【ラブライブ!サンシャイン!!】Aqours(アクア)「WATER BLUE NEW WORLD/WONDERFUL STORIES 」について語る回

皆さん、こんにちわ(^o^)

最近の出来事と言えば、えー、これはファンにとっては青天の霹靂(せいてんのへきれき)とも言うべきか、声優の三森すずこさんがプロレスラーのオカダ・カズチカさんと真剣交際の恋仲にあることが報道されました( ゚Д゚)・・・すでに2週間ほど前のことですが(^^;

三森すずこ&オカダ・カズチカ、Twitterで交際宣言 「真剣にお付き合いをさせていただいております」【ねとらぼ】

・・・うむ。さよか(・ω・)
         あろま:「二人とも地獄の底から呪ってやる」
         みかん:「二人のことを心から祝福するって言ってるの!」
         ガァルル:「幸せになるガァル」

みもちゃんと言えば、僕の脳内嫁だったわけですが、自分のブログの過去の拙記事をいくつか見返してみると、ここ一年くらいの間は「小宮さん小宮さん」みたいな発言が多くなってたりして・・・そうか、その間に男を作ってしまったか。すまんのう(^^; (←お目出度い人)

            というわけで、「小宮さん小宮さん

 ♥そう言えば、2月5日は小宮有紗さんのお誕生日だということで、おめでとうございます


ところで話は変わりますが、過去に自分が作成した記事を自分で閲覧してみたところ、画像が正しく表示されないエラーが所々で発生しているのを見つけてしまいました。この拙ブログの記事を閲覧される読者諸賢には「このような事態が発生して申し訳ございません」と、この場を借りてお詫び申し上げるとともに、ニコニコのシステムに言ってやりたいのは、バグが発生しやすいのか、侵入されやすい環境なのか、脆弱ですね。ダメですね。(´・ω・`)

これは無名人の単なる趣味のブログだとはいえ、こういうの、ヤだなあ。。。(←クレーム)

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運営に軽く苦情を述べてやったところで、今回の本題に入りましょう(^o^)
年末にアニメ2期の終盤で披露されるや否や「これは神曲♪」との前評判がすでにファンたちの間で囁かれていた「WATER BLUE NEW WORLD / WONDERFUL STORIES」でしたが、
年が明けてから半月ほどが経った1月17日に、満を持してリリースされました(^^♪

ちなみに、1月17日は、ぱなよのお誕生日でもありました。
                ♥おめでとうございます♥

それでは、まずは「WATER BLUE NEW WORLD」について。
    
作曲・編曲は佐伯さんで、それに加えて、本曲にはクレジットにストリングスアレンジとして倉内さんの名前が上がっています。いつもより気合が入ってますね!(^^♪

この曲は転調が多いのが特徴らしく、この曲が何かやたらとドラマチックな展開を見せている印象をわれわれに与えるのは、つまりそういうことなのでしょう。

また、そのようなメロディの動きに負けじと、リズム系の方も何やら忙しそうに頑張っている様子ですが、これは刻一刻と過ぎ去っていく時間の流れの中で絶えず生成されるダイナミズムを表現しているようでもあります。

歌詞の方も、これまたずいぶんとロマンあふれる内容となっていますね!(^ω^)

WATER BLUE NEW WORLD Aqours【パート分け歌詞|アニ歌詞PV】

今回は「この期に及んで渾身の力作な曲を出してきたなwwwww」な感じですが、曲の持つ全体的な雰囲気は、CW曲の「WONDERFUL STORIES」とともに、これから春の年度替わりの時期にかけて、しっくりとくるように思います(*´ω`*)

しかし、この曲の並々ならぬ気合の入れようは、「ラブライブ!サンシャイン!!」が期限付きのプロジェクトで、声優アイドルAqoursも期限付きで招集されたプロジェクトメンバーなのであって、プロジェクト終了後の沼津を慮(おもんぱか)っての、何かそのへんと関係しているのではないか!? これは、いわば沼津に対する「忖度(そんたく)ソング」???

ラブライブ!サンシャイン!!」のプロジェクト終了後も沼津市がわれわれにとっての聖地であり続けるためには、われわれの心にAqoursが色褪せることなく存在していることが大前提となるわけで、それゆえに「ココロに刻むんだ WATER BLUE」 

・・・つまりそういうことですね!(^o^)
 
「WATER BLUE」の語をググってみると、「染色に使われる有機化合物」という意味で出てきますが、そう言えば、あの”伝説の白い羽”はアニメ2期の第7話でついにAqours色に染まり、また曲の歌詞にある「ココロに刻むんだ WATER BLUE」というフレーズは、歌詞の最後の方にある「ココロに刻むんだ この瞬間のことを 僕らのことを」とおそらく同義でしょう。

ゆえに「WATER BLUE」Aqoursとともに過ごしている時間」「Aqoursとともに過ごす世界」を象徴した言葉が、つまりそういうことなのだ!!??

