【ネタバレ注意】【感想文】「諸行無常の理」と「永遠不滅のイデア」~「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」について語る回

皆さん、こんにちわ(^o^)

劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!」の上映も8週目となりました。
この画像は2月23日(土)に撮影したもので、これで9回目の鑑賞になります(^ω^) 
         ♥8週目のフォトセッションはマリーさん担当(^^♪♥

      ♥8週目入場者プレゼントでは、梨子ちゃんが当たりました(*^^)v♥

      ♥フィルムの時も、まるごと梨子ちゃん♥♥♥だったwwwww♥

有意な傾向にあるとまでは言えないまでも、個人的な経験則によると、ガチャ(無作為抽出)における謎の梨子ちゃん出現率???・・・これは「世界」の神秘(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

上映9週目のフォトセッションは梨子ちゃんが担当して、3月上旬までやったところで上映終了になってしまいそうな勢いですが、興行収入は最終的に10億円は達成するそうなので、記録的ヒットや爆発的ヒットには及ばなかったとはいえ、「一応、大ヒットはした」ということにはなるのでしょう。とりあえず、おめでとうございます(^ω^)

μ’sの全盛期と比べると、今はずいぶんと平和になったようで、劇場版の入場者プレゼントも、
もらいそびれるようなことはありませんでした(^^♪

常識的に考えてみれば、「ブーム」というのが、これが異常な事態なのであって、バブル経済に浮かれていた1990年の日本を見て「あれが日本のあるべき姿」と思うような人は、バカ以外誰もいないでしょう(^o^)

とはいえ、商売というのは、稼げる時にしこたま稼いでおきたいのが人情でもある。。。

話は変わりますが、2月になってからAqoursの3rdライブのダイジェスト版と4thライブのPVが公開されました(^^♪
    
    

3rdのダイジェスト版ではメンバーのソロ曲のカットもありましたが、斉藤朱夏ちゃんの出番では、m9(^Д^)プギャーやってるシーンが映っていました。BDに収録されているのは埼玉公演のものですが、そういえば福岡公演2日目の時に朱夏ちゃんのm9(^Д^)を直撃して、それ以来というもの、すっかり朱夏ちゃん推しになってしまい、8月に斉藤朱夏FC「しゅかランド」が開設されるや否や、それにも入会してしまったのでした(笑)

ところで今になって思うのは、あの時、彼女の視界はどう映っていて、一体どこを指していたのか?――しかし、それは本人のみぞ知る世界。――などと言いつつも、夢が消えてしまうのもイヤなので、敢えて知りたいとは思いません。。。(^^;

事の詳しい状況については、こちらのアホ記事に記録してあります(^o^)

【ラブライブ!サンシャイン!!】「Aqours(アクア) 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」と僕たちの物語~「修羅の国」篇

                  ♥さいとう

個人的な懐事情では、12月に夜勤専属から交代勤務に変更になって、それと同時に残業するようなこともほとんどなくなったりして、小遣いが激減してしまいました(´;ω;`)ウッ…

リリース日に合わせての購入は難しいと思いますが、そのうち入手したいです(^^;

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2月17日(日)は、夕刻になってAZALEA(アゼリア)の3人がT・ジョイ リバーウォーク北九州に劇場版の舞台挨拶に来てくれました(⋈◍>◡<◍)。✧

この日は、ひさびさにキャストを生で拝むことができました。僕は気が付くと、いつの間にやら「エセしゃろとも」になっていたわけですが、本命の推しユニットは実はAZALEAの方で、今日は3人のオーラを直に感じることができました。うーん、何と言うか、やはり生の感触はたまらんですねえ。いいですねえ。ときめきますねえ(*´ω`*)
          おすわ   きんちゃん      小宮さん
わざわざ
遠方からはるばるとお越しくださいまして、誠にありがとうございます(^ω^)

   上映作品告知用のポスター掲示板も通常とは違ってAZALEA歓迎モードwwwww

舞台挨拶付き上映会の会場となったシアター2のキャパは290人ほどで、自分の席は最後列から2番目の真ん中付近でした。いわゆる「大人見席」ですな。ははははは(^o^)

この席からはスクリーン前にいる登壇者がミクロマンfigmaくらいの大きさに見えました。前々回のバカ記事で3人のことを「biggers(びがーず)」とか言っておちょくったので、今回は罰として後ろの席に飛ばされたのでしょうwwww(←意味不明の被害妄想)

18時15分の開演とともに舞台挨拶が始まって、上映の冒頭に恒例となったフォトセッションのコーナーに入ったのが18時43分だったので、舞台挨拶はおよそ25分くらいにわたって行われた模様です。

3人によって行われたトークの内容については、うろ覚えで申し訳ないですが、まずは冒頭の場面でなされた小宮さんの話が観衆の心を掴(つか)んだようです。いわゆる「ツカミ」というやつですね(^ω^)

