデス!」

 

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クゥクゥ:「練習を見てその歌声を聴いてLiellaのセンターにふさわしいと思ったからデス。それだけの力があなたにはあると思ったからデス」

 

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クゥクゥ:「だから受け取りなさい!私が想いの全てを込めてあなたのために作ったのですから!」

 

ここは「論より証拠」というのか、クゥクゥちゃんはここでまたずいぶんと象徴的なアイテムを差し出してきました。

すみれちゃんの内にある憧れの情熱、ティアラはその象徴。言い換えれば、すみれちゃんが心に抱いているイデア(真実在)を表象化した姿の一部。

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              すみれ:「それは…」

 

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 クゥクゥ:「あなたのために作ってきました。センターのあなたのために」

 

ここで、風さん曰く「超越せよ。」 ここでまた「他力」の風が吹いたぞ(^o^)

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               すみれ:「あっ!」

 

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  すみれちゃんにとっては、今こそ憧れ(理想)を現実に変える時だ!(`・ω・´)

   It's all change It's a metamorphosis(今こそ変わるとき さあ変身だ)

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              すみれ:「この…!」

 

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              すみれ:「待て~!」

 

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              すみれ:「届いて…!」

 

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              すみれ:「届いて!」

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              すみれ:「わあっ!」

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                  かのん:「すみれちゃん!」

 

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           すみれ:「イタタ…。ったく」

 

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          クゥクゥ:「すみれ…」

 

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           すみれ:「初めて名前呼んだわね」

 

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クゥクゥ:「そんなことはどうでもいいデス。Liellaのセンターとして恥ずかしくないステージにしてクダサイ」

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         すみれ:「当然でしょ。誰だと思ってるの」

 

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れん:「いよいよ結ヶ丘のスクールアイドルがラブライブのステージに立つのですね」
ちさと:「楽しみだね」
かのん:「うん。私たちLiellaがたくさんのスクールアイドルとつながって歌を響かせるんだ!」

 

第10話のサブタイは「チェケラ!!」で、何やらヒップホップな日常回にでもなるのかと思っていたら、その内容は実は「すみれちゃん回(後編)」で、何ともドラマチックなストーリーとなっていたのでした。

 

第4話と第10話を併せて見ると、これは己の俗物根性によってグソクムシされた女の子がスクールアイドルの力を授かって人間性に目覚め、人間のお姫様に変身するという、そういった寓話的な意味を持った物語だと解釈することもできそうです(^ω^)

   

すみれちゃんセンター曲は個人的にはテクノポップなナンバーを希望していましたが、しかし、この楽曲はミュージカル風のラプソディーな感じ(?)のする曲調となっていました。

サブタイの「チェケラ!!」は文字列の記号としては全くのフェイクでしたが、「ノンフィクション」の曲中で「…私を見てなさい」と歌うすみれちゃんを思えば「ああ、そういうことだったのか。こういった展開はもしかして、すみれちゃんのキャラの特性がよく表れているかも!?」と妙に納得してしまうのでした。。。

ちなみに、その部分の歌詞は曲の2コーラス目に登場するので、TVアニメのエピソードに挿入されたMVでは確認できません。あしからず(^^; 

それはともかく、「ギャラクシー!」の合言葉とも言えそうな掛け声とともにMVに颯爽(さっそう)と登場してはセンターをキメてくれたすみれ姫は、何というか名古屋のお嬢様みたいでとても可愛らしかったですね!(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥(←なんでそうなる!?)

1stライブツアーのステージでは「ノンフィクション」用の衣装は残念ながら用意されてはいないようでしたが、あのドレスは衣装チェンジに手間がかかりそうなので、そういう事情によるものなのでしょうか!?

それでも「Wish Song」の衣装のまま「ノンフィクション」と続けて「Day1」と、両曲でセンターを務められたペイ子ちゃんはとても素敵でした(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

 

これは余談ですが、テクノポップな楽曲については、すみれちゃんの相棒であるクゥクゥちゃんの中の人であらせられるLiyuu(リーユウ)ちゃんがソロ活動の方でやってくれたようです(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

   

 

ところで、前回の記事でも引用させてもらった「マズローの欲求5段階説」の図はLiella!ちゃんの物語について解説するのにとても便利なように思われます(^o^)

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この図と照らし合わせると、第4話のすみれちゃんの精神の覚醒レベルは、レベル3からレベル4を経てレベル5との境界の所までステージアップして、第10話に来てレベル5の領域に到達したものと解釈できそうです。おめでとうございます(^^)v

 

今回の記事もずいぶんと冗長な内容となってしまいましたが、ここでは(1)ヤスパースの実存哲学とマズロー自己実現理論サブカルチャーの領域でいわば”成長物語の鉄板テンプレ”として活用されていること、(2)また今シリーズにも登場したいわゆる”廃校ネタ”が考えようによっては地域創生論の話題とも連絡が取れそうなこと、以上の2点を確認したところで終わりにしたいと思います。

それでは皆さん、ごきげんよう(^o^)/

【ラブライブ!スーパースター!!】――自己啓発ノススメ!?――TVアニメ第8話放送の後になってから、第4話~第6話の感想をようやく投稿することができた回

皆さん、こんにちわ(^o^)

 

前回の拙記事はニコニコの〈ユーザーブロマガ〉から〈はてな〉の方に引っ越してきて初の投稿となったわけですが、画像・動画を多数拾ってきて貼り付けては頑張ってみたりしたものの、アクセス数からして大爆死してしまいました。。。( ノД`)シクシク…

たぶん、今回もそんなもんでしょう。。。(´・ω・`) 

 

それでも、作る時は作る!(`・ω・´)

アクセスしていただいた皆さまには、ありがとうございます(^^)v

今回の記事はTVアニメの第8話がEテレで放送された後になって完成までこぎつけて、そのために今頃の投稿となりました(^^;

前置きはこれくらいにして、とりあえず本文に入りましょう。('ω')ノ

 

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第4話「街角ギャラクシー☆彡」

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           ♥第4話は「すみれちゃん回」でした♥

このエピソードは、すみれちゃんの「グソクムシダンス」が強烈なインパクトとなって、視聴者にも大好評だったようですね(^o^)

 

しかし個人的には、この「グソクムシすみれちゃん」にはどこか同情するところもあって、これを単に滑稽な晒し者として片付けてしまうには何だか忍びないような気がして、考えようによっては、これはもっと人間にとって普遍的な意味を持った象徴として見ることもできるのではないか?

 

今回の記事は第4話から6話までの感想を語るつもりですが、作成の主な動機となったのは、ざっくり言うと、以上に述べたことなのでした(笑)

 

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そういうわけで、第4話については、これはひとつの寓話として解釈することもできるように思います。ここに登場するグソクムシは要するに、素朴な幸福主義のなれの果ての姿俗物根性のカリカチュア自我の殻に閉じこもった閉塞的な自己存在・・・そういった象徴的な意味合いを帯びている。個人的にはそのように見えたわけです。

 

すみれちゃんのこの「グソクムシ」に漢字をあてれば「愚俗虫」ということになるかもしれません(^ω^)

     

素朴な幸福主義や俗物根性のすみれちゃんは、表面的にはどこか性悪女のように描かれていますが、しかしそれは寓話的な効果を狙ったものとも解釈され、実際的なところで言うと、そこには現実の日常にありがちなわれわれの醜態を美少女化したようなところがあって、ある種の親しみすら感じさせます(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

ここでストーリーの方をちょっとおさらいしてみると、今回のエピソードでヒロイン役となる平安名すみれちゃんは、幼女の頃にショービジネスの世界を経験していて、高校生になった今はスカウト待ちで原宿界隈を徘徊するのが日課になっているということでした。

 

スターに憧れて、ショービジネスの世界で主役やセンターを演じるのが彼女の夢でしたが、いつも脇役ばかりで「それでは役不足だ」と、すみれちゃんはそのような過去の悩みを抱え続けていたのでした。

 

すみれちゃんはスクールアイドルの存在を最近になって知ったところで、「アマチュアの世界なら自分がセンターを取るのもチョロい」と甘い考えを起こして、結ヶ丘の学校アイドル部に入部しました。

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学校アイドル部に入部して、三人の前でショービジネスの経験があることを話す時の、俗物根性丸出しの不遜なテレ顔www

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第4話のすみれちゃんとは対照的に第5話でちぃちゃんが見せた表情は、地道な努力の積み重ねを厭(いと)わない人による謙遜なテレ顔!?

 

すみれちゃんはスクールアイドルの世界でも自分がセンターの座を取れなことを悟ったところで、学校アイドル部をとっとと退部。すみれちゃんのことを心配したかのんちゃんはすみれちゃんの後を付けて行きましたが、かのんちゃんはすみれちゃんの自宅となっている神社の境内まで来たところですみれちゃんの黒歴史を偶然に知ってしまうこととなって、神社の倉庫みたいな場所に監禁されてしまいました。。。

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  すみれ:「グソクムシ~ グソクムシ~♪ グソクグソク グソクムシ~♪……」

 

ところが、かのんちゃんがすみれちゃんの心情を察しようとすると、すみれちゃんはかのんちゃん身柄を速やかに解放し、すみれちゃんは自身の身の上話について、かのんちゃんに語ったのでした。

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 「自分が輝きたい道で輝けない」という人生の苦悩。わかる、おれも。(´・ω・)


さて、かのんちゃんが、すみれちゃん逃亡の件に関する顛末をクゥクゥちゃんに報告したところ、クゥクゥちゃんはすみれちゃんに対して激怒しました。

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今回すみれちゃんが犯した行為というのは、要は自らの利益へと誘導するために学校アイドル部を利用しようとした策略なわけだから、こうなるのも仕方ない(´・ω・`)

 

敬虔なスクールアイドル教徒であるクゥクゥちゃんにとっては、これは神聖なるものを穢(けが)す愚劣極まりない行為であって、またクゥクゥちゃんの「自分がそのために生き、そのために死ねるような真理」に対する侮辱、冒涜である。

 

このような戯け者(たわけもの)に対しては、メンチ切って略式裁判の法廷に引きずり出して、自ら裁きを与えて制裁を加えてやりたいところ。

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これも第5話では、すっかり不協和音な友好関係に。 どことなく「キツネとタヌキ」のコンビにも見える!?

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           注:このシーンは第5話からのカットです。

 

    キツネ女子とタヌキ女子のなかよしコンビは「ラブライブ!」の伝統!?

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                      えり    のぞみ

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                よしこ     ずら丸

 

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それはさておき、クゥクゥちゃんとのタイマンの場でも、自らの不遇な運命を呪うような言葉を残して去っていった、すみれちゃんなのでした。。。(´-ω-`)

     

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「今のすみれちゃんの気持ちを一番理解してあげられるのは、かのんちゃんだよ」と、ちぃちゃんに諭されて、かのんちゃんはすみれちゃんに対して、とあるアクションを起こすことになります。

 

ところで話は変わりますが、すみれちゃんは主役やセンターの座に対して憧れを抱いている。「スターになりたい」という素朴な夢を持っている。しかし、彼女はスターとして舞台に立って主役やセンターを演じることによって、そこからいったい何を求めているんでしょうかね? 

 

周りからチヤホヤされてウハウハな気分を味わいたい、ということなんですかね? 

 

これはわれわれにも大変に心当たりのある、とても馴染み深い欲望ではありますが、こういう願望を強く抱いてしまうような人は、関心がいつも自分の方ばかりに向いているとか、中身に乏しくて心が貧しいとか、いったん何か事を起こしても結局は長続きしなかったり、そういう傾向に陥りやすいような気もします。言ってみれば、こういうのは寂しい人の人生です。

 

チヤホヤでウハウハな欲求が達成されようが失敗に終わろうが、その人が内面に抱え続けている寂しさ、空虚感みたいなのは結局は解消されることはないでしょう(´・ω・)

 

すみれちゃんは表面的にはスターの座に憧れてはいるものの、しかし深層では、実は心から分かり合えるような仲間を求めて続けていたのではないか?

