【ネタバレ注意】【ラブライブ!サンシャイン!!】Aqours(アクア)「HAPPY PARTY TRAIN」を実存哲学のネタで語る回
皆さん、こんにちわ(^o^)
4月5日にAqours(アクア)の3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」がリリースされました♪
期待を裏切らず、鉄ライバーが目に涙して歓喜しそうな作品でした(^^♪
タイトル曲の「HAPPY PARTY TRAIN」は、Off Vocalの方を聴くとさらに「そうなのではないか!?」とか思ってきたりするわけですが、この曲はアレですね、切な明るい流れるような旋律にスウェディッシュポップのテイストが感じられますね♪ ああ、北欧イノセンス(´ω`)
伊豆箱根鉄道では、気合の入ったラッピング電車が4月8日(土)から運行されているそうです。
今回のシングルは伊豆箱根鉄道とのコラボのようですね(^ω^)
HPT号は、かつてのブルートレイン「あけぼの」みたいなトレインマーク???
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今回は、PVのストーリーにずいぶんと親しみを覚えました(*´ω`*)
下の拙記事は去年の12月に投稿したものですが、この記事で上手くまとめられなかったものについて、「HPT」がきれいにオチを付けてくれたようで、ここはプロと素人との差ですか(^^;
女児向けアニメ「プリパラ」の思想について、個人的な体験を顧みて「ラブライブ!」のネタとともに語る回
そういうわけで、今回のPVは並々ならぬ親愛の情をもって鑑賞させていただきました(^^♪
僕たち、気が合うみたいだね。嬉しいよ(←お目出度い人www)
今回の記事は、ほとんどPVの内容についてしか語ってないかも(笑) どうもサーセン(^^;
それでは「HPT」のPVについて個人的に気に入った箇所について、これもまた自分好みの解釈で以ってウダウダと語っていきましょう。 ところで、みんなCD買った!?(^o^)
(プロローグ)回る地球儀が止まり
学校の教室にひとり、椅子に腰掛けて欠伸のような背伸びをする頽落(たいらく)の果南。
教室のベランダに何となく出てみる。青い空が私を呼んでいる!?
第一の飛躍~「現存在」から「可能的実存」へ。 果南、「超越の暗号」解読の旅に出る!?
❤曜ちゃん、安定の女子力(⋈◍>◡<◍)。✧❤❤
駅のホームに鳴り響く発車ベルの音(電子音)とともにルビィちゃんの瞳の中に吸い込まれて
こういう演出すき(⋈◍>◡<◍)。✧❤
舞台は三島駅に遷移して、ここから「小さくて大きな旅」が始まる。
ハンドバッグも持たず手ぶらなところを見ると、三島駅より遠くへは行っていないものと思われます。お小遣いの事情もあるし、おそらく当駅で引き返したのでしょう。あるある(^o^)
「私、何しにここまで来たんだろう?」みたいな表情なんですかね?
果南ちゃんの心が向かう先は、枯草の平原にぽつねんと横たわる廃墟のような扇形機関庫。
久大本線の豊後森駅(大分県)にある豊後森機関庫がモデルになっているという話。
余談ですが、豊後森へは、本州方面から来られる方は、小倉駅から日田行きの2両編成のディーゼルカーに乗って、日田彦山線経由で行かれるとよいでしょう。田川伊田駅に到着してプラットホームに降り立てば、lily whiteの「思い出以上になりたくて」が心の中に流れてくるのを感じることができるでしょう(^^♪
PVの内容に戻りましょう(^o^)
イントロの終わりあたり・・・”意志的記憶”を回想する(?)果南ちゃん。
第二の飛躍~ニヒリズムからの出発!? 色即是空。空即是色。ここでライブするよー♫
「はじまりと(さよならを)繰り返して~♪」の歌詞について、思うところをひと言。
人生それなりに生き続けていると、「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」とか「サヨナラダケガ人生ダ」みたいなことを次第に悟ってしまうようになったりもするわけですが、しかしその中でも自分にとって本質的なものというのは、意識的であれ無意識的であれ、自分の中に残り続ける。経験的に、そのように思います(´ω`)
I'm talkin',I'm talkin'・・・アイ・ビリーブ、ザ・パワー・オブ・ライブwwwwww
1コーラス目のサビに乗せて、枯草の荒野も若草の草原に。ついでに蒸気機関車も登場。
ちなみに、この機関車はC58らしいです。動輪の数と煙突前に装備された給水暖め装置が識別のポイントのようです。実際に豊後森機関庫に保存されているのは「キューロク」こと9600形蒸気機関車ですが、これではちょっと地味すぎでしたか。。。
サビの歌詞「想いを乗せて~♪」に続くところは、「HAPPY HAPPY TRAINs go!」とばかり思っていましたが、公式では「HAPPY HAPPY TRAIN to go!」でした(^^;
「ところで、これ、どう訳せばいいんだ?」とか思いましたが、伝えたいことは分かるから、まあいいか(´ω`)
❤果南ちゃんの「飛躍の秘鑰(ひやくのひやく)」とは!?❤
2コーラス目のサビで、雪つもる原野も新緑の野原に。
これは、いい意味での永劫回帰、諸行無常???
