(当初に計画していた予定から3週間ほど遅れての投稿となりましたが)TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」について、このへんでハイカルチャーな視点を交えて語る回!?(第7話~第10話)
皆さん、こんにちわ(^o^)
ニコニコのユーザーブロマガが10月7日をもってサービス終了となり、2015年7月から2021年1月までの間に95本の記事を投稿しましたが、それも全て無に帰しました。
とりあえず今年の夏までにはこっちの方にデータのインポートを済ませたわけですが、しかし記事の体裁に少しばかり難ありといった感じです。。。(;´・ω・)
それはさておき、7月に放送が始まったTVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」も
10月中旬には終了してしまい、続いて第2期の制作決定が告知されました。
10月30日(土)からは、いよいよLiella!(リエラ)ちゃんの1stライブツアーも開催される運びとなりました。ツアーの出発点となる群馬公演のDay1を有料生配信で視聴したところ予想以上に素敵で魅力的なステージで、10都市20公演制覇は予算的・時間的には無理だとしても、次は岡山公演のDay2を観たいと思います(^^♪
福岡公演のDay1・Day2ともに最速先行抽選でチケットを用意してもらうことができたので、12月4日・5日の公演は現地参戦できることになりました。Liella!ちゃんに生で会えるのを今からとても楽しみにしています(^^)v
前回の記事を投稿してから今回の記事を投稿するまでの間に「ラブライブ!サンシャイン!!」のギルキスちゃんとCYaRon!(シャロン)ちゃんの2ndライブも有料生配信で視聴しました。こっちもまた素晴らしいステージでよかったです(^^)b
さて、個人的な事情で恐縮ですが、10月は親知らずによる口内炎に苦しめられて数年ぶりに歯医者のお世話になったりして、そのために当初に計画していた予定から3週間ほど遅れての投稿となりました。。。
今回の記事ではTVアニメのエピソード第7話から第10話までを個人的な趣味の主観の観点から、それは何かと言えば、つまり宗教や哲学などの観点を交えながら振り返ってみましょう('ω')ノ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【♯07 決戦!生徒会長選】
【♯08 結ばれる想い】
第7話と第8話はいわゆる「恋ちゃん回」でしたが、それぞれのエピソードの全貌については、これらのまとめ記事を見られるとよいでしょう。
また、それぞれのストーリーのあらすじについては「結ヶ丘女子購買部 公式メモリアルアイテム」の販促動画にある解説が上手にまとまっていると思います。
これからは個人的な趣味の主観による感想です。まずは第7話の冒頭から。
これは恋ちゃんの回想シーンなのか、ロリ恋ちゃんとワンコがいて、お母様の花さんが娘に何かお話しているようですが、声はありませんでした。よって、お母様が恋ちゃんに何のことを話していたのかは、ここで早速フラグが立ちました。
――あれから10年くらいが経過したんですかね?
第7話は生徒会長選の話題が中心で、選挙や政治のネタも出てきます。
音楽科の恋ちゃんが結ヶ丘女子第一代目生徒会長に立候補したことで、クゥクゥちゃんは「スクールアイドルを快く思っていない彼女が生徒会長になると自分たちの活動が危ういかもしれない」ということで危機感を抱きます。そこで普通科からかのんちゃんを対立候補に立てたいクゥクゥちゃん。しかし、かのんちゃん本人は立候補には全く乗り気ではない模様。
そこで単に「目立ちたい」という理由だけで生徒会長選への出馬を表明したのは、すみれちゃんでした。
すみれちゃん出馬の件に関してクゥクゥちゃんはあまり乗り気ではない模様。
かのん:「ありがとう!全力で応援するから!」
あら、かわいい(*´ω`*)
ところで、恋ちゃんは「音楽科と普通科が協調していくことで秋の学園祭をともに盛り上げていく」ことを公約に掲げているらしく、普通科の生徒からも支持されている話を耳にして自らが劣勢に立たされていることを知ったすみれちゃんは、物品の供与で有権者を買収しようという作戦に出ました。アウトです(^o^)
選挙は恋ちゃんの圧勝で終わり、恋ちゃんのヘゲモニー掌握にスクールアイドル同好会メンバー一同の危機感はいよいよリアルなものとなって、ここでかのんちゃんがロビイスト的な役割を担うことによって、恋ちゃんへの直接的な働きかけの行動を起こすことになりました。
恋ちゃんとの話し合いの場を設けてみたかのんちゃんでしたが、本校でのスクールアイドル活動に恋ちゃんが反対する理由については聞くことはできず、「ただ学校のためにはスクールアイドルはない方がいい」という結論だけを言い渡されました。
生徒会長就任のあいさつで、恋ちゃんは「第一回目の学園祭は音楽科を中心にして行います」との方針を打ち出し、壇上から全校生徒に対して、なぜなのか明らかに公約違反となるような発表を行いました。――ストーリーはここからがいよいよ本番。
青山アナになった恋ちゃん(笑)
しかしここで、なぜか言葉をつまらせる。。。
そして公約違反に該当する意思決定を表明
この発表は「音楽科は自由市民、普通科は奴隷」みたいなスクールカーストを表明するような発言にも取られかねないので、普通科の生徒の音楽科に対する日頃の不満がここに来て爆発に達した模様。(`・ω・´)
賄賂については無頓着なすみれちゃんでしたが、なぜかリコール(長の解任)の制度については知っている様子。
社会科の授業というものは基本的に知識量に依存するものとはいえ、すみれちゃんのこの体系性の欠如した知識は詰め込み式教育の弊害!?