 

そういった解釈に持っていくと、AZALEA(アゼリア)の「GALAXY HidE and SeeK / INNOCENT BIRD」は、ここでのすみれちゃんの心情によく言い表しているのではないかと思われます(^^♪

   

したがって、第4話のタイトル「街角ギャラクシー☆彡」の〈☆彡〉の部分を展開すると〈・ハイド・アンド・シーク〉ということになるのでしょう???

 

すみれちゃんがセンターを担当した時の楽曲はテクノポップがいいでしょう(^^♪

 

ここで第4話のエピソードの方に話を戻すと、かのんちゃんはすみれちゃんを街頭で学校アイドル部(正しくはスクールアイドル同好会)にスカウトという形で勧誘する行動に出ました。考えましたな(^ω^)

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すみれちゃんはこの期に及んで契約金の話を切り出します。

「スター=契約金」・・・これは象徴的な俗物根性の極みとも言えそう(^o^)

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こんなすみれちゃんに対してかのんちゃんは「あるよ。」と自信満々に返して、すみれちゃんの自宅の神社で授与されているお守りを差し出しました。

上の記事では、かのんちゃんが差し出したお守りには、信じ続けること、あきらめないキモチ、すみれちゃんの好きな言葉である「一念天に通ずる」などの意味合いが込められていることが語られていました。当を得た考察だと思います。あっぱれ!(^^)b

 

しかしながら、個人的な趣味の色メガネを通してみると、これはすみれちゃんの「俗物根性」に対して、かのんちゃんはここで「形而上学(けいじじょうがく)」あるいは「実存哲学的飛躍」を遂行した、そのように見えました。すなわち「超越せよ。」

 

素朴な幸福主義や俗物根性を否定はしない。しかしいつかはそれを相対化し超越しなければならない時もやって来る。私たちの未来とはそういうものだ。持論です(^o^)

 

かのんちゃんが彼女の手のひらの上に提示した、すみれちゃんの自宅の神社で授与されているお守りは、個人的な趣味の解釈では「同じしるしを持つ者」の証であり、「世界の豊穣」を開く鍵としての意味合いも込められている。

 

言い換えれば、これは「スクールアイドルを方便に〈新しい世界〉を一緒に開拓しよう!」「お金では買えない宝物を一緒に見つけよう!」と、かのんちゃんがすみれちゃんを誘っているようにも見えて、これいみじくも青春の物語かな。みたいな(笑)

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かのんちゃんたちとの出会いによって、グソクムシの呪縛からようやく解放されることになった、これは歓喜の「ギャラクシー☆彡」!? 剛力招来(ゴーリキショーライ) 超力招来(チョーリキショ-ライ) サナギマンからイナズマン~♬(←ネタが古い)になった、すみれちゃん???

 

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第5話「パッションアイランド」

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          ♥第5話は「ちぃちゃん回〈前編〉」でした♥

この回から東京都神津島村出身のスクールアイドルであるサニーパッションのお二人がストーリーに本格的に参戦してきました。

 

彼女たちはデュオユニットのチームで、去年の「ラブライブ!」全国大会に東京代表として出場した経歴を持ち、またクゥクゥちゃんがスクールアイドル教に入信するきっかけとなった人たちなのでした。

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 クゥクゥちゃんにとってお二人は崇拝の対象、現人神(あらひとがみ)のような存在

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かのん、クゥクゥ、すみれのスクールアイドル同好会の三人とちぃちゃんたちが、かのんちゃん宅の喫茶店で涼んでいるところに、サニパさんが電撃訪問してきて「神津島で開催されるスクールアイドルの夏フェスにゲスト出演してほしい」とのオファーが舞い込んできました。やったぜ!(^_-)-☆

 

しかしながら、ちぃちゃんはダンスのコンクールで夏の都大会に出場するため、今回はスクールアイドル同好会の三人とは別行動を取ることになります。

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第5話と第6話で構成される「ちぃちゃん回」は、一方では水着回と温泉回を兼ねた「神津島リゾート回」でもあって、東京都の離島である神津島村が「ラブライブ!」シリーズの聖地に新たに加わることになりました。

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今回の水着回は肌の露出度は控えめで、こんな感じのシーンとかはなく、またこんな感じのシーンをやるなら恋ちゃんが最も適任だと思いますが、第5話の本編では恋ちゃんは登場しませんでした。

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           注:このシーンは第6話からのカットです。

 

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         ♥恋ちゃんは第5話では「リエラのうた」で登場♥

 

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      第5話では、すみれちゃんとクゥクゥちゃんの仲もさらに進展!?

      

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    一方、東京本土では・・・ちぃちゃんは決戦の日に備えて秘密の猛特訓

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   そして、彼女のスクールバッグに忍ばせたこの書類は何ゆえに!?(つづく)

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第6話「夢見ていた」

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          ♥第6話は「ちぃちゃん回〈後編〉」でした♥

第6話はファンからは「神回だった!」と大好評だったようですが、それはそうと、OPが流れた直後に出てきたこのシーンのクゥクゥちゃんは、前回の第5話にあったあの出来事がよい夢になって現れている模様!?

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          クゥクゥ:「ん~くすぐったいですぅ~♡」

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ストーリーの本題に入る前に少し触れておくと、この回でも「クゥすみ」コンビのテンポのよい掛け合いがグッジョブですね(^^)b

また、第6話ではこの二人が特技とするものも明かされました。

 

サニパさんからのお招きのお礼に手料理を振る舞うつもりのクゥクゥちゃんでしたが上手くいかず、すみれちゃんは見るに見かねて・・・

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      ♥すみれちゃんは料理上手の嫁候補キャラ(⋈◍>◡<◍)。✧♡♥

 

料理は苦手なクゥクゥちゃんでしたが、彼女には彼女の得意とする分野がある模様。

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         ♥クゥクゥちゃんの特技は大道具仕掛け人???♥

神社の娘と信仰に生きる娘(?)による、この二人の関係性というのは、考えようによってはストーリーの尺つなぎや尺稼ぎの要請にも応えてくれるポテンシャル???

 

それはさておき、第1話から陰険な表情を取ることが多かった恋ちゃんでしたが、ここでようやく穏健な表情も見せてくれるようになりました。恋ちゃんは私的には最も気になるキャラなので、これからが楽しみ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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どうでもいい話ですが、音楽科の指定カバンは普通科のようにリュックではなくてスクールバッグなんですね。

 

それで、ここからが本題ですが、この第6話の感想についてですが、個人的な関心ではストーリーの内容について言及していくよりも、物語のテーマ性みたいなものに重点を置いて語っていきたいと思います。そこんとこヨロシク(・ω・)ノ

 

【1】

アニメ「ラブライブ!」の物語というのは、これは伝統的な継承によるものなのか、おおむね次のことが基本的な骨子をなしていたように思います。今回のシリーズとなる「スーパースター!!」もその例外ではないでしょう。

「自分が自分自身になる」ことを成就した人たちが協力しあって、何か素晴らしいものを創り上げていく。

これは社会改良の定石とも言えるでしょう。

反対に「自分が自分自身になれなかった」人たちが結託すると、不穏な活動を企てては社会の解体を促進させ、結果として社会を疲弊・衰退・荒廃させることになります。

 

そういうわけで、本作品が掲げる「みんなで叶える物語」と「私を叶える物語」のコンセプトは不可分な表裏一体の関係をなしていて、社会と政治の双方において重要性を帯びています。

 

準国営放送とも言えそうなNHKが「ラブライブ!」を好きな理由がよく分かる!?

 

【2】

過去にこんな記事を投稿したことがありました。

ここでは「〈心地よい強引さ〉でもって〈外の世界〉へと連れ出してくれた他者との出会いというのは生涯にわたって忘れがたい思い出になりそうなものだと・・・わかる。おれも(´ω`)」などとを語っていました。

これはヘルマン・ヘッセの『デミアン』の感想と「ラブライブ!サンシャイン!!」のAqours(アクア)ちゃんの3年生組の物語についてと、それに加えて自らの少年時代の体験などを重ね合わせて出てきた言葉なのでした。

 

そして、このことはまた「スーパースター!!」における、ちぃちゃんとかのんちゃんとの幼少期の出会いについも当てはまることなのでした。

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第6話では、ちぃちゃんの目線から見た、かのんちゃんとの「出会い」の「思い出」が美しく綴られていました。

 

μ’s(ミューズ)さん時代のTVアニメ「ラブライブ!」2期8話の東條希ちゃんの「出会い」と「思い出」のエピソードは、当時から7年経った今観ても心温まる清々しい感動を誘うので、このへんの描写は「ラブライブ!」の伝統的な継承の源流と言えるかもしれません。

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   ちなみに、μ’sさんの希ちゃんは高校で初めて友だちができたようです。

 

そもそも「ラブライブ!」は女子高生キャラによる「アイドル甲子園」なので、当然のことながらスポ根ものの根本的な主題である「努力・友情・勝利」の側面があるわけですが、それとともに「未来」「憧れ」「夢」「出会い」「思い出」などをとても大切に扱っていて、それが作品世界における美しさの源泉となっているように思います。

 

【3】

それで第6話における主要なテーマとなっていたのが、「ちぃちゃんのダンスに燃やす並々ならぬ情熱はどこから来るのか?」・・・そういうことだったと思います。

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          「よし!」(意訳:「戦闘、開始。」)←???

 

より一般化した言い方を用いれば、「とある個人の行動や活動ついての、なぜ? 何のために?」・・・そういったお題として捉えることができるでしょう。

 

第6話の物語は〈理想化された虚構の世界〉が殊更に顕著に描かれていましたが、これも見方を変えれば、「ラブライブ!」さんは「スーパースター!!」においても〈イデアと実存〉の探求に励んでおられるようで、まったく頼もしい限りです。(^ω^)

 

ヤスパースの実存哲学で重要な概念となっている「実存的交わり」について、本作品なりに表現を試みたところ、珠玉のエピソードが爆誕したようで、今回もよい仕事をされましたね!(^^)b

 

さらに付け加えれば、第6話は特に、未来ある若者たちである少年少女の情操を育むための良いテキストになったものと思われます。

 

ここで、ストーリーの構成について少し見ておくと、東京本土と神津島のそれぞれのシーンが交互に連なった構造となっています。内容を大ざっぱに見ると次のとおり。

 

東京本土:ダンスの都大会で優勝するために秘密の特訓にいそしむ千砂都ちゃん

 

神津島:サニーパッションさんのお二人(聖澤悠奈さんと柊 摩央さん)と

    結ヶ丘女子スクールアイドル同好会の三人(かのん、クゥクゥ、すみれ)

 

・Aパート

 ①東京本土(ちさと)→神津島東京本土(ちさと&恋)→神津島

・Bパート

 ⑤東京本土(ちさと&恋)→神津島東京本土(ちさと&かのん)→神津島

 

ストーリーの骨組みについて大ざっぱに把握したところで、①~⑧の場面から主要テーマに関わっていそうな箇所についてピックアップしていきましょう。

     

――②の場面より――

サニパのお二人が今回の神津島スクールアイドルフェスの舞台となるステージについて、かのん、クゥクゥ、すみれの三人に紹介しているところです。なお、ステージはこの時点ではまだ設営中の状態でした。 

 

この時、かのんちゃんはちょうど新曲の作詞を手掛けているところでした。かのんちゃんはサニパのお二人の話を聞いて「いい話だなー」と感銘を受けたようで、それが詞の着想となったようです。

 

サニーパッションさんの二人の活動に対する情熱を燃やす燃料となっているのは、どうやら地元愛や郷土愛のようです。

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ゆうな:「島って住んでる人の数が限られているからスクールアイドルの私たちが

     中心になって学校のみんなと一緒に島を盛り上げていこうって」
かのん:「島のため…」
ゆうな:「誰かのためって思うと不思議と力が湧くんだよね~」
まお:「大変なことも全部楽しく思えてくるの」

 

――④の場面より――

詞の着想を得たかのんちゃんがさらにヨガのポーズで作詞作業に集中しているところ、いつの間にか隣に聖澤さんがやって来ました。

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         かのん:「さっきの話でイメージが湧いて」
         ゆうな:「さっき?そんないい話したっけ?」

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        かのん:「島のために頑張るとすごく力が湧くって」
        ゆうな:「ああ」

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     かのん:「想像していたんです。自分たちがもしそうだったら、

          どんな気持ちなんだろうなって」

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ゆうな:「君たちは学校のためにやってるわけじゃないの?」
かのん:「はい。学校には活動に反対している人もいてなかなか…。

     スクールアイドルじゃなければ応援してくれるって言うんですけど…」

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ゆうな:「まぁ何かのためじゃないからといってスクールアイドルを続けちゃいけない

     わけじゃないし。歌うのが好きだからって子もたくさんいるよ」

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かのん:「今はそう思うようにしています。ちぃちゃんもそうだと思いますし」
ゆうな:「あぁ、この前のダンスの」
かのん:「そうです。もうすぐ大会があってダンスで結果出したいって

     今頑張っているんです」
ゆうな:「それでこっちには来なかったんだ」
かのん:「ちぃちゃん、小さい頃からダンスが好きで練習続けてきたから」

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ゆうな:「本当に好きなだけなのかな」
かのん:「えっ?」
ゆうな:「よく分からないけど、

     それだけで別行動をとろうなんて言うのかなって」

 

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二人が交わした会話の中で、聖澤さんのさり気ない指摘によって、かのんちゃんは何かの思いへと至り、そこから詞のフレーズが見えてきた模様!?