今日のこの時間はCYaRon!(シャロン!)がちょうど大阪公演をやっている最中で、ここの会場(T・ジョイ リバーウォーク北九州)でもライブビューイングが開催されていて、観客のコールが聞こえてくるものの、何かいつもと様子が違う。「なんか様子がおかしいぞ」と思ったら、
実はそれはアイマスのライブだった。「あっちはこっちとは違って、また独特のノリがある」
とのことでした。チャンチャン♪(笑)

あとは北九州の銘菓の話や北九州ローカルで展開しているうどんチェーン店の「資さんうどん(すけさんうどん)」がネタに上がったりして、それから劇場版に関する話題に移って、最後に「小倉(こくら)」で「あいうえお作文」をやって・・・大体そんな感じでした。

トークをやっている中で、今回で33回目になるとか25回目の鑑賞とかいう、猛者の存在が確認されました。スゴいですね!尊敬ですね! ちなみに僕は、この日で8回目でした(笑)

「あいうえお作文」では、「ら」のところで「ラブライブ!のことをもっと好きになってください!」と小宮さんが哀願(?)していました。しおらしい女(ひと)ですね(´ω`)

思うに、劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!」は、鑑賞した分だけAqoursちゃんのことが愛しくなるような内容であるとは間違いないですね(^o^)

この作品の面白さは、鑑賞者の作品に対する態度の違いで分かれてくるようにも思われ、
「ストーリーを消費する(=作品に刺激を求める)」のか? それとも「物語を味わう(=作品に意味を求める)」のか?――この前提の違いで、評価が全く異なったものとなるでしょう。
       ♥7週目のフォトセッション担当は果南ちゃんでした(^^♪♥

フォトセッションのコーナーが終了して映画の本編が始まると、約1割ほどのお客さんがとっとと退場しました。舞台挨拶だけが目的だったのかーっ!?( ゚Д゚)・・・そんなことを思いつつも、今は日曜日の夕刻の時間です。いわゆる「サザエさん症候群」というやつで彼らも早く家に帰りたかったのでしょう。それともメンバーの「出待ち」を狙った連中なんですかね!?ご執心なことですなwww(^o^)

映画を観終わってシアターを出ると、ロビーのところに人だかりができていました。皆さん、このパネルを写真に収められていたようです。程なくして彼らは劇場の係員の指示に従って整列することになりましたが、この隊列も小一時間ほどで解散して、あとはもの好きで暇そうな人たちが若干名だけ残っていました。・・・この記述から察しは付くと思いますが、その暇人たちの中には、私も混ざっていたのでした(笑)
画像を拡大すれば分かると思いますが、パネルのポスターには、AZALEAの3人が担当しているキャラクター(ダイヤ、果南、花丸)のところに直筆のサインが記されていたのでした。

キャストの皆さんも、観客の皆さんも、本日はおつかれちゃんでした(^^♪

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それでは本題に入りましょう(^ω^)

1月下旬から2月上旬にかけて、劇場版挿入歌のCD3枚が相次いでリリースされました(^^♪
              劇場版挿入歌 第1弾(1/23発売)
         「僕らの走ってきた道は…/Next SPARKLING!!」

             劇場版挿入歌 第2弾(1/30発売)
         「逃走迷走メビウスループ/Hop? Stop? Nonstop!」

               劇場版挿入歌 第3弾(2/6発売)
       「Believe again/Brightest Melody/Over The Next Rainbow」

      2月27日には劇場版のサウンドトラックもリリースされる予定です(^^♪
       劇場版オリジナルサウンドトラック「Sailing to the Rainbow」

ラブライブ!」の作品世界というのは、まずは楽曲ありきなのであって、劇中挿入歌のCDが3タイトル出揃ったところで、劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!」も、ここでようやく作品の全貌を観客の前に現すことになったと言えるでしょう。

現象の上辺をなぞるだけの皮相的な議論に終始せず、事の本質へと迫りつつ、作品世界を正当に語ることができるのは、実はこれからなのですよwwwww(^ω^) (←じろん)

私のバカブログでは、これまでに諸行無常の理」「永遠不滅のイデアとか、「堕天使の慧眼(けいがん)」とか精霊Aqoursちゃんなどといった言葉が登場してきましたが、
劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!」では、これらを物語の要素に取り入れて映像の表現にしてくれた感があって、そのため個人的には、とても親しめる内容になっていて大変に良かったです。ありがとうございます(*´ω`*)

これは、おたがいの願いが呼んだ出会い!?――でなければ、シンクロニシティ???

アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の物語は、テレビアニメ2期の時になって形而上学の方へとずいぶんと傾倒していったように思いますが、これは作品の舞台となって協力してくれた沼津の人々を慮(おもんぱか)ってのことだろうと思われます。

この作品は、いわゆる「豚のエサ(=美少女もの)」から始まったとはいえ、内容はずいぶんと真面目なもので、過去の拙記事でも繰り返し述べてきましたが、作品の世界観には覚醒教あるいは実存哲学の入門書のような性格も持ち合わせて、3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」のPVのストーリーやテレビアニメ2期ではその傾向がいよいよ顕著になってきました。

このことは、それ相応の知的な訓練を積むことなしには作品の持ち味を十分に味わえないことを意味するものとも思われ、アニメ2期あたりから物語の世界について行けなくなったファンの人たちも出てきたかもしれません。気の毒なことです(´・ω・`)

また「ラブライブ!サンシャイン!!」はいわゆる「聖地もの」で、地域と交流していく過程で現実社会とのつながりが形成されていく作品でもあって、その中では地元にも誠意ある対応を心掛けていかなくてはならない。そういう前提があっての劇場版なのでしょう。

ラブライブ!」は遊びじゃない!・・・観光経済事業だ! 市民文化活動だ!(^o^) 

劇場版の物語は、大まかに見たところ諸行無常の理」「永遠不滅のイデアという二つの要素から成り立っていると思われます。またこれらの要素は、今回の作品世界における物語性の中心をなしているものと思われます。

劇場版では、ストーリー内で展開される出来事を通じて、そこからイデアを抽出しようとする努力が、かつてないほど懸命に行われているような印象を受けました。

このことは聖地と地域の人々に対する誠意の表れと捉えることもできるでしょう(´ω`)

作品世界から「イデア」を抽出することが、どうして聖地や地域の人々に対する誠意とつながることになるのか?

長い年月が経って作品自体は過去のものになっても、イデアは超時間的な価値を保ち続けるから。現実の中にいつまでも生命を保ち続けるから。

          のぞみ:「女神ですか?」「はい。イデアです。」

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ここから挿入歌を交えて語ります。まずは第1弾目(・ω・)ノ
    

Aqours 「僕らの走ってきた道は…」【歌詞ナビ】

Aqours「Next SPARKLING!!」【歌詞ナビ】

劇場版挿入曲の第1弾となった「僕らの走ってきた道は…/Next SPARKLING!!」は、先ほど述べた諸行無常の理」「永遠不滅のイデアの関係を表しているものと、個人的にはそのように感じました。この2曲を1枚にまとめたのは、このことを強調したかったのでしょう。

また、これは見方を変えればパトス(瞬時的な情念)」エトス(持続的な理念)」の関係に
捉え直すこともできるでしょう。

μ’sの時もAqoursの時もそうでしたが、アニメの劇中の挿入歌が成立する背景には、たいていは歌の内容を成すような具体的なドラマが存在していたのでした。

楽曲が先なのか? 物語が先なのか?――このへんは作品の制作者に聞いてみないと分かりませんが、それはさておき、上の記述をさらに概念化・一般化してみると、このように言い表すことができると思われます。――パトスからエトスへの質的な変換」

芸術や文学、その他諸々の分野において、いわゆる「表現」という行為は、大体はこのことを指しているものだと、個人的にはそのように考えています。

心に起こった情念を表現したい欲求は抱きつつも、それに必要な表現力が伴っていないために「パトスからエトスへの変換」に失敗するパターンもあります。これは「表現」と区別して、一般的には「表出」と呼ばれています。

Twitterで、特に最近になってから、飲食店のアルバイト従業員や迷惑客などによる不適切動画が晒されているのを、ちょくちょく見かけるようになりました。

エロス(生命エネルギー)やリビドー(心的エネルギー)を発散させるための適切な道筋を持っていないと、あるいは失ってしまうと、暴力や犯罪などの迷惑行為につながります。こういった社会病理的な現象は「表出」の適切な事例と言えるかもしれません。

「表現」と「表出」の区別は、表現者を志す人たちにとっては一般常識ですね(^o^)

このへんで、ここまで述べてきた内容を簡単にまとめておきましょう(・ω・)ノ

諸行無常の理」の中で生成した「パトス(瞬時的な情念)」から「エトス(持続的な理念)」が精製されて、「エトス」から「永遠不滅のイデアが抽出される

例えるなら「原油から石油、そしてガソリンを精製していく」ようなwwww 
いや、それよりも「植物からアロマオイルを精製していくような」の方がいいかも???

・・・とりあえずは、そういったイメージですか(^o^)

などと言いつつも、諸行無常の理」「永遠不滅のイデアの間に「パトス」「エトス」をはさむと、お互いに相反した概念であるような両者の間に、なんか上手い具合に連関が出来上がりましたwwwww

・・・我ながら、これはなかなかよい発見だ(^ω^)

劇場版の物語のフレームワーク(枠組み)について、それをさらに一般化・概念化した形で言い表すと、つまりは、ここで述べたようなことになるのだろうと思います。

物語としての「ラブライブ!」は、「諸事象を統合する力」みたいな側面が感じられることもあったりして、これは哲学的・宗教的な面白さのみならず、さらに進んで社会学的・政治学的な面白さも持ち合わせていると言ってよいかもしれません。