しかし普通科の生徒の民意としては、出直し選挙になった際にはぜひともかのんちゃんに出馬してほしいらしい。
恋ちゃんの電撃公約違反にいよいよ自分たちの身の危険がシリアスなものとなったスクールアイドル同好会メンバー一同は、ここで恋ちゃんに対してスパイ活動を敢行する決断を下しました。真理探究のためなら、これもやむを得ない???
それで、ここでの具体的な作戦というのは、つまりは尾行(笑)
恋ちゃん追跡中に、すみれちゃんによる”矢澤リスペクト”のファンサービス???
銀河一ナンバーワンアイドル☆矢澤にこ
葉月邸の正門前までやってきたスクールアイドル同好会の四人。レトロな気品の漂うホテルみたいな建物ですね(^ω^)
葉月家の使用人であるサヤさんによって、四人は応接室まで通してもらえたようです。
サヤさんがお嬢様を呼びに行っている間、恋ちゃんにどのように話を切り出したらいいのか悩むかのんちゃん。いつの間にやら部屋の出入り口には大型犬の姿が……。
この大型ワンコはおそらく「神の計画」によって、ここに遣わされたのでしょう!?
スクールアイドル同好会の四人はここからこの大型犬によって追いかけられることになりますが、このことによって、われわれは葉月邸が歴史的建造物としての価値を有していそうな不動産であることを知ることができます(^o^)
これも「神の計画」なのか、かのんちゃんはある一室で今は廃校となった神宮音楽学校のアルバムを見つけました。この展開はもはや神秘としか言いようがないですね!
何かと廃校ネタが好きな「ラブライブ!」さんですが、この”廃校ネタ”は見方によっては”諸行無常の地域創生論”の比喩的な表現なのかもしれない。
かのんちゃんたちが葉月邸で体験したことの本質は、もしかしたらそういうことだったのかもしれません。
”廃校ネタ”はそれを直接的に捉えるのではなく何かの比喩的な表現と見なすなら、実は人文地理学的・地域経営学的な普遍性を有していると言っていいかもしれません。
「ラブライブ!サンシャイン!!」の時にも同じような傾向はありましたが、諸行無常の非情な掟に永遠なる生命を吹き込もうとする情熱は、この作品の評価すべき点であると言えるでしょう。(´ω`)
恋ちゃんママの花さんと理事長先生が本校の生徒だった頃は90年代のどこかの時代!? まさか80年代まで遡るようなことはないでしょう(^^;
かのんちゃん一同は、ここでさらに葉月家の台所事情まで盗み見してしまうことになりましたが、これも「神の計画」によるもの???
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第8話の冒頭は第7話の終盤のシーンからの続きとなって、かのんちゃんたち一行は、恋ちゃんが葉月家の家庭の事情や学校の経営に関わる問題などを一人で背負っていることについて知ってしまいました。
また恋ちゃんによる公約違反の意思決定については、来年の入学希望者をより多く集めたいという理由から下した苦肉の決断であることが明かされました。
余談ですが、私立の学校は受験シーズンが一番の稼ぎ時だそうで、自分が卒業した大学の教授が講義中に雑談でそんなことを話していたのを覚えています(笑)
そして、恋ちゃんはかのんちゃんたちとの別れ際になって「これらのことは一切口外しないでほしい」と哀願したのでした。
れん:「お母様…あの時わたくしに何を…」
恋ちゃんは公約違反の当然の報いとして、普通科の生徒たちからの非難を一身に浴びることとなりました。お気の毒です。。。(;´・ω・)
すでに恋ちゃんの事情について知っているスクールアイドル同好会のかのんちゃんたち四人は、恋ちゃんの公約違反によって火が付いた今回の騒動を話し合いで何とかできないか動き回ってみますが、音楽科と普通科の双方の生徒の態度に圧倒されて上手く事が運んでくれません。。。
ちなみに、社会の中で発生する利害の対立を上手く調整していくことは政治家の重要な仕事の一つです('ω')ノ
この度の一騎討ちの生徒会長選で敢え無く惨敗したすみれちゃんは、この期に及んで、もはやアパシー(政治的無関心)の境地???