 

その晩に歌詞は完成したようで、かのんちゃんはその詞を東京本土に残留中のちぃちゃんにレビューしてもらいました。ここで詞の中に登場する「キミ」は、ちぃちゃんを想定しているのでしょう。

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    ここに出てきた詞を一瞥するに、私的にも思い当たる人物が約一名・・・

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         のぞみ:「ふふん♪ そうやよ。それでよし。」

 

それはそうと、昼間の聖澤さんの言葉が背中を押すことになったのか、かのんちゃんがついには次のようなセリフを口にしだして、これは何かに開眼された模様!?

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     かのん:「なんかね私、いろんな人の力になりたいって、

                みんなのために歌いたいって思ってて」
     ちさと:「うん」

基本的に「ラブライブ!」は成長物語の作品世界であって、いやしくも主人公キャラにもなれば、短期間でこれくらいの内面的な成長がなければならないのだ。('ω')ノ

 

――⑤の場面より――

ここでは東京本土にある結ヶ丘女子の庭園のような校庭で、ちぃちゃんと恋ちゃんが対話しているところで、前回にフラグを立てた退学届の件とちぃちゃんのダンスにかける情熱の理由が、今ここでついに明かされることになったのでした。

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ちぃちゃんがダンスにかける情熱の発生源は彼女の幼少時代にまで遡って、それは実を言うと、かのんちゃんとの出会いがきっかけになっていたのでした。

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ここで、かのんちゃんとの「出会い」の「思い出」がちぃちゃんによって美しく語られることになりました。なお、その詳細はここでは割愛させていただきます。

エピソード第6話のテーマ性に即して言えば、ちぃちゃんのダンスに対する情熱は、かのんちゃんへの友情に対する忠誠心から来ているらしい。それが彼女の心の中で、幼少だったあの頃から変わらず、今でも熱く燃えているようです。

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ちさと:「かのんちゃんの力になるには今の自分じゃダメだって。

    かのんちゃんのできないことを一人でできるようにならなきゃって」
れん:「一人で?」
ちさと:「そう」

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    ちさと:「一人で結果を出して自分に自信を持てるようになりたい。

        それまではかのんちゃんと一緒に何かやるのはやめようって」

       f:id:marronkun172:20210919065600j:plain

      れん:「それでスクールアイドルに入らなかったのですか?」

       f:id:marronkun172:20210919065807j:plain

    ちさと:「うん。自分で決めたことだからね。ダンスで結果を出して、

         かのんちゃんの力になれるって、自分で思えるまでは」

理由については後ほど触れたいつもりですが、このシーンでの二人のやり取りの中で、ちぃちゃんが自らの自立性を強く意志しているところなどは、注目に値すると言ってよいでしょう。(・ω・)ノ

 

――⑦の場面より――
「高校生ダンス 夏の都大会」当日、会場で出番を待つちぃちゃんの前になぜか、かのんちゃんが駆けつけてきました。

神津島調布飛行場の午前の空の便を使って、調布飛行場から都心にある会場までひたすら走ってきたのでしょうか。これは理想化された虚構の世界なので、それくらい盛っておいた方がロマンチックでしょう(^o^)

       f:id:marronkun172:20210919143420j:plain

    かのん:「来ちゃった。なんか電話で話してた時、変だなって思って」

       f:id:marronkun172:20210919144133j:plain

     かのん:「なんか、ちぃちゃんすごい不安なんじゃないかって。

          勘違いかもしれないけど…」

精神的な自立を意志していたはずのちぃちゃんでしたが、ここでもまたかのんちゃんに支えられることになって、やや自己嫌悪気味になられた模様!?

 

しかしそこで、かのんちゃんもまた、ちぃちゃんに支えられてきて歌を続けることができた自分について告白します。かのんちゃんにとっても、ちぃちゃんの存在は刺激、慰め、励みとなってきたのでした。

       f:id:marronkun172:20210919144733j:plain

      かのん:「私ね、あの時本当に感激したの!全身が震えた!」

       f:id:marronkun172:20210919144752j:plain

     ちさと:「私かのんちゃんのできないことをできるようになる!」

       f:id:marronkun172:20210919144808j:plain

    ちさと:「かのんちゃんの歌みたいに大好きで夢中になれるもの!

         私も持てるようにがんばる!」

       f:id:marronkun172:20210919144842j:plain

かのん:「なんてかっこいいんだろうって。私もちぃちゃんのこと見習わなきゃって。 

     真似できないくらい歌えるようにならなきゃって」

       f:id:marronkun172:20210912155207j:plain

            ちさと:「あっ…」

       f:id:marronkun172:20210912155147j:plain

  かのん:「ありがとう。あの言葉があったから私、今こうして歌っていられる」

 

ちぃちゃんはダンスの都大会で見事というか無事にというか、とにかく優勝できたみたいで、おめでとうございます。ですが仮に優勝できなかったとしても、かのんちゃんは持ち前の心地よい強引さでもって、ちぃちゃんを神津島に連行していたでしょう。

 

励ましの応援に来たようで、実は迎えにも来ていた・・・そうだったのか???

       f:id:marronkun172:20210912223919j:plain

都大会の名称は「東京サマーダンスチャンピオンシップ」というらしい(・ω・)ノ

ちぃちゃんは高校ダンス界では東京代表。ということは、ダンスの分野では、この子はもはやサニーパッションさんと肩を並べるレベル!?

 

第6話では新曲も披露されました(^^♪

  

 

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今回の記事は第6話の感想のところでやや手こずってしまいましたが、しかしそれも、「中途半端な情熱を燃やして、何の結果も出せず、したがって自分に自信を持つこともできず、誰かの力になれるようなこともまずありえない」――そうした今の自分の姿がはっきりと見えてきてから、突如として完成の目途が立ってきました。不思議なことですが、現実にはそういったこともありえます(笑)

 

何らかの自覚に至って、そこで問題点が洗い出されたり、明確な方針が見えてきたりして、それが具体的なカタチとなっていく。――そう言えば、かのんちゃんの作詞の作業もそういったプロセスを経たものでした(←???)

 

僕もこんな記事を作ったりしているわけですが、その動機となるのは単なる自己満足というのも確かにあるにはありますが、その他にも「自分がそのために生き、そのために死ねるような真理」の探求、「真・善・美」の探求、「イデアと実存」の探求などを目的としていて、またそういったものを探求するようになった背景には、自分のこれまでの人生の中で何か思うところがあったからなのでした。。。(´・ω・)

 

自分は元来「誰かのため」を思って行動を起こせるような殊勝な人間ではありません。しかしながら、自分が誰のためでもなくただ真面目に一生懸命に取った行動がたまたま誰かのためになったケースもあったように思います。いや、確かにあった。

様々な利害関係が錯綜して絡み合っている現実世界では、そういった事象も十分に起こり得ます。要は「誠意ある行動」だと思います。

 

個人的な倫理観では、自分に利益を誘導するために他人を利用したり踏み台にしたり、また悪意を持った行為などを働いたりしなければ、また度が過ぎて利己的であったり自己中心的であったりしなければ、人並みな思いやりの心さえあれば、人としてはそれで十分に善良だと思います。

 

ところで、第4話のすみれちゃんのスノビズム(俗物根性)にはずいぶんと身近な親しみを覚えましたが、第6話のちぃちゃんとかのんちゃんの関係性については、これは悟性によって理想化・理念化された世界に感じられました。とはいえ「イデアと実存」を探求する者にとっては、こういうのは是非とも歓迎したいところ。

未来ある若者の人たちは、このエピソードを目に焼き付けておくなり、胸に刻んでおくなりされると、人間としてよい人生が送れるかもしれません。(^^)v

 

ここでまた唐突な話題を振ったりするわけですが、こうした議論を展開している途中で突如としてA.マズローの「自己実現理論」「欲求の階層理論」というものが思い出されました。これは言うなれば、自己啓発の古典みたいなものですが、ここで考えたことはつまり、この理論・仮説を「ラブライブ!スーパースター!!」の物語に当てはめてみると興味深い考察が得られるかもしれません。(^ω^)

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やぎぺー先生の記事にあったこの図を参考にすると、「スーパースター!!」の物語は、見方次第では「欠乏欲求から成長欲求への飛躍」を成就する物語と言ってもよいかもしれません。かのんちゃんやちぃちゃんは確かにそうした欲求レベルにありました。
また、ちぃちゃんの「自己実現の欲求」には自立性の欲求も含まれていました。

マーケティングの視点で言えば、「スーパースター!!」の物語は実は「承認欲求」から「自己実現の欲求」にさらに進みたい人たちにとって最も訴求力を持っていると言えるのかもしれません。

 

さらに5人体制のLiella!(リエラ)として活動することになった暁には、さらに高次の「超越的な自己実現の欲求」を志向することになるでしょう。最も自然なことが起こるとすれば、そういうことになるでしょう。

 

それはそうと、声優リエラちゃんの福岡公演は自分にとっても馴染みのある場所の近所で行われるので、最速抽選申込みで当たってほしいです(笑)

 

今回の記事はこのへんで終わりにしようと思います。

それでは皆さん、ごきげんよう(^ω^)

【ラブライブ!スーパースター!!】TVアニメを第3話まで鑑賞したところで、Liella!(リエラ)ちゃんを語る回

皆さん、こんにちわ (^o^)

ニコニコのユーザーブロマガで 2015年7月から2021年1月までの5年半の間に96本の記事を投稿してきましたが、それも今年の10月7日にサービスを終了するらしいので、この度こっちに移転してきました。今回が通算して97本目の投稿となります。

 

はてな」の方で自分のブログ記事を見てくれる人がどれほどになるのかは全く予想がつきませんが、何卒よろしくお願いします。

 

こっちはフォームの背景デザインにカタノトモコ先生のイラスト付きのものがあって、僕はカタノ先生の描く女の子は好みのタイプなので、このデザイン採用(笑)

 

しかし、カタノ先生の背景デザインは若年層の女子ブロガー向けな感じですね。当然のことながら、自分の作る記事は全く女の子っぽくないですが、内容的には美少女の画像(ただし2次元や声優)をやたらと貼りまくるので、この点については特に気にすることでもないですね (^o^)(←謎理屈w)

 

テキストデータと画像データをインポートしたら、96本の記事で2500枚以上の画像を使っていたんですね、これが。。。平均すると1件あたり26枚。(^ω^)

 

 ついでなので、カタノトモコ先生の書籍を一部紹介しておきましょう。

 