おかげさまで、個人的な関心の領域において、また新たな発見に至ることができました。
制作者の皆さんは、今回も大変によい仕事をされましたね! ありがとうございます(´ω`)

    
「僕らの走ってきた道は…」は、劇場版のストーリーのあらすじを歌ったような曲でしたが、ここでオーケストラ演奏による伴奏というのが大変に映画音楽っぽくていいですね(^^♪ 

冒頭映像が公開中ですが、またなんかえらい太っ腹で、曲がフルver.で流れてますね(^ω^)

個人的には、1年生トリオが手品やサーカスをしているシーンが好きです(⋈◍>◡<◍)。✧

テレビアニメ2期になって現れた、あの神秘の暗号みたいな紙飛行機は、劇場版でも何か深い意味を暗示しているような存在として登場してきました(・ω・)ノ

劇場版ではチビ千歌ちゃんが紙飛行機を飛ばしているシーンから始まりました。

紙飛行機は何度飛ばしてみたところで、やがては物理的法則に従って敢え無く落下してしまうわけですが、ここでは何やら不思議な力が働いて、青い鳥に変身したり、沼津の街を鳥瞰するように飛んだりしていました。

この紙飛行機は、「儚さ」と「永遠」のはざまを進みながら「希望」に向かって、
「いのちのはたらき」に乗って飛んでいるのだ。

そして、作品世界の「物語性」を象徴している存在なのだ。

  ・・・そんなふうに思いました。しみじみですねえ(´ω`)

    
「Next SPARKLING!!」の歌詞は、平易な言葉で綴られていながらも、一つ一つのフレーズには「ラブライブ!」でこれまでに作品の中で展開されてきた世界観が昇華・結晶化されているようで感慨深いです。

曲の方も割合に淡々とした調子で流れて、しかも長ったらしいですが、これも「エトス(持続的な理念)」や「永遠不滅のイデア」の表現とみれば、また感慨深いものがあります(´ω`)

余談ですが、このアニメ映画作品の主題曲のタイトルは「スパークル」でしたね(^^♪
    
君の名は。」は、興行収入では記録的な大ヒットを飛ばした作品でしたが、僕は未だに観ていません。そのうち観ようとは思っていましたが、いつしかそのことも忘れてしまい、そのまま2年以上の歳月が流れてしまったのでした。。。(^^;

「sparkle(スパークル)」の意味は「輝く」ですが、これには火花を散らすような意味もあるみたいで、この言葉を聞けば、鉄道マニアだったら「架線スパーク」、車やバイクの方だったら「NGKスパークプラグ」などが直ちに連想されるでしょう(^o^)  
   
          (注:これらの画像は拾い物です。念のため。)

さらに余談ですが、「火打石を使って火を起こしてみた」みたいな動画を見つけました。
この動画は、観ていてなかなかエキサイティングで面白かったです(^ω^)
    
ラブライブ!」シリーズ公式チャンネルは登録者数13万人で、ヒロシちゃんねるは登録者数33万人( ゚Д゚)・・・「ぼっち芸人ヒロシ」の存在はいつの間にかすっかり忘れていましたが、アウトドア動画を配信しながら現在も活躍中だったんですね。健在でよかったです(´ω`)

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はい次。第2弾目について語りますよ(^o^)
    

松浦果南(CV.諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(CV.小宮有紗)、小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)
「逃走迷走メビウスループ」【歌詞ナビ】


Aqours「Hop? Stop? Nonstop!」【歌詞ナビ】

第2弾は、2曲とも小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)のセンター曲になっていた感がありますね(^^♪
                  にゃーちゃん

にゃーちゃんは裏声が使えて、こぶしを効かせることもできる、メンバーの中ではずば抜けた歌唱力の持ち主であり、しかも個人的には大好きなタイプで、こんなに可愛らしいにもかかわらず、マリーさんがいまいちオタク受けしなさそうなキャラでなので、そのために愛奈さんもAqoursのメンバーの中では比較的地味な存在に甘んじて冷や飯を食わされている感があるのではないかと思われ・・・「ああ、なんて可哀想な愛奈さん!」(´・ω・`)みたいな???

今頃になって思ったことは、劇場版は「歌姫・鈴木愛奈」が面目躍如の、実は彼女の晴れ舞台でもあったのだ!(^ω^)

バービーかジェニーか忘れてしまいましたが、マリーさんは胸をもう少し小さくすることで、
もっと日本人受けするキャラになることができたでしょう???
           ♥劇場版では、マリーさんも大活躍\(^o^)o♥

ところで、劇場版の「イタリア」編では、マリーさんの活躍もさることながら、よしこさんも大変に目立った存在でした<(☆ω☆)>
        ♥堕天使の慧眼(けいがん)???――ヨハネ☆アーイ!!♥