かのんちゃんたち四人組が先ほど音楽科の生徒に対話を求めに来たことを知らされた恋ちゃんは、スクールアイドル同好会の部室に自ら訪問して、今回の件について四人にお詫びの言葉を述べたのでした。恋ちゃん、かなり弱り切っている模様(´・ω・)
しかし、この場においても恋ちゃんは「この学校でスクールアイドル活動だけはやってほしくはない」と懇願します。そしてその理由について、ここでようやく、ついに恋ちゃん自身の口から明かされることになりました。
れん:「かつてここには学校を廃校から救うためにアイドル活動をする生徒がいました。それがわたくしの母です」
ちさと:「だからこの部屋には”学校アイドル部”のプレートが…」
れん:「まだスクールアイドルという言葉が生まれるずっと前のこと。母たちの活動は評判になり注目を集めました。でも目標は叶わず学校は廃校に…」
れん:「だからわたくしは母が新たにつくったこの学校でスクールアイドルを始めようと思っていました。母が願ったスクールアイドル活動で学校を盛り上げようと」
クゥクゥ:「あんなに嫌がってましたですのに?」
れん:「ですが…」
かのん:「じゃあ一緒にやろうよ!それこそ私たちで力を合わせれば…」
れん:「何も残っていないのです!」
れん:「いくら捜してもスクールアイドル活動の記録だけ残っていないのです。他の学校生活の記録は残っているのに、学校でアイドル活動をしたその記録だけがどこにもない」
れん:「それで思ったのです。もしかしたら母は後悔していたのではないか。スクールアイドルでは学校を救えないと感じていたのではないかと」
かのん:「そんな…」
クゥクゥ:「そう決まったわけではないデス!」
れん:「ならどうしてないのです?大切な思い出の写真一枚残っていないなんてあると思いますか!?」
スクールアイドル同好会の一同は恋ちゃんの気持ちは分かるとしつつも、恋ちゃんの憶測と独断で結ヶ丘のスクールアイドル活動を禁止してしまうことに関しては納得がいかないようです。学校創立者の娘による発言とはいえ、一般生徒の立場からすればこれに異議を唱えるのは当然といえば当然。
ここに来て、かのんちゃんの真理探究癖が再び発動されたようです。('ω')ノ
かのん:「私スクールアイドル活動を後悔していたようにはどうしても思えない。葉月さんの家で見たあのお母さんの笑顔はものすごくキラキラしてた」
かのん:「私、確かめたい」
ちさと、クゥクゥ、すみれ:「ん?」
次の日(?)、恋ちゃんは公約違反の声明によって学園の生徒たちを動揺させたので、民主政治の当然のルールとして、そのことに対して説明責任を果たさなければならなくなり、この日は臨時の全校集会が開かれることになりました。しかしその前に・・・
理事長:「神宮音楽学校の記録?」
かのん:「はい。保管してあるものを見たいんです。お願いします」
理事長:「間もなく全校集会ですよ」
かのん:「それまでには必ず返しに来ます」
理事長:「散らかさないように」
臨時全校集会の直前、スクールアイドル活動の記録を捜索中のかのんちゃんたちの前に憂うつな面持ちの恋ちゃんがやって来ました。
れん:「何度も捜しました。そこだけ記録がないのです。あえて処分したとしか」
クゥクゥ:「何か言ってはいなかったのデスカ?」
れん:「いえ。小さな頃聞かされたかもしれませんが…」
れん:「ただいつも口癖のように”同じ場所で想いがつながっていてほしい”と」
かのん:「同じ場所で想いがつながる…」
恋ちゃんの言葉がヒントとなって、ついに解決の糸口が発見できた模様。
かのん:「葉月さん!この部屋の鍵って葉月さんが渡してくれたよね!?」
れん:「理事長が見当たらないと言うので家を捜したらわたくしの机から…」
ここでかのんちゃんはスクールアイドル同好会の部室の物置部屋を捜索開始。
かのんちゃんが部室の物置部屋から何か発見したらしいその一方で、体育館では恋ちゃんが壇上に立ち、全校集会もそろそろ糾弾会の様相を呈してきたところで・・・
普通科の生徒からスクールアイドルのことについて問われると、言葉を詰まらせてしまう恋ちゃん。と、その時、かのんちゃん一同がようやく糾弾会の現場に到着。
かのんちゃん一同は壇上に立つことを理事長先生から許可されました。そして・・・
かのん:「ううっ…すごい注目されてる…」
れん:「それは…」
かのん:「さっきスクールアイドル同好会の部室でこのノートを見つけました。この学校が出来る前ここにあった神宮音楽学校の生徒たちが書いたものです」