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それでは本題に入りましょう ('ω')ノ

 

今年の7月から「ラブライブ!スパースター!!」のTVアニメが放映されることになりました。しかも最速の独占放映権がNHK教育テレビにあるという。。。

 

自分は自宅にテレビを持たない、いわゆる地上波難民なのでリアタイでの視聴は困難だろうと思っていたら、東京オリンピック開催の関係によるものなのか、ネットカフェの快活CLUBでは地上波テレビ番組が視聴できる店舗もあって、自分は快活CLUBの常連客で、行きつけの店舗では視聴可能だったので、これでひとまず安堵。(´ω`)

         f:id:marronkun172:20210809051312j:plain

        TVアニメのOP主題歌は「START!! True dreams」

 

この楽曲の歌詞の中にある、このあたりのフレーズは結構気に入っています (^^♪

         ああきっと待ってたんだ

          出会いが僕らのスタート

            夢と夢が 惹かれあって始まるよ

              本当の願いに気づいた もう止まらない

               いま心が駆け出すんだ 

 

僕は、生計を立てるための日々の労働に追われながら「自分の本来の仕事」と称して、こんなブログ記事を作ったり小説らしき作品を書いたりしていますが、そのきっかけはここの詞で歌われている内容と似た感じで、また「ラブライブ!」との出会いは自分の人生にとっては大変によいことだったと思います。(´ω`)

 

      ☆スクールアイドルグループ Liella!(リエラ)のメンバー☆

f:id:marronkun172:20210809192418j:plain   へあんな   クゥちゃん    かのん   ちぃちゃん    レンレン

 

        ☆声優アイドルグループ Liella!(リエラ)のメンバー☆

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      ペイちゃん りーちゃん 伊達ちゃん なこなこ  チャンなぎ

 

これは全く余計な話なのですが、Liella!ちゃんの生放送を視聴していて度々思うのは、 関西娘の岬なこちゃんと東京女の青山なぎさちゃんはあまり仲が良くなさそうな感じに見えるので、そのうち二人で漫才コンビを結成してほしいです 。

ちなみにコンビ名は「なこなぎ」または「なぎなこ」(笑)

 

 それはさておき、Liella!ちゃんは今年の4月にデビューシングルをリリースしてから、7月にTVアニメの放送が開始され、10月末からは1stライブツアーの開催が予定されるまでになりました。おめでとうございます!(^^)v

 

この間にTVアニメOP主題歌&ED主題歌、続いてTVアニメ挿入歌(3タイトル)、それに加えて「リエラのうた」とTVアニメのサウンドトラックを順次リリースして、それにカップリング曲を含めると、1stライブツアーの初公演日にはすでに20曲以上の持ち歌がステージで解禁できることになる計算 (^^♪

 

ちなみに楽曲の作詞は「スーパースター!!」になってから畑亜貴先生と宮嶋淳子先生の二人体制になったみたいですが、「ラブライブ!」シリーズも今年で11年目となって、長年のファンとしては、こうした変化も受け入れざるを得ない。。。そんな情況!?

 

      Liella!ちゃん 1stライブツアー 公演のスケジュールだよん ('ω')ノ

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  前橋、倉敷、岩見沢、福井で公演・・・この激渋な開催地はコロナ対策の一環!?

 

福岡公演は、福岡市ではなく小倉の方に来てくれるみたいで、北九州近郊に在住の自分にとってはこっちの方が都合がいいので、これはぜひ現地参戦してみたいですね!

 

 ちなみに、福岡公演が予定されている会場の近くには北九州中央図書館があって、そこに入居しているカフェにはメニューに焼きりんごがあって、たまに注文します。値段は¥350(税込)とリーズナブルな価格設定となっています。キミは完璧な丸だね~(*´ω`*)

    f:id:marronkun172:20210809153626j:plain

これは、りんごからしみ出した果汁受けに使っているアルミホイルを破らないようにしていただくのがコツです。アルミホイルに残った果汁はスプーンで掬(すく)ってスープのようにして啜(すす)るか、あるいは紅茶の中に混ぜてしまえば事実上のアップルシナモンティーにもなります。(←焼きりんご道!?)

 

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Liella! ちゃんの1stライブツアーが2か月と少しの間で20公演もあるので、念のためにここで「消費社会における幸福論」みたいな話などもしておきましょう ('ω')ノ

 

今年で「ラブライブ!」シリーズは生誕11周年を迎えたわけですが、ここでその経緯について少しばかり振り返ってみたいと思います。

 

これは何のためかと言えば、ここで一度、コンテンツとの付き合い方を考え直したいと思ってみたからです。

 

結論から言ってしまえば、潤沢な資金と不死身の体力と有り余って腐るほどの時間でもなければ「あれもこれも」はもはや不可能な状態です。「あれかこれか」と自分の意志で選択して自分のペースで楽しむ、ということが現実的な課題となりました。

 

このことを一度でも整理しておかなけれな、ファン疲れを発症するか、斃(たお)れるか破産するか、これは幸福を追い求めた結果として不幸になってしまうパターンです。衒示的消費(げんじてきしょうひ)の傾向にある人は特に注意が必要です。(´-ω-`)

 

以上のことを踏まえながら話を進めていくと、まずは2010年6月末に「ラブライブ!」無印のプロジェクトが始動して、そこからスクールアイドルグループ μ’s(ミューズ)がデビューすることになりました。

  

2015年は μ’s(ミューズ)の絶頂期で、「ラブライブ!」も社会現象になるほどの人気ぶりでしたが、同年の6月末に「ラブライブ!サンシャイン!!」のプロジェクトが始動することとなって、そこからは Aqours(アクア)がデビューする運びになりました。

 

なお、Aqours(アクア)の活動が本格化するのは、2016年の春に μ’s(ミューズ)がファイナルライブを開催して「ラブライブ!」無印が活動に一区切りつけた後になってからのことでした。 μ’s(ミューズ)と Aqours(アクア)とは直線的な時系列で比較的すっきりとした形で世代交代が行われたように思います。

 

2017年に入ると「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」が活動を開始して、 Aqours(アクア)が生誕5周年を迎える2020年には「ラブライブ!スーパースター!!」のプロジェクトが始動して Liella!(リエラ)がデビューしました。「ラブライブ!」シリーズの中では、虹ちゃんはオルタナティブな立ち位置で、Aqoursちゃんと Liella!ちゃんとは世代交代みたいなものは特になく、μ’sさんとAqoursちゃんのメンバーはすでに全員がソロデビューして、虹ちゃんメンバーは他の作品での活動がメインの傾向にあって、「ラブライブ!」シリーズの内外を取り巻く状況というのは、目下こうした状態にあるわけです。

 

このことは、一人のファンの立場・視点からすると、あたかも事業が輻輳(ふくそう)しているかのように見える。要はそういうことです。

 

適当に楽しんでいるように見えて、頭の片隅ではそこそこ冷静だったりもする。

持続可能な状態を維持しながらファン活動を楽しむためには、金と体力と時間を上手に使っていく必要があったりもするわけです。弁明、弁解、釈明、言い訳です (^^;

 

この話題は、とりあえずこれくらいにしておきましょう(笑)

 

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         ♥「ラブライブ!」無印の μ’s(ミューズ)さん♥

 

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      ♥「ラブライブ!サンシャイン!!」のAqours(アクア)ちゃん♥

 

            f:id:marronkun172:20210809054148j:plain

          ♥虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さん♥

 

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  ♥「ラブライブ!スーパースター!!」のアイドルグループ Liella!(リエラ)ちゃん♥

 

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 真面目くさった話というのは実のところ、個人的には自らが暴走してしまわないための安全装置のようなもので、ここからはまたバカっぽい話に戻ります (^o^)

 

物語としての「ラブライブ!」は「スクールアイドル甲子園」みたいなスポ根もの、「友情・努力・勝利」の物語という捉え方も出来るわけですが、虹ちゃんは例外としてひとまず置いといて、μ’sさんとAqoursちゃんのメンバー構成は9人体制で、これらはたぶん野球のチームから着想を得ているのでしょう。

 

そうなると、「ラブライブ!」無印と「ラブライブ!サンシャイン!!」の原風景としてイメージされる世界観というのは、たぶんこんな感じ???

  

          

新シリーズ「ラブライブ!スーパースター!!」になると、 Liella!ちゃんのメンバー構成は5人体制になって、スポ根のノリだと該当する競技にはバスケットボールやフットサルなどが挙げられますが、5人チームになるとプリキュアシリーズや戦隊ヒーローものも全然アリだということになって、景気よく行きたいなら、こんなノリも良し (^o^)

  

 

  作品世界に「アイドル甲子園」要素があったのが、そうだ!コレですよ、コレ!

   

たぶん、みんなが大好きな『おちこぼれフルーツタルト』は、原作が『ハナヤマタ』の浜弓場 双(はまゆみば そう)先生で、作品世界は「アイドル甲子園」的な要素もありますが、それよりは変態要素、百合要素、お色気要素で愛好者を惹きつけてくるので、「きたないハナヤマタ」とか「きたないラブライブ」などと揶揄(やゆ)されたりすることもあるようです。

 

ただし「おちフル」はいわゆる「きらら系」の作品で、この系統の作品の特長である、見ていると心がポカポカしてくる、癒される、などの効能が得られます。一度見れば、きっとみんな好きになるでしょう。アニメ2期もやってほしいです。(^o^)

 

『おちこぼれフルーツタルト』が「きたないラブライブ」だとしたら、『ラブライブ!スーパースター!!』は「きれいなおちフル」ということになって、またフルーツタルトのメンバーは5人で、たぶん私的な見解では「ラブライブ!スパースター!!」およびLiella!ちゃんの最大にして最高の好敵手(ライバル)は「おちこぼれフルーツタルト」なのではないかと思います。(^ω^)

 

ただし念のため、ひと言申し添えておくと「おちフル」のアニメはNHKでは絶対に放送できません。理由は下記のとおり(笑)

 

 (要注意) このアニメは何かとお色気シーンで釣ってきます(⋈◍>◡<◍)。✧♡

  

 メンバーの中では、個人的な趣味では、この子が一番かわいいと思います(^ω^)

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     ♥プリティーキュートなクレイジーサイコレズ 緑へもちゃん

 

東京都東小金井市のご当地アイドル(という設定になっている)「フルーツタルト」のメンバーの〈果物イメージ〉は、こういうことらしいです。

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      オレンジ ブルーベリー  もも   いちご キウイフルーツ

 

ちなみに、Liella!ちゃんのメンバーの好きな果物は、プロフィールから察するところによれば、こういうことらしいです。

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         バナナ  メロン   りんご  いちご   もも

 

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今回の記事もまた例にもれず、どこか支離滅裂な様相を呈してきましたが、このへんでそろそろTVアニメ「ラブライブ!スパースター!!」の各エピソードについての個人的な感想などを語っていきましょう。現時点では第3話までが放送済みとなっています。

 

各エピソードの全般的・網羅的な感想につきましては、下記のサイトに飛んでもらうとよいでしょう。(^o^)

anicobin.ldblog.jp

 

ここからは、個人的に特に印象的だった場面について、ウダウダと語っていきたいと思います 。なお、いつもの癖で、ここでもやはり寄り道が多いです。(^^;

 

【#01 まだ名もないキモチ】

 

いきなりギターの弾き語りのシーンから始まって・・・本作のメインヒロインを務める澁谷かのんちゃんは「美声のギター弾き語り少女」という新たな設定 Σ(・ω・ノ)ノ!