ラブライブ!サンシャイン!!」という作品は、地元の住民による厚意と協力があって成立している部分が大きいものと思われますが、劇場版では「もしかして現地では作品に対して快く思っていない、いわゆる反対派と呼ばれる人たちも一部には存在しているのではないか!?」
――そのような疑問を思わせるような場面もありました。このことについては、前回の拙記事においても言及しました。

それはさておき、よしこさんは「聖人ヨハネが守護する地」(フィレンツェ)で「天使の生」を授かり、堕天使から天使に昇格することができたようです。よかったですね(^ω^)

劇場版では、お道化者でお変人なズッコケドジ子の役でギャグ担当を任されていたよしこさんですが、しかし、これは実は一種の偽装工作なのであって、彼女の一つ一つの言動は婉曲的であり、そしてこのことは、われわれをある一つの言葉へと導くための暗号として作用していたのであって、そろそろわれわれも、このことに気が付かなければならない。なぜなら、彼女は何度も何度も説明したのだから。。。

 わたしは、新しいいましめをあなたがたに与える、互いに愛し合いなさい。
                    「ヨハネによる福音書」第13章34節

というわけで・・・「ミンナガネ、ダイスキダ! ミンナガネ、ダイスキダ!」(^^♪

「イタリア」編の〆(しめ)に、このへんで景気づけに一発、ライブでもするわwwwww
    
この曲は、おもちゃ箱をひっくり返したようなお道化たメロディーに、「ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!」と威勢のよい進撃のテンポ、「デキナカッタコトガデキタリー」などで曲全体に「ぶち壊しの美学」みたいなものが働いていますが、そこにはまた「ラブライブ!」が抱いている政治思想らしきものが暗示されているようにも思います。

ラブライブ!マニフェスト!!」を表明したところ、こんな形の曲になったのでしょう(^o^)

  ♥「浮世を覆う無明の闇をブレイクスルーしたく候。それがわれらのスタンス。」♥

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第3弾目に来ました。ここは、もはや「パトスとエトス」の極みですねwwwww(´ω`)
    

Saint Snow「Belive again」【歌ネット】

Aqours「Brightest Melody」【歌ネット】

Saint Aqours Snow「Over The Next Rainbow」【歌ネット】

前回のダメ記事では保留になっていましたが、Saint Snowさんこと鹿角姉妹について、ここで言及することになりましたwwwww

実はここで初めてのSaint SnowAqoursのガチ対決となった「ラブライブ!決勝延長戦!!」編では、「努力・友情・勝利」の熱い青春ドラマが展開されていました(^ω^)

ここでは、函館の姉妹ユニットSaint Snowの聖良さんがこの春に高校を卒業することになり、
”姉さま”に対する負い目と無念の情から「失われた夢」を取り戻そうと躍起になって孤軍奮闘する妹の理亞ちゃんの姿が、ずいぶんと可哀想な人に映っていました(´・ω・`)

ラブライブ!」は、相方がいないピン芸人の存在を認めない、ぼっちには過酷な世界。

こんな理亞ちゃんの深い悲しみを成仏させるべく、姉の聖良さんとAqoursちゃんたちとで協力して知恵を出し合って、そして可哀想な子だった理亞ちゃんは「自我」の殻を破って「いのちの立場」に目覚めることで安心立命の境地を得て、そうして自分自身を成就するに至る。

「人間であることは、人間になることです。」(ヤスパース)・・・そんな話でしたね(^o^)

ちなみに「安心立命」という四字熟語の意味は、「スベり止めに、受けててよかった立命館」ではなく、ここは試験に出るから、受験生の皆さんは調べておくと良いでしょう(・ω・)ノ

 ♥劇場版では、Saint Snowさんが久々に新曲「Believe again」を披露しました(^^♪♥

この曲は、プログレッシブでグラマラスな何やら70年代っぽさに満ちた「ギンギラ感」を彷彿とさせるような、ハードコアにしてハイエナジーのロックなナンバーで、こういった曲調は、オジチャン世代にとっては既視感があるというか、はるか遠い懐かしい記憶が呼び覚まされるような思いがして――このへんは、ある意味「Believe again」wwwww(´ω`)

オジチャンたちにとっては、これが「おっさんホイホイ」とでも言うべき大変にキャッチーな「掴みのある」サウンドであることは過去の記憶から知っているわけですが、今の若い世代の人たちには、こういった曲をどのような思いで聴いてるんでしょうかね???