かのん:「その生徒たちは廃校の危機が訪れた時アイドル活動で生徒を集めようとしたのです」
かのん:「その時の日誌にこう書いてあります。”学校でアイドル活動を続けたけれど結局学校はなくなることになった。廃校は阻止できなかった”」
かのん:「”でも私たちは何一つ後悔していない。学校が一つになれたから。この活動を通じて 音楽を通じてみんなが結ばれたから。最高の学校をつくり上げることができたから”」
れん:「お母様…」
かのん:「”一緒に努力し一緒に夢をみて一緒に一喜一憂する。そんな奇跡のような時間を送ることができたから”」
かのん:「”だから私はみんなと約束した。”結”と文字を冠した学校を必ずここにもう一度つくる。音楽で結ばれる学校をここにもう一度つくる。それが私の夢。どうしても叶えたい夢”」
かのん:「この学校をつくった葉月さんのお母さんは音楽で結ばれることを望んでいたんだよ」
かのん:「この学校はその夢を叶えるための学校。普通科も音楽科も心が結ばれている学校」
かのん:「スクールアイドルはお母さんにとって最高の思い出だったんだよ」
れん:「最高の…思い出…」
はな:「恋、スクールアイドルは…」
はな:「お母さんの最高の思い出」
これまで何度も思い出そうと努めてみたものの、どうしても思い出せなかった言葉が、ここでありありとよみがえってきたようです。おめでとうございます(´ω`)
クゥクゥ:「これもノートと一緒に」
れん:「お母様…!」
神宮音楽学校時代のスクールアイドル活動の記録が学園内の公文書的な場所やあるいは恋ちゃんの自宅などで姿を見せなかったのは、どうやら恋ちゃんママの花さんによる隠ぺい工作だったようです。学校アイドル部の部室の物置部屋にあったあの鍵付きの木箱を開かない限り、花さんたちのスクールアイドルの記録については触れることができない、そのような仕掛けになっていたのでした。
この隠ぺい工作には、花さんの友人である理事長先生も協力していたようでした。しかしなぜ、そのような手の込んだマネを!?
ここでややぶっ飛んだ話をすれば、仏教の浄土真宗で聖典とされる『歎異抄』の最後は「奥書」という章で締めくくられています。そこには「この聖なる教えの書は、われら念仏の一門にとって大切な聖書である。仏の教えに出会う機縁のない者に、むやみに見せてはいけません」といった内容が記されてあって、著者である蓮如さん自身による花押(かおう)がされてある。そういうことらしいです。
恋ちゃんママの花さんが浄土真宗の帰依者だったのかどうかは定かではありませんが、神宮音楽高時代の学校アイドル部の記録というのは、結ヶ丘にとっては言わば秘伝の奥儀の書のようなもので、花さんはそれをスクールアイドルと出会う機縁のない者たちからは隠匿しておきたかったのでしょう。うーん、われながら超解釈。(^ω^)
そしてその一方で、どうして恋ちゃんはお母様のスクールアイドル時代の記録を自力で発見することができなかったのか?
恋ちゃんが神宮音楽学校の「学校アイドル部」には部室が存在していた、そのことについては知らなかったから、だからスクールアイドル同好会の部室の鍵が実は学校アイドル部の部室の鍵だったことにも全く見当が及ばなかった。あるいは「生徒会長キャラはポンコツ」という、これは「ラブライブ!」の伝統の継承によるもの!?
このへんはYouTubeでも何名かの有志によって考察動画が公開されては彼らなりの解説が試みられていましたが、それはそれで大変に興味深いものでしたが、しかしながら個人的な所感では、このことはきっと悟性によっては答えられず、ただただ神秘であるとしか言いようがない。恋ちゃんが自力で資料の発見に及ばず、かのんちゃんがやっと見つけ出した末にようやく恋ちゃんの眼前に提示することになった。これは言わば「神の計画」によるものだったと、ここでまた何かと超越的な話に持っていきたがる、いつもの悪い癖(笑)
「ラブライブ!」は今シリーズも形而上学(けいじじょうがく)してますね!(^ω^)
恋ちゃんも真宗の教えに帰依していたのかどうかは定かではありませんが、彼女が彼女の自力によってはもはやどうにもならない事態に直面した時、ここで「他力本願」すなわち弥陀の本願による摩訶不思議な力に導かれて救済されるのでありました。
第7話・第8話の「恋ちゃん回」の真相を探ってみれば、実のところ、これは浄土系仏教の法話だったのだ???