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   あどけなさを残しながらも、清澄にして伸びのある、しなやかな歌声 (^^♪

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       「すご~い!」          「きれいな声~!」

            ・・・おれもそう思った ('ω')ノ

 

ところが、かのんちゃんは音楽の素晴らしい素質を持ちながらも、大勢の人前に出ると緊張のあまり卒倒してしまう極度のあがり症という残念な子で、彼女は結ヶ丘女子高等学校の音楽科の受験に失敗して、仕方なく同校の普通科に通うことになりました。

 

かのんちゃんは入学式当日の朝、登校している途中で唐 可可(タン クゥクゥ)ちゃんという中国人の女の子と出会うことになりましたが、かのんちゃんと可可ちゃんは実は同じ学校のクラスメイトだったのでした。

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                      かのん:「ひぃっ!」   

    クゥちゃん:「スバラシイコエノヒト~♡」

 

突然話が変わりますが、ギター弾き語りのスバラシイコエノヒトで個人的に思い浮かぶのは、イギリスのメリー・ホプキンで、彼女は1968年にアップルレコード設立時の歌姫としてデビューして、主に1970年代を中心に活躍した方です。自分の過去記事でも紹介したことがあります。(^^♪

  

 

澁谷かのん役の伊達さゆりさんは、一般応募枠のオーディションで合格した人ということでしたが、あの美声からして、この子はもしかしたら業界では堀江美都子に続く大物歌手になるかもしれないので、伊達ちゃんにはいつか「超電磁マシーン ボルテスV」のOP主題歌を歌ってほしいです(笑)

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              さゆりん伊達ちゃん

 

 ここでまた話が逸れて恐縮ですが、何と「ボルテスV」はフィリピンでは国民的アニメになっているらしく、あっちの方では実写版まで制作されている模様 Σ(・ω・ノ)ノ!

  

 

この動画の話によれば、ボルテスVのストーリーが偶然にもまるでフィリピンの現代史の寓話みたいな形になって、それがフィリピンの民衆に熱烈に歓迎されたそうです。

  
www.youtube.com

 

ところで、かのんちゃんは本作の主人公キャラとなっていますが、これまでのシリーズの作品に登場した歴代の主人公キャラとはひと味違った感じで、この子の可愛らしさは前回の記事の中でも語りましたが、自分には子供はいないですが、まるで自分の実の娘を見ているような可愛らしさで、なので、おれ、かのんママ推し(⋈◍>◡<◍)。✧ 

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          かのんママ              ありあ(妹ちゃん)

 

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 かのんちゃんはヘッドホン少女なので、もしかしたらこういうキャラと親和性があるのではないかと思われましたが、極度のあがり症という属性を除けば、特にそうでもなかったですね (^^;

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      もこっち:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い

 

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            みくっぺ:『五等分の花嫁』 

 

 それはさておき、可可(クゥクゥ)ちゃんは日本のスクールアイドルに憧れて、15歳の若さで中国の上海から単身で日本に渡って来ては東京のアパート(これは魅惑の同潤会アパート?)で一人暮らしを始め出したという、彼女はずば抜けた行動力の持ち主のようで、行動力がパンツをはいて歩いてるのか、あるいは行動力が人の姿を借りたのか、そんなハイパーアクティブ女子。

 

入学した日の早々から校内にいる生徒を片っ端からスクールアイドル道に勧誘して回ります。ちなみに、可可は〈ベシベシ〉ではありません(←だから何なんだ!?)

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   クゥちゃん:「可可は皆さんと一緒にスクールアイドルがしたいデス!

                       一緒に始めてみませんか~?」

 

可可ちゃん役のLiyuu(リーユウ)ちゃんは上海の人ですが、セリフ回しだけ聞いてると流ちょうな日本語を話せそうな感じ。それでなくても日本語が上手ですね (^^)b

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       Liyuuちゃんはやっぱりカワイイ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

一方、かのんちゃんは、この子は真理探求癖の傾向にあるのか、学園内の取締り活動に勤(いそ)しんでいる葉月 恋(れん)ちゃんと交わした問答ではこんな調子 (^ω^)

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  レンレン:「ふさわしくないからです」
    かのん:「ふさわしいって何?スクールアイドルのどこが

                   ふさわしくないっていうの?」
  レンレン:「少なくともこの学校にとっていいものとは言えない」

 

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         かのん:「どうしてそんなこと言い切れるの!?」

 

そんなかのんちゃんは、可可ちゃんと一日行動を共にする中で、かのんちゃんの内面の深淵の奥底、いわば存在の根源から発せられる「真理の声」を聴き取ることに成功した

らしく、ここでようやく、かのんちゃんは「彼(女)が彼(女)の本来あるべきところのものになる」ことができたようです。やったぜ!よっしゃ、よっしゃ (^^)v

 

          真理は二人から始まるのです(ヤスパース

 

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                 クゥちゃん:「かのんさん…」
 

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<小さな頃からずっと思っていた。私は歌が好き。ずっと歌っていたい。歌っていれば遠い空をどこまでも飛んでいける>

 

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      <暗い悩みもすさんだ気持ちも全部力に変えて前向きになれる>

 

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              <いつだって歌っていたい>

 

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                『やっぱり私…』

 

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                 『歌が好きだ!』

  

実存哲学の親しみやすいテキストみたいなストーリーは、「ラブライブ!」シリーズの伝統的な特長とも言えそうですが、それはさておき、 本人の知らない間に伝説の白い羽を受け取ることになったかのんちゃんは、超越者からキャプテンフューチャーとしての任務を与えられたようです???(←強引なつなげ方w)

 

かのんちゃんは音楽科の受験には失敗したものの、入学式の日に早くも素晴らしい友人と出会い、本人の知らない間に超越者の試験には合格しているし、人生の意味や価値はどこでどう変わるのか分からないものですねえ。(^ω^)

 

それにしても、「行動力型」の子と「真理探求型」の子がタッグを組むと、そうすると何か素晴らしいものが生まれそうな予感。

 

余談ですが、大昔にNHK総合で放送されていたTVアニメ「キャプテンフューチャー」(1978年~1979年)は実を言うと、OP主題歌とED主題歌がとても美しいのだ (^^♪

  

  
www.youtube.com

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【#02  スクールアイドル禁止!?】

 

この回も冒頭から歌ってますが、これは克己創造を遂行してニヒリズムから解放された人の顔ですね。たとえそれが一時的なものであるにせよ、そういうことですね ('ω')ノ

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             カフェオレ 焼きりんご~♫」 

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    「…大好きさルールールルー♪ トマトも食べたい~♪ 

                     ハンバーグもいい~♪ フゥーッ!

 

        さて、可可ちゃんの今回の行動力は活動家レベル???

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我々に自由を!自由に部活動ができないなんて間違ってマス!部活動は常に皆に平等であるべきデス!」

 

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     「そう思いますよね?さぁ皆さん!共に闘おうではありませんか!」

 

言論の自由が一応保証されて、まあ、こういう面では日本はいい国ですよね (^^)v

 

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                可可ちゃんのドヤ顔

 

     ここの千砂都ちゃんの声のトーン、結構好き(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

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      ちぃちゃん:「でもちょっとしか時間ないんだよ?」
                        クゥちゃん:「ぐっ!」
       ちぃちゃん「あっという間だよ?」
     

 次の場面では「自発的・主体的な学び」という学習の態度がどのようなきっかけで生まれてくるのか、その一例として、じっくりと見ておきたいところです。これはなかなか正攻法な教育番組ですね。Eテレですね。(^o^)

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         かのん:「うわ~素敵!私これすごくいいと思う!」

 

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             クゥちゃん:「本当デスカ!?」

 

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  かのん:「うん!可可ちゃんからもらった言葉大事にして曲を作ってみるね!」

 

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     かのんママ:「何? 宿題? なわけないか」

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           かのん:「宿題だよ。友達から出された」

 

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        かのん:「お父さんの部屋に中国語の辞書あるよね?」
         かのんママ:「そりゃあるでしょ。翻訳家なんだから」

 

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                  かのん:「お父さ~ん」

 

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                  ありあ:「すごい…」
              かのんママ:「かのんがあんなに夢中になって…」

 

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          かのんママ:「ところで中国語の授業って高校にあるの?」
                    ありあ:「さぁ?」
     

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           「がんばれー」(マンマルより) 

 

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場面は変わりますが、ところで一般的には、他人に教えることは自分で学ぶことよりも難しいことだったりして、他人に教えることを通じて結果として自分も学ぶことになるという。そういうわけで、忙しい身でありながら二人のダンスレッスンのコーチを気前よく引き受けている千砂都ちゃんは、つまりは「情けは人の為ならず」といったところでしょうか? こういう点におきましても、もはや教育番組ですねえ。(´ω`)

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 どうでもいい話ですが、ここのモブ子さんは個人的に好みのタイプ (⋈◍>◡<◍)。✧

 

第2話に関連した話で、僕は今こんな記事を作ったり、小説らしき作文などを書いてはネットで公開したりしていますが、僕の作品を支持してくれそうな奇特な具眼の持ち主というのは自分の方からは特に確認できず、正直言うと、孤独な人生です。(´・ω・`)

 

        それで、思わずこれを購入しちゃったワケね。。。(^^;

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          商品が到着する日を楽しみにしています(^ω^)

 

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【#03 クーカー】

 この回は視聴者から「神回だった!」と大評判のようですね。おめでとうございます! ファンサービス的な要素もあって、とても良い仕事をされましたね (^^)b

 

今回は制作側が受け手側に対して、何をどこを一番見せたかったのか、それがとても分かりやすいように思われて、「かわいい! 美しい!」が詰まった内容に仕上がって、

「完璧で純粋なセカイが欲しい 綺麗なものしかない場所 ありえない? ありえます! きっとある」の〈Perfect SEKAI〉に限りなく接近した世界線に連れて行ってくれるような心地にさせてくれました。素晴らしかったです!(´ω`)

 

余談ですが、前回(半年前)の拙記事でもくどくどと語りましたが、「Perfect SEKAI」の世界観は個人的にまるごと共感できたりして、ホントに好きなんですよ(笑)

     

 それはさておき、Aパートで特にお気に入りのシーンはココ(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

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             ノリノリである(^ω^)

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          そろそろこのへんでオチをつけたようです ('ω')ノ

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         だいや:「こういうものは破廉恥と言うのですわ!!」 

 

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               うみ:「破廉恥です!」

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            このセリフの後継者候補はたぶんこの人!?

 

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         可可ちゃん、今回のドヤ顔は80′sな作風!?

 

Bパートは第3話恒例のアレですが、今回はどんなふうに仕掛けてくるのかと思えば、出演者とファンとのこれまでの実体験をフィードバックさせたような美談なストーリーに仕上がっていて、見ている方もどこか感慨深いものがあります。(´ω`)

 

舞台裏でへまをやらかして、それが功を奏して天才的な演出のきっかけを作ってしまう天使的な工作員(?) へあんな・ギャラクシー・すみれさんは陰の功労者 (^ω^)

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    一方、表舞台となるステージ上では停電中に予期せぬ出来事が!!!

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 光の海で幻想的な光景・・・Bパートではこれが一番やりたかったんでしょう (´ω`)

 

ここでステージ上にいる〈クーカー〉の二人は、いわば「大きないのち」みたいなものに触れることになって、それが自我の殻を破るきっかけとなって、安心立命の境地へと至ることができたようです。心の準備が整ったところでライブパートに突入~(^^♪

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   ――「みんなで叶える物語」と「私を叶える物語」がひとつになる瞬間――     

         停電から回復して、仕切り直してスタートだ (^o^)/

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     もはや、綺麗なものしかないライブパートでした (⋈◍>◡<◍)。✧♡

  

         ♥これは女子力高めのトリコロールな衣装!?♥

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 最後に、心に何か思うところがあった点について3つほど触れておきます。('ω')ノ

 

 【1】

第1話と第2話の恋ちゃんは、何かと突っ慳貪(つっけんどん)で何だか感じの悪い人の印象になっていましたが・・・

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               レンレン:「ふんっ」

 

・・・ところが、第3話では表情にどこか変化が現れました。

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 恋ちゃんのこの目の表情は、TVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のOP映像に登場するダイヤさんのそれと共通するものがあるのでしょうか? 