「Believe again」の原風景は、もしかして、こういう所にあったのかもwwwww
   
   
ところで「ラブライブ!決勝延長戦!!」編は、見方によっては「これは、理亞ちゃん回だ!」と言いたくなるようなエピソードでしたが、ここは挿入歌となった「Believe again」も含めてパトス(瞬時的な情念)」から「エトス(持続的な理念)」への変換が最も顕著に現われた場面でもあったのではないかと、個人的にはそのような印象が強くあります。それに、歌詞の方も物語の内容をよく反映したものになっていたと思います(´ω`)

ここまでグダグダと語ってきましたが、そんなことよりも、この曲はライブでやったら、また一番盛り上がる曲になるのではないかと、今から楽しみにしています(^^♪

 ♥何かが吹っ切れて重荷から解放されたことで、あどけない素の表情を見せた理亞ちゃん♥

Saint Snowさんの「ギンギラ」アタックに対して、Aqoursちゃんは「キラキラ」で迎撃するわけですが、その曲となったのが「Brightest Melody」でした(^^♪
この曲については1月18日放送のニコ生で、これはAqoursのデビュー曲となった「君のこころは輝いてるかい?」のアンサーソングではないか?というファンからの感想がありました。
なかなか鋭いご意見にして、素敵なものの見方をする人ですね(´ω`)

個人的な感想では、Aqoursちゃんの物語をいっぱいに詰め込んだ歌のように思ったりして、
歌詞は割合に饒舌(じょうぜつ)な方で、さらにはビル屋上の箱庭みたいな場所が舞台になっていたので、そこでどういうわけか「折詰弁当」をイメージしてしまうのでした(^^;

ここでまた突然な話になりますが、テレビアニメのエピソードによれば、

(ⅰ)Aqours時代の「ラブライブ!」優勝曲は「WATER BLUE NEW WORLD」でした。
(ⅱ)遡って、μ’s時代の「ラブライブ!」優勝曲は「KiRa-KiRa Sensation!」でした。
   
    
    
(ⅲ)Aqours時代の「ラブライブ!」優勝曲となった「WATER BLUE NEW WORLD」は、
   μ’s時代の劇場版「ラブライブ!」の劇中挿入歌だった「Angelic Angel」に匹敵する曲
   だと、そんな印象があります。

(ⅳ)劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!」の劇中挿入歌である「Brightest Melody」は、
   μ’s時代の「ラブライブ!」優勝曲となった「KiRa-KiRa Sensation!」に匹敵する曲に
   なるのではないかと、そんなことを考えました。
   
さて、ここで何やら訳の分からぬ対応関係を構築し始めたりしていますが、(ⅰ)~(ⅳ)の結論として、次のような意見が形成されるに至ったのでした(^o^)

この「Brightest Melody」という曲は、衣装は「WATER BLUE NEW WORLD」に類似して、
曲の方は「KiRa-KiRa Sensation!」に類似している感じですね(^^♪

・・・これはこれでまた「折詰弁当」みたいな???

ここまで豪放磊落(ごうほうらいらく)にして荒唐無稽(こうとうむけい)な、かつまた牽強付会(けんきょうふかい)な持論を展開してきましたが、実を言うと「Brightest Melody」が持つ、この「折詰弁当」的な性格が、次に続く劇場版のラストを飾る曲「Next SPARKLING!!」の
主成分となり栄養素となっていくわけですね!・・・当然ながら、持論です(^ω^)

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理亞ちゃんの処遇に係る問題が一件落着して、劇場版の物語は、ここからいよいよ「エトス」の集合体から「イデア」を抽出する作業に入りました(・ω・)ノ

ラブライブ!サンシャイン!!」という作品は、どういうわけか「0・1(ゼロ・イチ)」談義が好きみたいで、しかしこれは二進法やメタ数学の話というわけではなく、メンバーの中にはピュアピュアのアイドル志願者のみならず、お寺の子や神秘的哲学的真理の探求者なども在籍しているためか、インド仏教哲学に関係してきそうな分野で熱いやり取りが交わされ、議論が展開されているようです(^ω^)
        ↑↑         ↑↑           ↑↑
    神秘的哲学的真理の探求者  アイドル志願者      お寺の子

この「0・1(ゼロ・イチ)」談義も、劇場版の物語では「無」と「有」の二律背反を止揚して「空(くう)」の境地を悟るに至ったのでした。

空中を飛ぶ紙飛行機はすぐに落ちてしまいますが、空(くう)の中を飛ぶ紙飛行機は、魂が目指している場所まで飛び続けるみたいです。「いのちのはたらき」の表現ですね(^ω^)

ここで余談になりますが、僕はその昔、生きることに大変な虚しさを感じていた頃があって、人生に対する大変に激しい空虚感(実存的空虚)からうつ病になってしまい、長い間にわたって会社を休職していた時期がありました。結局、その会社は辞めてしまいましたが、それも今となっては遠い昔の話です(笑)

その時、職場の産業医と面談する機会が何度かありましたが、その先生とは最後に行うこととなった面談の中で、先生は次のような質問をしてきたのでした。

   「あなたは『虚しい、虚しい』とおっしゃっていますが、
                もしかしてそれは、空(くう)なのではないですか?」

この言葉ををきっかけに、仏教に関心を持つようになりました。

「無」と「空(くう)」は似て非なるものであり、「自我の立場」を超え出て「いのちの立場」に目覚めることができたなら、それまで「無」として認識されていたものも、一部においては「空(くう)」へと質的な転換を遂げることになる・・・「形而上学」ですね!