ああ、南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。ああ、有難い。有難い。ありえない?ありえます!きっとある。の完璧世界(←意味不明)
また東洋の浄土仏教は西洋の実存哲学とも相性がよく、そう言えば、過去の記事にヤスパースの「限界状況」について紹介したことがありました。
限界状況とは、具体的には、自分はいずれ死ななければならない(死)とか、思い悩むことから逃れられない(苦悩)とか、自分は闘わなければならない(闘争)とか、あるいは、意識的にも無意識的にも罪を犯すことから免れない(罪責、原罪)ということである。
これらの状況は普通の状況と異なり、変化することがなく、意志や努力によって変えることのできない、人間存在にとって巨大な壁となって立ちふさがる状況であり、人はただそれに衝突し、挫折するほかない。
それは時代や民族、あるいはどのような個人にとっても免れることのない点で普遍的である。限界状況の典型例が「自己の死」である。人は、それに突き当たることによって、各人がそれまで意識していた自己自身の存在に対する確実性の挫折を自覚させられる。
ヤスパースによれば、人は普段は気晴らしなどにふけることによって、実はすでに前提として限界状況のうちにあるのだということを忘れてしまっているとしている。そして、壁に突き当たって挫折する経験は、人をして頼るべきもののない孤独と絶望とに突き落としてしまう。
しかし、このように限界状況に直面したときにこそ「実存的まじわり」や「超越者との出会い」によって、人は実存に目覚めるのであると主張した。
――Wikipedia「限界状況」より――
限界状況は極限状態と混同してしまいそうですが、「極限状態」はざっくり言うと「生死の境をさまよっているような状態」ということになると思いますが、「限界状況」はわれわれにとってはもっと身近に体験し得る状況であると言えそうです。引用の文面を一読してみると、どこか成長物語のテンプレのような感じもしなくはない???
エピソード第7話と第8話のいわゆる「恋ちゃん回」は、この「限界状況」の記述が骨格となって、それに肉付けして生命を吹き込んだような印象を受けました。
第7話・第8話において、恋ちゃんが置かれていた状況というのは、まさに「限界状況」だったのでした。そして、かのんちゃんたちとの交流は「実存的まじわり」に相当し、かのんちゃんたちの力添えによって恋ちゃんが体験することになったスクールアイドルとの出会いというのは、言葉を換えれば「超越者との出会い」だった、ということになるのかもしれません。
人の世は(すぐにすぐに)変わるけど 私の願いは(変わらないわ)
うず潮みたいに あなた揺さぶり 結ばれたいのー♪
・・・と歌っていたのかどうかは分かりませんが、たしか今年の1月末に投稿した過去記事で「恋ちゃんと結ヶ丘にはliiy whiteの『乙姫心で恋宮殿(おとひめはーとでらぶきゅうでん)』を彷彿とさせるイメージがある」とか語っていた覚えがあります。
恋ちゃんママの花さんが神宮音楽学校時代の若かりし乙女だった頃に結成した学校アイドルはトリオユニットで、よく見ると三人のメンバーカラーはそれぞれ紫・青・黄色となっているようですね。お、これは(^ω^)
μ’s(ミューズ)の派生ユニット lily white(リリーホワイト)
第8話では、ここで何気にリリホワオマージュ来ました!(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥
神宮音楽学校時代のスクールアイドル活動の記録を自力で発見することが出来なかった恋ちゃんでしたが、かのんちゃんすなわち現役のスクールアイドルによって秘伝を口授されるような形で”学校アイドル部活動日誌”と出会うことになった。。。
この出来事における意味内容というのはつまり、今となっては観念となってしまった過去の記録がここでは質的な変化を遂げて「生きた物語」となって、恋ちゃんの前でよみがえった。そのように言い換えることができるかもしれません。
恋ちゃんにおける「スクールアイドルとの出会い」というのは、結果として、このようなドラマチックな形で体験されたのでした。めでたし、めでたし。(^^)b
その後、かのんちゃんからスクールアイドル同好会への勧誘を受けた恋ちゃんでしたが、これまでの行状から躊躇してしまって、自然に前に出ることができません。
しかし、そこでまた「他力」の風が???