 

もしかすると、恋ちゃんは家庭の事情などの理由があってスクールアイドルを断念した人なのかもしれない?・・・これは単なる憶測ですが、これから物語がどのように展開していくのか楽しみにしています。

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恋ちゃんも、この伝統ある由緒正しいポンコツ精神を継承して、こうした〈にへら顔〉になってほしいと思います (^ω^)

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             ダイヤちゃん:「にへら~」

【2】
 TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」OP主題歌「START!! True dreams」の衣装は配色が青・白・赤のトリコロールで、第3話の挿入歌「Tiny Stars」の衣装の時はファンシーなトリコロールでした。

 

かのんちゃんはカフェオレが好きで、僕もカフェオレとクロワッサンが大好きですが、そのことは置いといて、また下の画像に登場する茶菓子は、バゲットのラスクのようにも見受けられますが、今回の作品はどこかさり気なくフレンチな雰囲気を漂わせているようにも思えてくるような、ないような。。。

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そう言えば、Liella!(リエラ)というグループ名は造語で、その由来は「結ヶ丘」から「結ぶ・繋ぐ」を意味する「lier(リエ)」と「内面的な輝き」を意味する「brillante(ブリランテ)」を合わせた名前、ということでした。また「lier」はフランス語のようですが、「brillante」はフランス、イタリア、スペインなどの諸国で用いられ、言うなれば、ラテン民族共通語みたいな単語のようです。

 

 ちなみに、フランスの国旗に使われているトリコロール(三色旗)には「自由、平等、友愛」の意味があるそうですが、ただし、どの色がどの標語に該当するのか、その明確な根拠はないらしく、「青は自由、白は平等、赤は友愛を表す」と解するのは俗説なのだそうです。

 

ここでまた勝手な憶測ですが、アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」の物語には、もしかしすると「自由、平等、友愛」の理念がライトモチーフ(作品の根底をなす思想)となっているのではないか!?・・・そんなことを考えてみたわけです。

 

 恋ちゃんと千砂都ちゃんは第3話の時点では音楽科の制服を着ていますが、しかしOPの映像では普通科の制服を着ていて、これはつまり、物語が展開していくうちに普通科の制服へと変わっていくことを意味しているように思われます。

 

このことは果たして、音楽科と普通科の制服に関係した差別が撤廃されることを意味するのか? それとも何かのきっかけがあって、恋ちゃんと千砂都ちゃんが普通科に転科することを意味するのか?・・・このへんもどうなるか楽しみにしています。

 

   とりあえず「ラ・セーヌの星」でも聴こうぜ。これもアニソンの名曲 (^^♪

  
www.youtube.com

 

 【3】

NHK教育テレビで日曜日に放送された時とNHKの見逃し番組の視聴サービスだけで観ることのできるオリジナル特典で「リエラのうた」というのがありましたね。

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          これはフェアリーテイルな世界観 (^ω^)

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             ♥妖精化したSDリエラちゃん♥

 

ここで「キャラの妖精化とその効能」みたいなことを考えてみましょう。('ω')ノ

 

 妖精や精霊の存在については「いる・いない」よりも「信じる・信じない」の問題かと思いますが、世界が存在していること自体に神秘を感じたり、自然数がどこまで続くのか人知では計り知れない神秘、零(ゼロ)という神秘、そういったことについて素直に驚きと不思議の念を抱くことができれば、 妖精や精霊もまた親しみのあるものに感じることができるかもしれません。

 

 妖精や精霊の存在を素直に信じることができれば、「世界」がもっと親しみのあるものになるのではないかと思います。これはあくまでも内面的なレベルにとどまるだけなのかもしれませんが、「豊かな人生を送りたい」と素直に思えば、こうした議論に対して心が開かれていることが前提となるでしょう。

 

キャラクターの妖精化は、受け手側に対する浸透戦略みたいな印象もありますが、要はこれによって、キャラクターがファン一人一人の生活においてより身近な存在になっていく。そしてそのことを通じて「世界」がより親しみのあるものへとなっていく。

 

彼(女)の生活をすみずみまで霊気あるものへと導く信仰――それはリエラちゃん。

・・・もちろん μ’sさんも Aqoursちゃんも 虹ちゃんもアリかと思いますが、

   とりあえずは、まあ、そんな感じですか (^o^) 

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             「はっふぅ~ん!尊い~!」

 

妖精や精霊というのはスピリチュアルな分野の話で、個人的にはスピリチュアルなものに対しては割合肯定的に見ていますが、しかしこれもオカルトの文脈だけで捉えられたなら、単なる好奇の対象にとどまってしまうでしょう。一方、形而上(けいじじょう)学の分野と連絡が取れれば、それは神秘的哲学的真理の探求へと発展するでしょう。

 

      ☆「ラブライブ!神秘的哲学的真理研究会」メンバー(!?)☆ 

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                  のぞみ  

 

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                  よしこ

 

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                新入部員有力候補

 

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」のリアルタイム放送は日曜日の夜7時からなので、親子で観られる家庭もあると思います。

 

特に物心がつくかつかないくらいの幼児たちにとっては、「リエラのうた」は深層心理への刷り込みになるかもしれません。

 

これはつまり、妖精リエラちゃんが彼(女)たちの心象風景の住人となって、よい夢を見て、情操を育み、よい子に育って……ああ、めでたし、めでたし (^o^)


こうなってしまうともう、ゆりかごから墓場までラブライブ!」(!?) 

 

最後になりましたが、制作者各位に向けた期待や要望について述べさせてもらうと、

憧れと郷愁がともに見つめているような地平を開拓していって、僕たちに世界の豊穣を見せてほしい。世界を愛し、人生を愛し、それに促しを与えられるような作品づくりにこれからも邁進していってほしい。・・・そのように思います。(´ω`)

 

今回の記事は以上です。それでは皆さん、ごきげんよう(^o^)/

【参考資料】キルケゴールの「三つの実存段階」とニーチェの「精神の三様の変化」に関するノートを晒す回 ~ (ふろく)【ラブライブ!スーパースター!!】Liella!(リエラ)ちゃんについて少しばかり語る回

皆さん、こんにちわ(^o^)

前回の記事で「今は小説らしき作文を書いている」とか言いましたが、作品をこしらえている最中に副産物が出来たりするというのはよくある話で、今回の記事のネタはそれです。
例えるなら、豆腐を製造する過程でおからが出てくるようなものでしょう。

さて、過去の拙記事にキルケゴールの「三つの実存段階」とニーチェの「精神の三様の変化」というのを紹介したことがあったと思います。しかしそれらの具体的な内容については自分で書くのが面倒だったので、誰かの記事のリンク先を貼って丸投げにしていました(^^;

例えば、これらの過去記事がそれです(笑)

(2018年5月2日投稿)
【読書感想文】ヘルマン・ヘッセの『デミアン』(第5章)について語る回〈前編〉

(2019年11月17日投稿)
【雑談】【哲学談義】ここで今一度「自分の人生を見つめ直してみる」「イデアと実存について具体的に語ってみる」回

それで今回の拙記事では、キルケゴールニーチェのそれぞれの説の具体的な内容について、
結局は書物からの抜粋だったりするわけですが、自分なりにまとめたものがあるので、それを晒しておこうと思います。
               
西洋哲学史では実存哲学の始祖といわれるキルケゴールですが、彼は人間の「自己」というのは「絶望」を契機に〈美的実存〉から〈倫理的実存〉へ、そして〈宗教的実存〉へと三段階の過程をたどるのだと主張しました。
               キルケゴール(1813~1855)

なお、この議論の説明については、白取春彦『この一冊で「哲学」がわかる!』(三笠書房)から抜粋しました。

           キルケゴール「三つの実存段階」

 そして、実存の自由を得ている人間がどのように「自己」に目覚めていくか
ということを、キルケゴールは三つの実存段階として呈示しています。

〈美的実存の段階〉

 行動や選択の理由が美や快楽になっている段階。

 いわゆる感覚的な生を生きているという状態です。
美貌の異性に憧れるのはもちろん、有名になろうとする努力、より多くの金銭を
得ようとする努力、物質的に豊かな生活を欲して条件に見合う異性と結婚しようとするのもこの段階です。

 一般にいわれている幸福を目指して努力精進すること、健康維持の追求さえ
含まれます。(多くの商品は、人間のこの美的快楽の追求をいちじるしく刺激するものです。)

 しかし、望むことを手中にしたところで、待っているのは深い倦怠です。
望むものを手にできない場合は激しい自己嫌悪に襲われます。
その挫折感が深まり、絶望に達したときのみ、人間は次の実存段階に進む契機を
与えられるのです。

〈倫理的実存の段階〉

 人間性の精神性に目覚め、倫理的に生きようとする段階。

 高い人格を持つためにこうなるべきであるとされている倫理的な人間像に自分を近づけていこうと行動する段階を指します。
これが極まると、自分の無力さに突き当たります。あるいは、自己はほとんど倫理的な完全に近づいているという傲慢の罪に陥ります。

 人間としての限界と無力さに突き当たって絶望の淵に足を滑らせたとき、
新しい段階へのステップが始まるのです。

〈宗教的実存の段階〉

 重なる絶望の果てに、自己を神にあずける段階。

 一般的な場合、自己否定によって、自己の罪を悔い改めます。
そして自己の内部に神的存在を受け入れるのですが、両者の実存のギャップのために、自己は再びひどい罪悪感にさいなまれることになります。

 こうして、人間は自分とはあまりにも異質である神の実存を受け入れるように
なります。罪ある自己が、神の清澄な実存の前に「単独者」として立たせられるのです。その足を支えるのは、理性を超えた不条理な「信仰」だけです。

※注)キリスト教で「罪」とは、人間が善悪や道徳を判断する「自由」を持っていることを指す。

     ――白取春彦『この一冊で「哲学」がわかる!』(三笠書房)より――

そう言えば、2月は「バレンタインデー」とかいう、われわれにとってはどうでもいいようなイベントがありますね。これは非リア充たちにとっては、1年のうちでクリスマスと並ぶ最高に最悪な受難の日とも言えそうですが、世俗化されたキリスト教というのは、恵まれない者や幸薄い人々にとんでもない仕打ちを与えては絶望へと追い込むようなマネをして、言語道断、まったくけしからんですね!(´-ω-`)

キルケゴールは、デンマーク王国コペンハーゲン市民で、19世紀の当時の腐敗したキリスト教の国教会を痛烈に批判したことで、その方面で有名な人だったと、たしかそうだったと思います。

この時代は、政教分離の原則とかそういう近代的な概念は、人間的、あまりに人間的な人たちの間では存在しても、まだ社会一般に普及するまでには至らなかったのでしょう。興味のある方は調べてみるとよいでしょう(^ω^)

さて、「三つの実存段階」に従って「自己」が覚醒していくことによって、「私」の人生には一体どのような変化が起こるのか?

例えば、あの悩ましく恨めしいバレンタインデーに対する態度も、こんなふうになる('ω')ノ

〈美的実存の段階〉
おれもチョコほしい。かわいい彼女ほしい。おま〇こしたい。おっぱい!おっぱい!

〈倫理的実存の段階〉
2月14日は聖バレンタイン司祭の命日。彼は愛の殉教者であった。この日は司祭の慈愛の心を偲ぶとともに、煩悩にまみれた衆生どもの、愛と平和と調和を願わなければならぬ。

バレンタインデーの由来とは?聖バレンタインとは?なぜチョコを贈る?|今日も良いことがあるように

〈宗教的実存の段階〉
「神の前の単独者」の覚醒レベルにまで到達した「自己」の境地というのは、つまり・・・
    ぼく:「ねえ、女神様。世間ではバレンタインデーだってよ。チョコおくれ。」
    のぞみ:「チョコ? それより、この子らとニンジン食べよし。これあげるわ。」

こうした「自己」の覚醒も、何か重たいものが底の方へと沈んでいった後の上澄みのような、そういった境地まで極めてしまうと、「ごちうさ」のメグちゃんの奥ゆかしい可愛いらしさに開眼するのは、もはや時間の問題。(←いったい何を極めようとしているんだ!?)