そしてそのことが、人生の意味や価値の源泉を形作るようになる・・・イデアですね!

但し「いのちの立場」――さらに言えば「深きいのち」「存在の根源」の目覚めについては、「世界」の概念が内面化されていることが大前提となってくるわけで、「世界」が存在していること自体に神秘や神性を認め、心が開かれていなければ「無」が「空(くう)」に転ずることも有り得ないでしょう。

また「世界」の概念を知ることなしに哲学や宗教の道に入るのは大変に危険です。インチキな悪者に騙されるリスクも高いです。皆さんも気を付けましょう(・ω・)ノ

Aqoursちゃんが展開した「0・1(ゼロ・イチ)」談義について、煮詰め方が甘くてどこか物足りない、いまいち釈然としない――そんな印象を持たれた方もいたことでしょう。これはおそらく「世界」の概念について言及する場面が欠落していたことによるものと思われます。

しかし「世界」の概念は論理を超越したものでもあるので、究極的には「語り得ぬもの」となってしまうわけですが、それゆえに、そこで、あの謎の「紙飛行機」wwwww

あの紙飛行機の運動は暗号であり、「世界」が存在していること自体の神秘や神性について、言葉なき言葉をもって暗示していたのでしょう。

「世界」の神秘や神性に関するネタは、宗教や哲学の分野での話題となるわけですが、それとともに、メタ数学の方面からアプローチしてやると、理解がより容易になるでしょう(^o^)

次に挙げた参考図書は、「世界」が存在していること自体の神秘や神性についての理解を深めるためには良い本なので、また取っ付きやすく、読みごたえがあって、ためになることも多く記述されているので、興味を持たれた方は読まれるとよいでしょう(^ω^)
    斉藤 慶典「哲学がはじまるとき―思考は何/どこに向かうのか」(ちくま新書)

      野﨑昭弘「不完全性定理―数学的体系のあゆみ」(ちくま学芸文庫)

劇場版では、浜辺の風景があって、目の前に広がる青い海の上には青い空が広がり、そこに虹が架かっている――そういった場面が登場してきました。

主観的な勝手な想像によれば、これは「色即是空。空即是色。」のイメージを映像にして表現してみたら、こんなふうになりました・・・みたいな??? 仏教ですねえ(´ω`)
        ♥「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」???♥

    ♥「諸行無常の理」を超えて行ったその先には「永遠不滅のイデア」の境地♥

これまでに何度となくメンバーたちの間で問答されてきた「0・1(ゼロ・イチ)」談義も、
9人で語り合うのはこれで最後となったところで、Aqoursちゃんたちはついに「空(くう)」の境地を悟ることになりました。(たぶん。)・・・よかったですね!(^o^)

そうやって未来に対する心構えが次第に出来上がっていって、新生Aqoursちゃんも安心立命の盤石な状態となったところで、「雪辱の駅前ライブ」に突入wwwww

浦の星女学院の統合先となる静真高等学校は、物語の最後の方になると、新生Aqoursちゃんのために作ったステージをわざわざ沼津駅前に移設しては一般市民も参加できるイベントにまで発展させ、しまいには行政まで動かしてしまうという、やることがまるで京都市交通局滋賀県草津市を動かした立命館大学みたいな素晴らしい学校のようですが、その黒幕となったのが生徒会長の月ちゃんPでした(^o^)
 ♥月ちゃんPが「ボクっ娘」キャラなのは、「大物デュード」感を出すための演出!?♥

そういえば、2月24日(日)には、きんちゃんが立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)の方でトークショーをされたそうで、立命館大学といえば、私的にはアメフト部と鉄道研究会が特にスゴいみたいなイメージですが、それにしても、VA研有能すぎwwwww(^o^)

劇場版のエンディングを飾る曲となった「Next SPARKLING!!」――衣装といい、歌といい、これは3rdライブと4thライブを経た後になって精霊Aqoursちゃんのイメージをさらに一段と発展させたものにも思えてきて、こうなってしまうと、もはやAqoursちゃんのことがイデア界からの使者」にしか見えませんねwwwwwww


   ♥「Next SPARKLING!!」は「イデア界からの使者」による超越のメッセージ♥

この曲は、物語の内容を歌ったものであると同時に、沼津に向けられたメッセージでもあり、そしてまた、われわれファン一般に対して向けられたメッセージでもある。

・・・もはや、そうとしか考えられませんねwwwwww(^ω^)

ここでまた、「いのち」と「イデア」の関係性とかについて語りだすわけですが、
「いのち」はそれ自身の力だけでは、たぶん輝くことはないでしょう。

現実世界には、夢や理想もなく、死ぬのが怖いからという動機によって生きている人たちが
存在します。かつて自分もそういう時期を経験したことがあるので、気持ちは分かります。
・・・いわゆる「受動的ニヒリズム」というやつですね(^o^)