風が吹いたの あなたの風にさらわれたいー♪
示談成立、おめでとうございます(^o^)
ここで音楽科と普通科も一枚岩となって、今や盤石の結ヶ丘(^^)v
かつては問題であったものが今となっては問題ではなくなった!? すみれちゃん
ここに来て、恋ちゃんもまた然り(^ω^)
第2話に登場した練習風景見学のモブ子さんたちも再登場
結ヶ丘の第1回学園祭ではスクールアイドルのステージも披露(^^♪
この回だけは、エピソードの終盤に設定されたライブシーンが終わってからようやくサブタイトルの登場という演出でした。
「人生とは何ぞや?」――それは悟性に対しては答えられない問いである。
ここまでウダウダと語ってきたことも、究極的に結論すれば、こういうことになるのでしょう(^o^)・・・てか、なんでそうなる!?(゚Д゚)ノ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【♯09 君たちの名は?】
エピソードの第9話は大雑把に言うと、結ヶ丘スクールアイドル部がラブライブの大会にエントリーするためにグループ名を考案するというお話でした。
クゥクゥ:「ラブライブはかつていくつもの感動と奇跡を起こしてきたスクールアイドルにとっての夢!魂!命の源~!」
学園祭が終わって学校の制服が衣替えとなった時期にスクールアイドルの祭典であるラブライブの大会が告知されたようです。
クゥクゥちゃんたちの世界ではたしかラブライブの大会は高校野球と同じく夏大会と春大会が開催されていたはずで、シリーズ作品におけるこれまでの伝統では、夏大会では上手くいかず春大会で全国優勝を果たすという、現実世界の日本の受験生たちにもエールを贈っているようなところがありましたが、しかし今回のシリーズはこれまでとはやや内容が異なるようです。('ω')ノ
それはさておき、いつの間にか同好会から公認サークルに昇格したらしい結ヶ丘スクールアイドル部には、5名のグループで大会にエントリーしようとしたところ、グループ名がまだ決まっていなかったことに気付いたのでした。
第7話・第8話のいわゆる「恋ちゃん回」はドラマチックな展開のエピソードとなっていましたが、第9話はいわゆる「日常回」的な内容でした。
ここでは第7話・第8話の時のようにストーリーを順に追っていくことはぜず、個人的に印象に残ったシーンだけ取り上げておきたいと思います。あしからず。(^^;
未だスノビズムな妄想から抜けきれていないすみれちゃん
この回から恋ちゃんが普通科の制服を着用するようになりましたが、これは音楽科と普通科の制服を学科別に区別するのではなく、2種類の制服を自由に選択できるという方式に改正されたということでした。
一見したところ、普通科の制服はオールドファッションで、音楽科の方はフューチャースタイルみたいな印象を受けましたが、特に音楽科の夏服はデザイン性に優れているように思われるので、あれは生徒たちからの人気が高そう(^ω^)
こう見ると、恋ちゃんはどこか海未ちゃんっぽい感じ!?
第3話ではこんなだったのに、人って変われるもんだね!(^o^)
ところで、かのんちゃんは自分の中で何かがひらめくと勝手に勉強しだす子のようで、こういう態度の在り方は第2話に続いて、教育テレビが推奨しそうな内容???
第9話は結論として「いろいろあって、やっとグループ名が決定しました!」といった内容のストーリーでした。おつかれさまです(^ω^)
クゥクゥちゃんがホワイトボードに書いた中国語については、TwitterでLiyuu(リーユウ)ちゃんによる解説がなされていました。
第9話「君たちの名は?」ありがとうございました✨
— Liyuu (@Liyu0109) 2021年9月26日
今回の可可ちゃんもかわいい_(:3」z)_
そしてグループ名「Liella!」決定...エントリーしました!!!
これからも「冲鸭」!!!!
「ダッシュ」の意味ですよ💨
次回も楽しみです✨✨✨#lovelive #Liella https://t.co/zwmGiX27Zx
それでは、恋ちゃんによって書かれたと思われる「超越母神」「星雲女子」とはいったい誰を想定しているのか? 諸説あるものと思われますが、個人的な趣味では恋ちゃんが海未ちゃんと被って見えたので、こんなふうな解釈になる(笑)
♥「超越母神」と言えば、東條 希ちゃん♥
♥「星雲女子」と言えば、星空 凜ちゃん♥
なお余談ですが、ちなみにこちらは「你好、宇宙少年」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【♯10 チェケラ!!】
第10話のサブタイトルとなった「チェケラ!!」は英語の「check it out」のことで「見てくれ!」「注目してくれ!」といった意味になるそうです。つまりは「要チェック!」ということですね。('ω')ノ
サブタイトルはそんな表記でしたが、内容は実質的に「すみれちゃん回(第2話)」なストーリーになっていました。いわゆる「ちぃちゃん回」と「恋ちゃん回」がそれぞれ2話構成であったのに、「すみれちゃん回」は第4話だけでどこか不公平な扱いだと感じていたら、ちゃんと第10話に枠が設けてあったんですね。よかったですね。(´ω`)
それで、ラブライブの大会にエントリーすることになったLiella!(リエラ)ちゃんの5人でしたが、今年の大会は出場校が過去最多らしいということでした。
ラブライブの大会は、決勝への進出方法がスポーツ競技で採用されているトーナメント方式やリーグ方式ではなく、複数の出場者を一度にふるいにかけて勝者を決めるコンテストやコンクールといった類の方式を採用しているのでした。これは芸術などの分野で行われている選抜方式です。
今年の東京大会は以上の理由から2段階選抜で優勝を決めることになったらしく、地区予選では「演技にラップを採り入れること」という課題が与えられました。
ヒップホップ系のラップでは、これは古典とも言えそうな存在。1990年の作品。
これはイギリスのエレクトロなディスコ調のラップ。1996年の作品。
しかしこの曲はあれですね。AZALEA(アゼリア)の「メタモルフィズム」の原風景らしき風情が感じられなくもない???