それで、虚構の世界と親しくなると、それはすなわち現実逃避ということになるのだろうか? 
できれば、それは現実世界との和解を促す契機となるべきだ。そのように思います。

「現実世界とか、まるでクソの塊。リア充爆発しろ。」から「バレンタインデーも、まんざら悪いものでもないな。」と思えるようになれたのは、たぶんこのMVのおかげ。(^ω^)
    

はい、次。(・ω・)ノ

ニーチェは、彼の代表作である『ツァラトゥストラ』の中で「精神の三様の変化」というのを唱えました。これは人間の精神が「駱駝→獅子→小児」へと変化を遂げるというものです。
                ニーチェ(1844~1900)

内容の理解が少しでも容易になるようにと、こっちの方で少し手を加えてはいますが、ツァラトゥストラ(ゾロアスター)となったニーチェは、次のようなことを語ったのでした。

           ニーチェ「精神の三様の変化」

 わたしは君たちに精神の三様の変化について語ろう。すなわち、どのようにして精神が駱駝となり、駱駝が獅子となり、獅子が小児となるかについて述べよう。

(ⅰ)
 畏敬を宿している、強力で、重荷に堪える精神は、数多くの重いものに遭遇
する。そしてこの強靭な精神は、重いもの、最も重いものを要求する。

 何が重くて、担うのに骨が折れるか、それをこの重荷に堪える精神はたずねる。そして駱駝のようにひざまずいて、十分に重荷を積まれることを望む。

 最も重いものは何か、英雄たちよ、と、この重荷に堪える精神はたずねる。
わたしはそれを自分の身に担って、わたしの強さを喜びたいのだ。

               (中略)

 すべてこれらの最も重いことを、重荷に堪える精神は、重荷を負って砂漠へと
急ぐ駱駝のように、おのれの身に担う。そうしてかれはかれの砂漠へ急ぐ。

(ⅱ)
 しかし、孤独の極みの砂漠のなかで、第二の変化が起こる。
そのとき精神は獅子となる。精神は自由をわがものにしようとし、
自分自身が選んだ砂漠の主になろうとする。

 その砂漠でかれはかれを最後に支配した者を呼び出す。
かれはその最後の支配者、かれの神の敵となろうとする。
勝利を得ようと、かれはこの巨大な龍と角逐する。

 精神がもはや主と認めず神と呼ぼうとしない巨大な龍とは、何であろうか。
「汝なすべし」それがその巨大な龍の名である。
しかし獅子の精神は言う、「われ欲す」と。

「汝なすべし」が、その精神の行く手をさえぎっている。金色にきらめく有鱗動物であって、その一枚一枚の鱗に、「汝なすべし」が金色に輝いている。

 千年にわたったもろもろの価値が、それらの鱗に輝いている。
それゆえ、あらゆる龍のうちの最も強力なこの龍は言う。
「諸事物のあらゆる価値――それはわたしの身に輝いている」と。

「いっさいの価値はすでに創られた。そして創られたいっさいの価値――それはわたしである。まことに、『われ欲す』は、あってはならない」そう龍は言う。


 わたしの兄弟たちよ。何のために精神の獅子が必要になるのか。
なぜ重荷を担う、諦念と畏敬の念にみちた駱駝では不十分なのか。

 新しい諸価値を創造すること――それはまだ獅子にもできない。
しかし新しい創造を目ざして自由をわがものにすること――これは獅子の力でなければできないのだ。

 自由をわがものとし、義務に対してさえ聖なる「否」をいうこと、
わたしの兄弟たちよ、そのためには、獅子が必要なのだ。

 新しい諸価値を立てる権利をみずからのために獲得すること――これは重荷に
堪える敬虔な精神にとっては身の毛もよだつ行為である。まことに、それはかれにとっては強奪であり、強奪を常とする猛獣の行うことである。

 精神はかつて、「汝なすべし」を、自分の奉ずる最も神聖なものとして愛していた。いまかれはこの最も神聖なもののなかにも、迷妄と恣意を見いださざるをえない。そして自分が愛していたものからの自由を強奪しなければならない。
この強奪のために獅子を必要とするのだ。

(ⅲ)
 しかし思え、わたしの兄弟たちよ。獅子さえ行うことができなかったのに、
小児の身で行うことができるものがある。それは何であろう。
なぜ強奪する獅子が、さらに小児にならなければならないのだろう。

 小児は無垢である、忘却である。新しい開始、遊戯、おのれの力で回る車輪、
始原の運動、「然り」という聖なる発語である。

 そうだ、わたしの兄弟たちよ。創造という遊戯のためには、「然り」という
聖なる発語が必要である。そのとき精神はおのれの意欲を意欲する。
世界を離れて、おのれの世界を獲得する。 


 精神の三様の変化をわたしは君たちに述べた。
どのようにして精神が駱駝になり、駱駝が獅子になり、獅子が小児になったかを
述べた。

      ――ニーチェ 手塚富雄 訳『ツァラトゥストラ』(中央公論新社)――

(既存の諸価値に対して)従順な「駱駝」の精神は、やがてそれらに反抗する「獅子」となり、獅子の過程を経たのち、新たな価値の創造者としての「小児」へと変化していくという、この一連の流れは、古典文献学の学者から在野の哲学者へと転向したニーチェ自身の生涯の遍歴を言い表したようにも思われます。

彼は28歳の時に『悲劇の誕生』を発表しましたが、このために彼は古典文献学の学会を破門になり、そしてそれが「哲学者ニーチェ」の始まりでした。

キルケゴールは、19世紀の前半にキリスト教を徹底的に批判した、その方面での有名人だったわけですが、後半ではニーチェがその役となったようで、話によれば『ツァラトゥストラ』は聖書のパロディなのだそうです。

また伝記によれば、ニーチェは44歳の時に発狂して55歳で没するまでの間、彼は廃人となって人生を過ごしたということです。

哲学者としてのニーチェの業績がそろそろ世にも認められ始めたのは、彼がすでに廃人として余生を送っている頃になってからのことだったそうです。

そして先述したキルケゴールですが、生前はコペンハーゲン市の一部の間で変人として名の通っていた彼でしたが、実存哲学の第一人者・西洋哲学史には欠かすことのできない存在として彼の名が国外にまで知れ渡ったのは、彼の死後になってからのことでした。

・・・そこで、ひと言。('ω')ノ

「天才」とは、富や地位や名声の問題ではなく、己の生きざまに関わる問題なのだ。

もっとも、ニーチェには重度の眼病があって、そのために障害年金を受けながら生活していた年金生活者で、また、キルケゴールは彼の人生の最期になるまで、父の莫大な遺産に寄食していたわけではありますが。。。

ここでわれわれが銘記しておくべきことは、こうした後世に偉大な業績を遺してくれた人生の偉大な教師たちも、彼らの著作では食って行けなかった。天才はつらいよ。(´・ω・)

それはさておき、ここでもう一つ付け加えると、ヤスパースキルケゴールニーチェの両者の影響を強く受けた哲学者だそうです。彼はそこから独自の神秘的な哲学の体系を展開していったのでした。
               ヤスパース(1883~1969)

ヤスパース哲学の重要な概念に「限界状況」というのがあります。これもどこかの過去記事で紹介したことがあったと思いますが、人類には大切なことなので、ここでもう一度、おさらいしておきましょう。

限界状況 - Wikipedia

 限界状況とは、具体的には、自分はいずれ死ななければならない(死)とか、
思い悩むことから逃れられない(苦悩)とか、自分は闘わなければならない
(闘争)とか、あるいは、意識的にも無意識的にもを犯すことから免れない
(罪責、原罪)ということである。

 これらの状況は普通の状況と異なり、変化することがなく、意志努力によって変えることのできない、人間存在にとって巨大な壁となって立ちふさがる状況であり、人はただそれに衝突し、挫折するほかない。
 それは時代や民族、あるいはどのような個人にとっても免れることのない点で
普遍的である。

 限界状況の典型例が「自己の死」である。
人は、それに突き当たることによって、各人がそれまで意識していた自己自身の
存在に対する確実性の挫折を自覚させられる。

 ヤスパースによれば、人は普段は気晴らしなどにふけることによって、
実はすでに前提として限界状況のうちにあるのだということを忘れてしまっているとしている。
 そして、壁に突き当たって挫折する経験は、人をして頼るべきもののない孤独絶望とに突き落としてしまう。
 しかし、このように限界状況に直面したときにこそ「実存的まじわり」や
超越者との出会い」によって、人は実存に目覚めるのであると主張した。

                   ――Wikipedia「限界状況」より――

ところで、自分は「今は小説らしき作文を書いている」わけですが、自分が作品で描きたいとするのは、ありふれた絶望の果てに体験された「超越者との出会い」であり、そして「実存的交わり」を通じて紡ぎだされる「重たいものが底の方へと沈んでいった後の上澄み」のような世界であって、この無垢の生成はつまり・・・

        完璧で純粋なセカイが欲しい 綺麗なものしかない場所
           ありえない? ありえます! きっとある

    
「Perfect SEKAI」のMVについては、前回の記事でも語ったところですが、特にこの楽曲の詞については、自分がこれまでの拙記事でとりとめもなくつらつらとしたためて続けてきたよしなし事を象徴的な文言に抽象化・結晶化させ、昇華させてくれたようにも思われました。

今回はまた、畑先生に対する同志愛と敬愛の念を殊更に強くせずにはいられない。(^^)b

自分は基本的に孤独な人間で、ぼっちの非リア充、空虚な儚い生命、さいみしい存在、……。

そんな自分が「ラブライブ!」に出会ったのは2014年の夏ごろでした。それ以来、この作品は自分の日常の中にすっかり溶け込んで、いつもそばにいてくれる存在となり、励ましや慰めや希望を与え続けてくれたのでした。

そして驚くべきことに、この作品は、自分が人生で最大の関心事としていることについても、一緒になって考えてくれているようなのでした。今回もまた然り。

これまでに「ラブライブ!」さんには、深いよろこびを伴った驚きが体の底から湧き上がってきては体中にみなぎるような、そんな体験を何度かさせてもらって、「こんな救いようのないオレの人生ではあったが、とりあえず生きててよかったな。」と、しみじみとした感慨を覚えることもあったりして、少しは自分の人生を愛することができるようになれました。

これは全く有り難いことです。深く感謝します。(´ω`)

自分の人生を愛せるようになって、世界が親しいものに思えてくる。

ラブライブ!シリーズ」が作品のコンセプトとして掲げている「みんなで叶える物語」と、そして「ラブライブ!スーパースター!!」で新たに加わった「私を叶える物語」の究極の目標というのは、たぶんこういうところにあって、それはまた、およそ人類における友愛と平和と自由の原理であるようにも思います。

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それでは「付録」のコーナーです(^o^)

LoveLive! Days ラブライブ!総合マガジンVol.05 2020スタート!! スペシャル号」の誌上で「ラブライブ!新シリーズプロジェクト始動!!」の発表がなされてから、今でちょうど1年になる頃だと思います。
    
その間にキャラクターやタイトル、学校名、グループ名、キャストなどの作品世界の基本設定の決定内容が徐々に公表されていって、デビューシングルのリリースの告知となりました。

そして年が明け、ここに来てようやく、生放送でLiella!(リエラ)ちゃんのキャストメンバーが集結した姿をわれわれも拝むことができる運びとなって、同時に記念すべきデビューシングル『始まりは君の空』の試聴動画も公開されました。おめでとうございます(^^♪
    
    
  作詞の方は、引き続き畑亜貴大先生が担当されているようで、ひとまず安堵。(´ω`)
Liella!ちゃんのデビュー曲の衣装は、何やらモコモコさんな感じのジャケットを羽織っておられるようですが、今回のプロジェクトのメンバーにはネイティブの熱烈に圧倒的好看な中国娘も在籍されており、これは「北京やハルピンでもライブができるぞ!」みたいなポテンシャルをアピールされているのでしょうか!?