また、世俗的な成功を収めて周囲からチヤホヤされてウハウハな気分になることに生きがいを見出そうとする人たちがいます。こういう人たちは正直者だと思いますが、不運にも孤独の身になってしまった時には、人生がものすごく味気ない虚しいものに感じられるでしょう。

上に挙げた2つの類型は、実を言えば、どちらも過去の自分の実体験だったりして、こういうことがあって、それらを通じて、ついには、次のような思いに至ったわけです(・ω・)ノ

人生が意味を持つためには、「いのち」が輝くためには、イデアを必要とする。

そして、われわれにとってのAqoursちゃんは、この両者の間を取り持つ立場にある。

ある時は「イデア」の啓示を与え、またある時は自らが「イデア」を代務することによって、「いのち」の輝きにうながしを与える。・・・つまり究極的には、そういったお仕事をされていたわけですね!(^o^)
アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の物語は、結局のところ、天上界の超越者が堕天して日本の女子高生の姿を借りながらスクールアイドル活動を方便に下界の衆生を教化して回り、ひととおり使命を果たすと再び天上界に帰っていくという、内容は仏教思想とギリシャ哲学を足して2で割ったような――たしか、そんなお話だったわね。(よしこ談)

μ’sさんにしても、Aqoursちゃんにしても、今こうして、ともに過ごした日々が将来的によい思い出となって、それが未来へと向かって展開されていく自己の創造を手助けしてくれる力となって、――そうなってくれると素晴らしいですね(´ω`)

それはさておき、5thライブのタイトルは「Next SPARKLING!!」に決定しました(^^♪

5thライブのタイトルロゴは、虹は5色になっていて、さらには梨子ちゃん推しからクレームが出てきそうなデザインをしていますが、小さなことに気を取られなければ、Tシャツとかは、これまでのライブの中では最もセンスの良い部類に入るのではないかと思います(^ω^)


今回の記事は、またずいぶんと長ったらしいものになってしまいましたが、このへんをもちまして、そろそろ終わらせてしまいましょうwwww(^o^)

「Next SPARKLING!!」のライブシーンを観ていると、どういうわけか、とある文庫本の中でかつて読んだ、ある記述を思い出しました。「いのち」と「イデア」についての考察を深めていくにあたって、これはとてもよいものだ(^ω^)

トルストイの「人生論」を最後に読んだのは、もう10年以上も昔のことで、ある箇所を除いて内容はきれいさっぱり忘れてしまいましたが、ほとんど「キリスト教のススメ」みたいなことになっていたものと記憶しています。

この作品が成立した背景には、当時(19世紀後半)の帝政ロシアにおいて支配的だった時代精神が大いに影響していたものと思われます。
           トルストイ、原 卓也 訳『人生論』(新潮文庫)

人が真の生命を生きはじめると、つまり、動物的な生存よりいくらか高いところにあがると、その高みからは、最後は必ず死に終る自己の動物的生存のはかなさが見えるし、平面における自己の生存がまわりじゅう奈落によって断ち切られているのを目にするので、高みへのこの上昇こそ生命そのものにほかならぬことを認めぬまま、高みから見たものに慄然としてしまう。

自分を高みに上げてくれる力を自己の生命と認めて、目の前にひらけた方角にすすむべき代りに、高みから展開した光景に慄然とするあまり、目の前にひらけた奈落を見まいとする一心で、わざわざ下降し、できるだけ低く身を伏せようとする。
しかし、理性的な意識の力がふたたび人を上にあげてくれるので、またしても同じ光景を目にして、またもや慄然とし、見まいとする一心からふたたび地面にへばりつく。

この繰り返しは、結局、自分を引っ張ってゆく破滅的な生命の運動に対する恐怖から救われるためには、平面における運動、すなわち時間的、空間的な生存は自分の生命ではなく、生命とは上方への運動のうちにのみ存するのであり、さらにはまた、理性の法則に個我を従わせることにのみ幸福と生命の可能性も含まれていることを理解しなければならないのだと、人が認めるまでつづくのである。

人は、奈落の上に舞い上がらせてくれる翼が自分にあることを、また、もしその翼がなかったら、決して高みに舞い上がれもしなければ、奈落を見ることもなかったに違いないことを、さとらねばならない。人は自己の翼を信じ、翼のみちびく方へ飛ばねばならない。

              トルストイ、原 卓也 訳『人生論』(新潮文庫)より

            ♥生命の高みに上がれ! 高海千歌

 


(2019年2月27日追記)
26日に、4thシングルのセンターが花丸ちゃん(CV.高槻かなこ)決まったみたいです(^^♪

   ♥花丸ちゃん、きんちゃん、おめでとうございます(⋈◍>◡<◍)。✧♥♥♥

これまでの総選挙で、ひたすら花丸ちゃんを推してきた身として嬉しい限りです(´ω`)
4thシングルが、どんな曲でどんなPVになるのか、今から楽しみにしています(^ω^)

実際、きんちゃんの「魂のふるえ」みたいな感じに歌ってるところ、好きなんですよ(^^♪