once a caterpillar now a butterfly It's all change It's a metamorphosis
かつての芋虫が今じゃ蝶々だ 今こそ変わるとき さあ変身だ
J-POPにおけるラップの開拓者はこの曲になるんですかね。1994年の作品。
いや待てよ・・・日本の音楽シーンにおいてラップと言えば、YMOの「ラップ現象」を忘れてはいけない。これは1981年の作品。今から40年も昔の楽曲だ!Σ(゚Д゚)
話が訳の分からない方向に逸れて行ってしまって申し訳ないですが、ここで少し軌道を修正すると、そう言えば、試聴動画では1コーラスのみの公開でしたが、Aqour(アクア)ちゃんのこの曲には2コーラス目に曜ちゃんラップが入っていましたね(^^♪
この楽曲はディスコティックな曲調で、どこか懐かしみのあるサウンドかも(´ω`)
それはさておき、リエラちゃんの5人の中でクールなラップをスマートにキメることのできる人材がどうやらすみれちゃんだけであることが判明して、ここですみれちゃん、ついに長年夢見てきたセンターポジションの悲願を達成するに至りました。おめでとうございます(^^)v
すみれちゃんのセンターに対しては乗り気でなかったクゥクゥちゃんでしたが、かのんちゃんに諭(さと)されて、それですみれちゃんを励ましに来たのでしょうか、クゥクゥちゃんはすみれちゃん宅の神社を訪れました。
東京大会の地区予選突破は、すみれちゃんの双肩にかかっている! メンバーの期待に応えるべく、それとともに「過去の屈辱を今こそ晴らしてくれようぞ」みたいなノリもあるようですが、すみれちゃんが秘密の特訓を開始されたぞ!(`・ω・´)
すみれちゃんの秘密の特訓をこっそり尾行したクゥクゥちゃんは、すみれちゃんの他人には見せない気合に満ちた本気の姿を垣間見ることとなって、ここで心を打たれたのか、その後日、すみれちゃんに新曲のセンター用の衣装を提供したのでした。
この回のサブタイは「チェケラ!!」で、そしてまた新曲はラップを取り入れた曲ということですが、もしかして、この衣装でヒップホップされるんですか???
すみれ色のお洒落なドレスを身に纏(まと)ったすみれちゃん。すみれちゃんのソロ出演で新曲のデモ動画を制作・配信して、学友たちからの反応を見てみましたが・・・
学友たちの反応はメンバーにとっては不本意な結果となって、すみれちゃんセンターに対しての評判はあまり芳(かんば)しくはなかったようです。。。
不本意な結果は、前に進む力を削がれてしまうもので・・・わかる、おれも(´・ω・)
すっかり意気消沈してしまったスノビズムのすみれちゃんは、ここでさらに追い打ちをかけるように、練習の途中にかかってきたクゥクゥちゃんの電話の内容を傍受してしまいました。
ここで、情報化社会は今はここまで進歩したのかと思わず感心してしまいましたが、それはさておき、電話の内容は、クゥクゥちゃんは上海にいる家族と通話中らしく、ラブライブで結果が出せなかった場合はクゥクゥちゃんは中国に帰国しなければならない約束を家族と交わしているようです。
すみれちゃんの生い立ちと性格からして、クゥクゥちゃんはたぶん生まれて初めての友達でしょう。「自分がセンターだと勝算が見えない。勝てないと友達が本国に強制送還されてしまう」――このあたりの場面での、すみれちゃんの心境はまさに崖っぷちの状態であると言えるでしょう。
この膠着(こうちゃく)した状態に業を煮やすクゥクゥちゃんでしたが、ついに、すみれちゃんのハートに火をつける時が来たようです。今を思い返せば、前に進めないでいるかのんちゃんのハートに火を付けたのも、スクールアイドル伝道師であるクゥクゥちゃんだったのでした。この子はおそらく宗教家の素質があるのでしょう(^o^)
クゥクゥ:「さっきの可可の電話聞いていましたね?盗み聞きとはやはり根性が曲がっていマス!」
すみれ:「かのんたちは知ってるの?」
クゥクゥ:「いいえ」
すみれ:「なんで言わないのよ!」
クゥクゥ:「可可のことを気にしてスクールアイドルをやってほしくありません」
すみれ:「でも勝たなきゃいけないんでしょ!結果を出さなきゃ!だったら…!」
クゥクゥ:「そのためにあなたがセンターがいいと言ってるのデス」
すみれ:「何意地になってんのよ」
クゥクゥ:「意地になどなっていません」
すみれ:「なってるでしょ!ほんとは嫌なのにかのんが勧めるからとか何だかんだで練習しているから仕方なくとか可哀想とか…」
すみれ:「練習しているところもこっそり見てたでしょ。全部分かってんのよアンタのことなんて!」
クゥクゥ:「何も分かってませんよ。そんなことで可可が神聖なラブライブのセンターを任せると思っているのデスカ?」
すみれ:「任せたでしょ実際」
クゥクゥ:「可可があなたに任せたのはあなたが相応しいと思ったからデス!」
クゥクゥ:「練習を見てその歌声を聴いてLiellaのセンターにふさわしいと思ったからデス。それだけの力があなたにはあると思ったからデス」