ところで「ラブライブ!サンシャイン!!」では、これまでにAqoursちゃんの3rdライブツアーと派生ユニットのCYaRon!ちゃん1stライブでそれぞれ福岡公演が開催されました。どういうわけか、大規模な主要なライブではわざわざ福岡まで来てくれました。後者のライブは開催地が小倉だったわけですが、こちらとしてはそれでなおさら、ありがとうございます(^^)v

あの時は、博多公演と小倉公演のどちらの会場も、中国、台湾、韓国の各方面から来られたと思われるファンの方たちがそれなりに参加されていました。おつかれさまです( ^^) _旦~~

実は、そこでは運営当局による隠密にして綿密なマーケティング調査が行われ、調査の結果、新プロジェクトのメンバーに唐 可可ちゃん???――カワイイ(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

         「中国娘の上海人、唐 可可(タン クゥクゥ)デス」


余談ですが、静岡県ほど盛んではなくても、福岡市と北九州市はテストマーケティングの聖地だという話を、過去にマーケティングの入門書的な学術書で読んだ覚えがあります。

          
   これも余談ですが、音楽で「La Femme Chinoise(中国女)」と言えば、これ(^^♪

ラブライブ!シリーズ」運営当局のマーケティングセンスには、いつも甚だ感心させられるものがありますが、今回のLiella!ちゃんのデビューシングルもその例外ではなく、『始まりは君の空』のCDは「みんなで叶える物語盤」と「私を叶える物語盤」の2パターンで発売されるということでした。(゚д゚)!

このような販売方法を見るに及んで「また姑息な販促技を使いやがって、コノヤロー!」とか正直思ったわけですが、この点については、リリース記念イベントに加えてリリース記念オンラインイベントを開催することで「応募券使えよー♪」みたいなことをやって丸く収めているようですね。みんなはどの子と話してみたいですか?(^ω^)

さて、「ラブライブ!スーパースター!!」は、個人的には、作品世界の基本的な設定が徐々に公表されていくごとに、すでにどこか親しみを感じてしまうことになったわけですが、理由はたぶん、この過去記事(笑)

(2019年9月8日投稿)
諸般の事情あって、約6か月ぶりの投稿となりました(^^;・・・今回は、その間の出来事についての雑談や考えたことなどをまとめて語る回

この過去記事は6~7本分に相当する内容を1本に強引につなげたという、ただひたすら長いだけの訳の分からんものでした(笑)

そこでは【1】「某図書館に入居しているカフェのメニューに”焼きりんご”があった」とか言っては文学や哲学のネタを語ったり、【2】「中国人コスプレイヤーのリーユウちゃんが熱烈に圧倒的好看で、モエモエのエモで、ああヤバい♡」とか、【3】ラブライブ!フェスではμ’s(ミューズ)の派生ユニットも復活させて、lily white(リリーホワイト)の『乙姫心で恋宮殿(おとひめはーとでらぶきゅうでん)』をライブで初披露してほしい!」とか、また何の臆面もなく無茶な要望を出したりしていました。。。(^^;

ラブライブ!スーパースター!!」は、基本コンセプトが従来の「みんなで叶える物語」からさらに「私を叶える物語」が追加されましたが、それが両輪になると「あなたを叶える物語」も導出される「ありえない? ありえます! きっとある」の確率分布方程式(←意味不明)

【1】
まずは、かのんちゃんの好きな食べ物の筆頭が「焼きリンゴ」(^o^)

上の画像の吹き出しの箇所には、それぞれこんなことが書かれてあります(^^♪

・「お母さんはカフェを経営してる。
     お父さんは翻訳家で、いつも書斎にこもりきりなんだ。」
・「ペットは、コノハズクのマンマル。カフェのマスコットでみんなの人気者だよ。」
・「カフェの看板メニューは生クリームを添えた焼きリンゴ。うちの自慢の一品!」
・「おばあちゃんはスペイン人なんだ。おばあちゃんが作るパエリアが大好きなの!」
・「街を歩く時は、ヘッドホンをつけてることが多いかな。
     でも音楽を聴いていると、つい歌っちゃうんだよね。」

余談ですが、ここは私のかりそめの書斎です(ただし有料)

以上から、かのんちゃんには、どことなく「わが子」感があります。
そういう意味で、これからの成長をずっと見届けていたいようなキャラでもあります。

もし、この子でスケベなことを妄想したら、イノセントタブーの罪科に問われて、きっと天罰が下されることでしょう。。。

【2】

    
唐 可可(タン クゥクゥ)ちゃんのキャラ設定・・・上海人で日本語はペラペラではない。

この設定を見て「キャストはLiyuu(リーユウ)ちゃんだったらいいな」と思っていたら、本当にそうだったので、僕らの期待を裏切らない「ラブライブ!」さん大好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡

しかし今回の、メンバーにネイティブの上海人が加わるという展開は、運営当局は何か目論見でもあるんですかね???

ここで勝手に想像を逞(たくま)しくすれば、「ラブライブ!」のコンテンツは日本の市場だけではすでに飽和状態にあって、ここで本格的に中国に進出して市場を拡大しようと、この度はわざわざプロジェクトの方から彼女を招聘(しょうへい)されたんですかね???

ラブライブ!」のキャスティングはオーディションによって決定されていたと思いますが、リーユウちゃんは本コンテンツの将来を左右する存在として、特別な任務を帯びた革命烈士の燃えるロマン。僕たちの未来は君の双肩にかかっている!・・・そんなシナリオ!?

ぎこちない日本語がご愛嬌のLiyuuちゃんも、土俵が変われば、五星紅旗の大星のポジションで輝く存在になるであろうことが、容易に察せられるであります。がんばれ!りーちゃん(^o^)

【3】
葉月 恋ちゃんと結ヶ丘女子高等学校の設定エピソードには、lily whiteの「乙姫心で恋宮殿」の歌の内容と相通じるものを勝手に感じ取ったりして、そのため、恋ちゃんは個人的には最も気になるキャラだったりします。

では、どうしてそう思ったのか、根拠になりそうな物件を提示しておきましょう。('ω')ノ
    
   この画像のテキストの枠内には、およそ以下のような文言が記されております。
     お召しになられているお洋服にも、リリホワな雰囲気が漂っているようです。  

……いい風。

ここからの眺めは、時を重ねるごとに変わっていきますね。
古いビルが消えて、新しいビルができたり、
道行く人のファッションの流行が巡ったり。
街路樹の落とす影さえ、同じではない。

最近、この景色を観ていると、不思議な気持ちになります。

街はこんなに変化しているのに、
私だけが、ずっと同じところに……
まるで、自分で作ったタイムカプセルの中にいるようです。

孤独……、なのかもしれません。
それを孤高と呼べるほどには、まだ大人にもなりきれない。

だけど、それが私の選んだ生き方ですから。
変わっていくことと同じくらい、
大切なものを守り抜くことにだって、意味はあるはずでしょう?

あ……。あそこを歩いているのは、うちの学校の生徒たちですね。
ふふ。楽しそうな顔をして、
何を話しているのでしょうか。

――彼女たちの笑顔が、信じる強さをくれるのです。
私が守ろうとしているのは、
あの笑顔と……大切なものたちの未来だと。

この場面で恋ちゃんが語っている内容の趣旨というのは、端的に言ってしまえば「人の世は(すぐにすぐに)変わるけど 私の願いは(変わらないわ)」の乙姫心ですね(^_-)-☆

それで、ここが「伝説の宮殿」です。上のテキストを見ていると、この学校は恋ちゃん所有の不動産みたいな感じになっているので、ここはつまり「恋宮殿」であると言える。うむ。
画像内には「創立者のあいさつ」と「沿革」が掲載されています。ぼくも昔は一時期、仕事でこんな文書を書いていたことがあったんですよ(←ウソではない)

               創立者のあいさつ

 本校は、この地に長きにわたり、地元の子が勉学に励んだ、高等学校の後を受け、新たにスタートを切ることになった新設校です。地元に根ざした古き良き、学校の理念や精神を受け継ぎつつ、この時代に合った新たな学校として、歩みを進めていきます。
 インターネットが普及し人と人との結びつきが希薄になった現在、人と絆を深め、人を思いやる心を育み、その中でその人らしい夢を見つけ、未来に向かって羽ばたける場を作っていくということであります。勉学や運動に励むことはもちろんですが、それ以上に健やかな心、人の痛みを知る人間を育てて行くことを目標に、この地に根ざした、新たな学校を生徒と共に作り上げていきたいと思っております。
                 沿 革

 この町に、今年になって新しく誕生した新設校。
 前身はこの地に古くからあり、地元の生徒たちに愛された女子高等学校であり、生徒不足による廃校から数年、取り壊し寸前だった学校を地元の名士が買い取り、新たな高等学校として再スタートを切ることになった。
 今年開校のために、現在生徒は一学年のみ。最終的には、三学年、三百人から五百人程度の生徒数となる学校を目指している。

余計なお世話かもしれませんが、「創立者のあいさつ」の文章については「私たちが目指しているのは、インターネットが普及し……」みたいに手直しされるとよいでしょう。原稿の〆切に追われていたんですかね? おつかれさまです。(^ω^)

それはさておき、物語の舞台となる学校名は「創立者のあいさつ」の趣旨に十分適っていると言えそうな「結ヶ丘女子高等学校」に決定して、これはつまり「うず潮よりはげしく あなた揺さぶり結ばれたいの(もう離さない)」の、ここもまた「乙姫心で恋宮殿」(^^♪

葉月 恋ちゃんと掛けて、結ヶ丘女子高等学校と解く。その心は「乙姫心で恋宮殿」

こんな感じに適当なオチをつけたところで、このネタはこれくらいにしておいて、1月30日のLiella!(リエラ)ちゃんの初生放送では、葉月 恋ちゃん役:青山なぎささんの「女子アナ感」が視聴者にかなり好評だったみたいですね(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

オトコはみんな女子アナ大好きだよね。おれも大好き(^o^)

青山なぎさって人・・・:ぐら速 -声優まとめ速報-

【新ラブライブ声優】青山なぎささんの美しすぎる顔推し:Twitterアニメ実況民のブログ

上の記事によれば、彼女は「中央大学政策学部4年生」「日本一の大学サークル美人を決めるミスコンテスト『MISS CIRCLE CONTEST 2019』(ミスサークルコンテスト)で準グランプリを獲得している」ということです。自然な流れで行けば、女子アナへの道だったはずですが、ここでまた何で声優なんかに???Σ(・ω・ノ)ノ!

Liyuuちゃんには「ラブライブ!」が中国で本格的な市場の拡大を実施するために親善大使を務めてもらうことで、中国での販路開拓を円滑に行うための日中友好の架け橋の役目になってもらうという特命任務がありました。(←いつの間にか勝手にそういうことになっている)

そうすると、おそらく、なぎさちゃんは国内に在住の女子アナ厨をラブライバー化することで内需の拡大を図るという、国内向けの特別任務があるものと思われます。(←たぶん)

なぎさちゃんには、テレ東の大江麻理子アナに勝るとも劣らない立派な女性声優さんになってもらいたいですね!(←話が支離滅裂www)
 ♥女子アナ厨をラブライブ!沼にめでたく誘導できるか? がんばれ!なぎさちゃん

国内外を問わず、世界を股に掛けて潜在的な需要を掘り起こし、魅力的な市場を創造していくことに弛(たゆ)まぬ努力を続け、――単なるファンの一人が勝手に考察するビジネスとしての「ラブライブ!」ですが、運営さんの有能さには、まったく頭が下がるばかりです(´ω`)

今回の記事はこれくらいにしておきます。次回はAZALEAの1stライブの感想を語るだろうと思います。それでは皆さん、ごきげんよう(^o^)丿


(2021年2月14日追記)
アゼさんの1stライブは、今回もコロナ禍のために中止となってしまいましたか、、、大変に残念です(ノД`)・゜・。

これは単純に開催のタイミングが悪かったと思われます。次のリトライは有り得るのかどうか分からないですが、何言っていいかも分からないので、とりあえず、みんながんばれ!