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ここで、このようなことも思いました。

作品が提示している一つの世界観が、受け手たち一人一人の個別の世界観においてどのように受け止められているのか?・・・これは大変に興味深い問いだと、個人的にそう思いますが、
とりあえず自分を被験者に仕立て上げてケーススタディを試みたところ、今回で63本目の記事になりました(笑)

みもちゃんには熱愛の恋人が出来てしまいましたが、それでも僕は、やはりリリーホワイトが好きです(⋈◍>◡<◍)。✧・・・「愛、それは決して後悔しないこと。」
  ♥小説らしき作文を書き出してから、どういうわけか希ちゃん推しに(←ここフラグ)♥

    ♥そう言えば、2月1日は、くっすんの誕生日だよ~。おめでとうございます

もっとも僕のリリホワ推しは、楽曲の提示する世界観が自分の世界観にしっくりきたという、そういう理由からですが、これがまた今となっては、己が勝手に取り組んでいる作品づくりのモチーフにまでなってしまったので、私的には「LILY WHITE NEW WORLD」みたいな感じになってしまいました(笑)

昔見た映画の中に「仏典曰く、旗なびかず風なし。なびくは人の心なり。」みたいなセリフがありましたが、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」2期の最終話ではそれとは反対に、強い風が吹いて旗が力強くなびいて、紙飛行機が千歌ちゃんの心が目指す場所まで飛んで行って、そこからアニメ2期の物語をきれいに締めくくって、「それでは、劇場版の告知しまーす♪」みたいな運びになりましたね(^o^)
劇場版は「Aqoursと一緒に地元愛(じもあい)♡聖地礼讃(せいちらいさん)メモリアル」みたいなことになるんでしょうか??? 楽しみにしています(^ω^)

ところで、「WATER BLUE NEW WORLD 」の歌詞では「イマ」「ココロ」「セカイ」「トキメキ」「ミライ」「ツナガリ」「キモチ」の単語がなぜかカタカナ表記されていて、これらの記号の羅列に何やら暗号めいた意味内容を感じさせますね(´ω`)・・・というか、抽出してみたら、この曲の主題そのまんまじゃないか???

「イマ」「ココロ」「セカイ」「トキメキ」「キモチ」「ツナガリ」「ミライ」

また歌詞の中にある、このへんのフレーズは、もはや他人事ではない自分事だったりもして、大変に共感を覚えます。

夢は夢のように過ごすだけじゃなくて
痛みかかえながら求めるものさ

夢を追いかける傍ら、時間と労力を売って日々の糊口をしのぐ労働はツラいです(;´Д`)

それはさておき・・・
「WATER BLUE NEW WORLD」という曲については、自分が適当に試みた解釈によれば、まずは沼津に対する「忖度ソング」であり、またファンに対しては「Aqoursの今後の活動の方針を宣言するようなメッセージ」を発信しているのではないかと、とりあえずそんなふうにまとめてみますが、どうなんでしょうね???

そのへんについては、畑先生や矢立肇(=サンライズのアニメーション作品企画部の皆さん)にお伺いしてみたいところです(笑)

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それでは、次に進みましょう(^o^)

「WONDERFUL STORIES」について。
    
これはアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」1期・2期の総集編みたいな曲ですね(^^♪

WONDERFUL STORIES Aqours【パート分け歌詞|アニ歌詞PV】

これはAqoursちゃんへの愛おしさを禁じ得ない曲だと、どこかで語った覚えがあったような、なかったような、そんな気がしますが、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の1期と2期で綴られてきたAqoursのこれまでの物語が、ここでひとつの叙事詩となって歌われて、なかなか感慨深いものがあります(´ω`)

とはいえ、この歌のスゴいところ、誇張して言えば、ある種の神性すら感じさせるところは、このへんにあるのではないかと思います。

青い鳥探してた
見つけたんだ
でもカゴにはね 入れないで
自由に飛ばそう YES!!
答えはいつでもこの胸にある
気がついて 光があるよ

そうだね
本当は持ってたんだよ
僕たちはみんな持ってた
胸に眠る輝き めざめる前のチカラ
夢を駆けてきた
僕たちの物語
いっぱいの思い出からは流れるメロディー
あたらしい夢が聞こえる
いつかまた始まるんだよ 次の DREAMING DAYS

これまでAqoursちゃんたちが物語の中で探し求めていた「輝き」は、この曲の中で「青い鳥」となって象徴的に歌われて、それを見つけたら今度は「自由に飛ばそう」ということで、これが何を意味しているのかと言うと、この「青い鳥」は、Aqoursちゃんの虚構の物語から今度はわれわれの現実人生の物語に向かって飛び立ったと、そのように解釈され、一つの物語から一人一人の個別の物語に・・・ああ、文学的、あまりに文学的なwwwww