クゥクゥ:「だから受け取りなさい!私が想いの全てを込めてあなたのために作ったのですから!」
ここは「論より証拠」というのか、クゥクゥちゃんはここでまたずいぶんと象徴的なアイテムを差し出してきました。
すみれちゃんの内にある憧れの情熱、ティアラはその象徴。言い換えれば、すみれちゃんが心に抱いているイデア(真実在)を表象化した姿の一部。
すみれ:「それは…」
クゥクゥ:「あなたのために作ってきました。センターのあなたのために」
ここで、風さん曰く「超越せよ。」 ここでまた「他力」の風が吹いたぞ(^o^)
すみれ:「あっ!」
すみれちゃんにとっては、今こそ憧れ(理想)を現実に変える時だ!(`・ω・´)
It's all change It's a metamorphosis(今こそ変わるとき さあ変身だ)
すみれ:「この…!」
すみれ:「待て~!」
すみれ:「届いて…!」
すみれ:「届いて!」
すみれ:「わあっ!」
かのん:「すみれちゃん!」
すみれ:「イタタ…。ったく」
クゥクゥ:「すみれ…」
すみれ:「初めて名前呼んだわね」
クゥクゥ:「そんなことはどうでもいいデス。Liellaのセンターとして恥ずかしくないステージにしてクダサイ」
すみれ:「当然でしょ。誰だと思ってるの」
れん:「いよいよ結ヶ丘のスクールアイドルがラブライブのステージに立つのですね」
ちさと:「楽しみだね」
かのん:「うん。私たちLiellaがたくさんのスクールアイドルとつながって歌を響かせるんだ!」
第10話のサブタイは「チェケラ!!」で、何やらヒップホップな日常回にでもなるのかと思っていたら、その内容は実は「すみれちゃん回(後編)」で、何ともドラマチックなストーリーとなっていたのでした。
第4話と第10話を併せて見ると、これは己の俗物根性によってグソクムシされた女の子がスクールアイドルの力を授かって人間性に目覚め、人間のお姫様に変身するという、そういった寓話的な意味を持った物語だと解釈することもできそうです(^ω^)
すみれちゃんセンター曲は個人的にはテクノポップなナンバーを希望していましたが、しかし、この楽曲はミュージカル風のラプソディーな感じ(?)のする曲調となっていました。
サブタイの「チェケラ!!」は文字列の記号としては全くのフェイクでしたが、「ノンフィクション」の曲中で「…私を見てなさい」と歌うすみれちゃんを思えば「ああ、そういうことだったのか。こういった展開はもしかして、すみれちゃんのキャラの特性がよく表れているかも!?」と妙に納得してしまうのでした。。。
ちなみに、その部分の歌詞は曲の2コーラス目に登場するので、TVアニメのエピソードに挿入されたMVでは確認できません。あしからず(^^;
それはともかく、「ギャラクシー!」の合言葉とも言えそうな掛け声とともにMVに颯爽(さっそう)と登場してはセンターをキメてくれたすみれ姫は、何というか名古屋のお嬢様みたいでとても可愛らしかったですね!(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥(←なんでそうなる!?)
1stライブツアーのステージでは「ノンフィクション」用の衣装は残念ながら用意されてはいないようでしたが、あのドレスは衣装チェンジに手間がかかりそうなので、そういう事情によるものなのでしょうか!?
それでも「Wish Song」の衣装のまま「ノンフィクション」と続けて「Day1」と、両曲でセンターを務められたペイ子ちゃんはとても素敵でした(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥
これは余談ですが、テクノポップな楽曲については、すみれちゃんの相棒であるクゥクゥちゃんの中の人であらせられるLiyuu(リーユウ)ちゃんがソロ活動の方でやってくれたようです(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥
ところで、前回の記事でも引用させてもらった「マズローの欲求5段階説」の図はLiella!ちゃんの物語について解説するのにとても便利なように思われます(^o^)
この図と照らし合わせると、第4話のすみれちゃんの精神の覚醒レベルは、レベル3からレベル4を経てレベル5との境界の所までステージアップして、第10話に来てレベル5の領域に到達したものと解釈できそうです。おめでとうございます(^^)v
今回の記事もずいぶんと冗長な内容となってしまいましたが、ここでは(1)ヤスパースの実存哲学とマズローの自己実現理論がサブカルチャーの領域でいわば”成長物語の鉄板テンプレ”として活用されていること、(2)また今シリーズにも登場したいわゆる”廃校ネタ”が考えようによっては地域創生論の話題とも連絡が取れそうなこと、以上の2点を確認したところで終わりにしたいと思います。
それでは皆さん、ごきげんよう(^o^)/