【ネタバレ注意】【ラブライブ!】【lily white】「思い出以上になりたくて」について語る回


       CD届きました(^^♪
  
商品が到着したのが24日なので、形式的に今年のクリスマスプレゼントになりました。
よかったね、オレwww

しかし、自分で買ったものを自分が受領したのでは、これではプレゼントとは呼べないわけで、ここで言うプレゼント性は、むしろ作品の内容に求められるべきでしょう(謎理屈)

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まずは、タイトル曲「思い出以上になりたくて」とカップリング曲「春情ロマンティック」を通して聴いてみた全体的な印象について述べてみましょう。

視聴動画でチェックした時点では、両者ともに昭和感にどっぷり浸かりきって、「今回は両A面の全力投球で仕掛けて来ちゃった!?」と思いました。その期待をもって全体を流して聴いてみると、「春情ロマンティック」は率直な感想では、やはりカップリング曲でした。。。

とはいえ、2曲ともに演奏の生バンド感と歌声の絡み具合がいい感じで、耳と脳に微かなビブラートな刺激が伝わって心地よく、生理的な快感を覚えるようなところがあります。このへんについては、楠田さんの貢献が大きい気がします。

スクフェスとのコラボ曲だからなのか、演奏の生ドラム感がよい仕事をしています♫

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それでは、次は各曲ごとに感想を述べていきましょう。


【#1 思い出以上になりたくて】


この曲は、サビパートの3人のハモりに生命が宿ってますね! 聴いていて心地よいです。

1コーラス目の「会いたいと心が 会いたいと呼んでるわ」の「わー♪」のところで、飯田さんの絶妙な外し具合に何か神がかりなもの感じたりして、このCDに払った対価の3分の1は、ここで回収できた気分です(^o^)

表面上は切ないラブソングの体裁をとってはいるものの、アニミズムな感性からすると、昔に買い漁って今は部屋のどこかに埋もれている本やCDの気持ちを擬人化させたような内容の歌詞ですね。前回のユニット曲もそんな感じでしたよね。

未練の情念をつらつらとしたためたような曲です。

しかし事の本質は、ファンたちはやがて μ’sからAqoursに乗り換えて、「思い出だけなんてがまんできないから」(μ’s談)・・・そういうことなんでしょうね。

みもちゃんと結婚できないなら、おれ、一生独身でいいやっ!(愛の忠誠、議論の飛躍)

                  ❤みもサンタ

【#2 春情ロマンティック】

1コーラス目はとても流れがよく、2コーラス目を過ぎてから曲のぶち壊しに入って、そこから高揚感&解放感でテイクオフして、何だか「Trouble Busters」のリリホワ版みたいな曲ですねwww 

ちなみに、BiBiの「Trouble Busters」は、個人的には「ラブライブ!」楽曲の中でも最も好きな曲の一つだったりします(^ω^)

意図的に編曲崩壊を起こさせてカタルシスに持っていくやり方、いわゆる「ぶち壊しの美学」みたいながの効いて、こういうのは好きです。間奏の箇所は、何か「目覚ましい」躍動感があって、いいですね♫

歌詞の内容と併せた感想としては、浮遊と飛躍のあいだをひらひらとさまよいただよう蝶々のイメージは、主人公の女の子が「説明できなーい」みたいになった尾崎翠の『第七官界彷徨』を彷彿とさせるような???・・・こんなこと書いてる自分も、説明できなーい(^^;


【#3 思い出以上になりたくて(Off Vocal)

場末のキャバレーで、客もまばらな仄暗いホールの片隅に腰かけて、小さなテーブルには水割りのグラスと乾きものの小皿、その席で店の女の子を横にはべらせて、壁際にあるステージの方では売れなさそうなバンドがスポットライトに照らされて、彼らの演奏を遠目に眺めながら聴いている・・・そのようなイメージが湧きました。

「マリがマミのお客を取ったって? そりゃもう店じゅう大騒ぎ。ウブなネンネじゃあるまいし、どうかしてるぜあの子。」(意味不明)

視覚的なイメージ、情景を湧き立たせる音楽は良曲の証しなので、これは褒め言葉です(笑)

うらぶれた情味がしみじみと心に沁みるメロディーです。
歌なしの音楽だけの演奏を聴いていると、より悲愴感が伝わってくるような。。。

曲の終盤に差しかかった頃、もの悲し気なエレキギターの唸りが付かず離れずに随伴して哀感を誘います。


【#4 春情ロマンティック(Off Vocal)】 

昭和の歌謡曲で、ステージの後ろ側に陣取って待機していた、あのバックオーケストラのノリですね、これはwww

ドラムが踊っているように聴こえます。リズムが変化に富んで、音ゲーに良さそうですね♫

全体的に、流れに乗って吸い込まれるような心地よさを感じさせる演奏です。

響け!ユーフォニアム」の影響がありそうな気がしなくもないので、吹奏楽にもってこい!な曲のようにも思います(?!)

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うちの i-Tunesでは、CDをインポートした順番で、次の曲はAqoursの「君のこころは輝いてるかい?」に続くわけなんすでけど、この子ら歌上手いなwww ←(裏切者、薄情者)

                Aqours(アクア)❤

            ❤リリホワの後継者はユニットB??❤

それはさておき、「思い出以上になりたくて」~「春情ロマンティック」は、Off Vocalも含めて、全体的に軟質な感じが耳に心地よいです。これについては、以前に「Angelic Angel」を絶賛した記事を書いたことがありますが、それに通じるものを感じます。

僕はもともと音楽については、先に言った「Trouble Busters」や、あと「Cutie Panther」みたいな電子系のスパルタンな感じのするやつが好きなのですが、生演奏系の音楽はテクノにはない柔和なムードがあるように思います。個人的には、かえって新鮮さを覚えます。

ただ一つ決定的な不満を言わせてもらえば、電子オルガン分が足りないwww
しかし先に「バックオーケストラのノリ♪」などと発言したことなどを踏まえると、どうやらこれは金管楽器分に取って代わられたみたいっすね。。。
・・・やっぱ、「ユーフォ」っすか(?!)


               ❤初期のリリーホワイト


❤「ラブライブ!」の楽曲にリリーホワイトみたいなのがあって、よかったですね(*´ω`*)❤


     ❤Printemps❤         ❤lily white❤          ❤BiBi❤