個人的には、どういうわけか砂時計を想像してしまいましたが、「青い鳥」は"くびれ"の部分に該当し、Aqoursちゃんたちの過ぎ去った時間は”くびれ”へと収束して、そこからわれわれの時間の中へと拡散され堆積していくの福音・・・「気がついて 光があるよ」

ここでの「青い鳥」は、メーテルリンクの『青い鳥』がモチーフとなっているであろうことは容易に想像がつきますが、これはAqoursちゃんの物語の主題である「輝き」を表象化したものと解され、過去の拙記事で語ったところによれば、この「輝き」はすなわち「イデア」なのであって、この場面で形而上学を遂行していることが見て取れます。

畑先生は、この曲の詞で形而上学を媒介させてコペルニクス的転回」などという大技・神業をやらかして・・・色即是空。空即是色。今回も大変によい仕事をされましたね!(´ω`)

アニメの物語ではイデアの導き」「いのちの輝き」という形而上学的なテーマが通奏低音していたように思われ、何気に深遠な内容だったりもして、これは言うなれば・・・

     「イデアの啓示による深きいのち」の目覚め。
        覚醒教ラブライブ!サンシャイン!!


                  ♥覚醒のモブ♥

                    ♥ゆめ目♥

ここで余談です(^ω^)
           ♥のモブ子は好みのタイプ(⋈◍>◡<◍)。✧

         ♥のモブ子は「ミス浦の星」で優勝しそうwwwww

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ここで閑話休題です(^ω^)

アニメ1期・2期のOPを飾った曲は、それぞれ劇中の物語における主題曲となっていたものと思われますが、アニメ2期挿入歌第3弾としてリリースされた今回の2曲は、下記の対応関係にあるような、ないような???

         【未来系】             【遡及系】        
    「青空Jumping Heart」(1期OP)   「未来の僕らは知ってるよ」(2期OP)
           ↓                 ↓
    「WATER BLUE NEW WORLD」    「WONDERFUL STORIES」

この【未来系】と【遡及系】の区分は、チェリーピッキングにして我田引水のレトリックだと言ってしまえばそれまでですが、しかし作品世界の味わいは、ここからさらに広くて深い方向へと展開していくのであります(←じろん)

次に挙げた二つの引用は、自分のこれまでの記事に度々登場してきて、「またかよ。こいつ、引き出し少ねえな」などと、われながら思ってしまうわけでありますが、これらの人生哲学は
ここ数年間における個人的な最大の関心事だったりします(^^;

またこのことは、実を言えば、独自に開始した「ニヒリズム研究」を続けること数年にして、そこで偶然に「ラブライブ!」と出会って、lily whiteを仲介にして、ようやく辿り着いた境地だったりして、そういうわけで、三森さんには頭が上がりません(笑)

                山のあなた

                    カール・ブッセ 作 上田敏

山のあなたの空遠く           山の彼方の空の遠くに
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。     「幸福」が住むと人々は言う。

噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて、  ああ、誰もが探し尋ねて行って、
   涙さしぐみ、かへりきぬ。     涙を浮かべて、帰って来たのだった。
 
山のあなたになほ遠く          山の彼方のさらに遠くに
 「幸(さいはひ)」住むとひとのいふ。   「幸福」が住むと人々は言う。

 

プルーストの美学の中には、これからある世界に入っていこうとするとき、つまりその世界に強い関心と憧れを抱いているときと、そしてその世界を去ったり、その世界を失ってしまったあとになって、回想するとき最もその世界の魅力を味わうことができるという美学がある。(P.165~P.166)

プルーストによれば人生上のいろいろな価値はそれに憧れているときと、それを回想しているとき、つまりある距離を置いたときに一番美しいのだが、芸術とはいわばそうした距離を置いて人生を見ることを可能にする装置のようなものなのだ。それはいいかえれば、現実を内的なビジョンによって見るということだろう。(P.186)

            『人と思想127 プルースト』(石木 隆治著、清水書院)

アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の物語、ひいては叙事詩「WONDERFUL STORIES」において展開される世界は、ストーリーの流れを辿っていけば、以上に挙げた文学的世界観と大変に親和性があることが確認され、またこのことは、物語に普遍性を与える確証として寄与するものと思われます。

未来の僕らは知ってるよ」・・・これは、人生の意味や価値についての問いに対する一つの答えと言ってよいかも知れません。個人的な経験からしても、これには賛同します(´ω`)

未来の僕たちは きっと答えを持ってるはずだから
ホンキで駆け抜けて チャンスをつかまえて
光る風になろう We got dream

そういうわけで、みんなガンバレヨ!(^o^)