ところで、こういう演出は、やはりスウェディッシュポップのノリ???
受験や就職や恋愛などの失敗で苦い春を迎えることになった皆さん。ハロー!(^o^)
春は巡る、陽はまた昇る。「ラブライブ!」は敗者に対して甘やかさずして優しいwwww
「意外な人がそばにいた?」・・・精霊のはたらきに導かれて???
間奏のところから、PVの物語もいよいよクライマックスに入って行くようですね。
このへんは感動の涙ものですね(*´ω`*)
「えっ!?」
「やあ!」
(解説)「私たちは”憧れ”を志向する者同士として今も繋がっているのです。」
”無意志的記憶”の果南ちゃんが突如意識上にあらわれる???
プルースト『失われた時を求めて』の”マドレーヌ体験”に近いものを感じます(^ω^)
意識と無意識が手に手を取り合った瞬間、ここで新たな飛躍が生じ、奇跡が起きる。
ああ、サクラメントの秘蹟。覚醒教「ラブライブ!サンシャイン!!」(←意味不明www)
第三の飛躍~「可能的実存」から「実存」へ。
私たちは、私たち自身が「本来あるべきところのもの」へとなるのです。
機関車がいよいよ動き出したぞー!!
てか、常軌を逸脱して銀河鉄道になってるし!!!
プルーストの”マドレーヌ体験”には「力強い喜び」が伴ったらしいですが、ここでも然り。
おれにも、こんな目をしていた頃が、あったと言えばあった。そんな気がする(´ω`)
このへんでサビのソロパート。松浦果南(CV:諏訪ななか)が歌います♪
なぜか気になっていた風力発電設備の必要性が、今ここで明らかになる???(^o^)
このレールの呼称にも諸説あるようですが、下の画像から察するところ、南に向かって伸びて行っているようなので、個人的には「果南ライン」と名付けたいところ(笑)
小学生の頃、大阪行きの寝台特急「彗星」が駅を通過するのを改札口の脇で見るのが半ば日課みたいになって、一人で夜な夜な駅に通い詰めていたことがありましたが、心の中で見た景色はこれに近いものだったかもしれません。ああ、美しく清らかな遠い思い出。。。
・・・闇の天空に星辰の円環運動と銀河鉄道の直線運動が交差するシーンは、幻想的で幾何学的で美しいです(*´ω`*)
金属をこすりつけながら今走り始めた~♪(←昔聴いた曲の1フレーズ)
メンバーみんなが機関車に乗ってるしwww
客車の乗客は、われわれ信者なのでしょう。ああ、大乗仏教(^o^)
「期待で輝く瞳」を取り戻せ!・・・おれも果南ちゃんみたいになりたい。。。(←ここ重要)
「実存」を体験した後の充実感。安心立命の境地。うーん、形而上学(^ω^)
なお、ここで言う「実存」とは、ヤスパースの実存哲学で言われるところのそれであって、
この「実存」にも様々な諸相があると思われますが、これの卑近な例を持ち出せば、何らかのトラブルが発生して、無我夢中でバタバタと走り回って何とか事態を収拾できて安堵した時など、我知らずしてこういう気持ちが訪れるのを私たちは経験的に知っています(´ω`)
伊豆長岡駅に降り立つ果南ちゃん。
三島駅から形而下的(物理的)時間概念にして20分強の旅。その間に起きた神秘体験な出来事。
今回のPVのストーリーを端的に言い表せば、そういうことになるんだろうと思います。
伊豆箱根鉄道に興味を持ってくれる人が増えるといいですね!(^o^)
駅前に、なぜかメンバー一同がお出迎えwww
なお7人の方の画像は加工するのがめんどくさくて、ダブってスミマセン(^^;
「現存在」に戻った果南と「実存」の果南。
「現在的(アクチュエル)」な果南と「現実的(レエル)」な果南。
ここで「目指すべき自分」の姿を再確認
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カップリングの曲についても、少しだけ触れておきましょう(^ω^)
【SKY JOURNEY】
今年の1月にこんな記事を書いたからか、この曲にもえらい親しみが持てます(^^♪
「性愛の挫折」から「文化・芸術への意志」について語る回
「きっと切ない誓いがあったのだろう~♪」
・・・うん、そうなんだよ。理解してくれる人がいてくれて、僕はとても嬉しいよ(´ω`)
それはさておき、この曲で歌われている「君」のモデルとなっているのは誰なのか?
少なくとも「まろんの君」(←わたしのことだw)ではなさそう(笑)
おそらく、このへんのキャラ!?
❤穂乃果❤
❤にこ❤
この曲の締めのフレーズ、「世界も広く熱いよ」・・・そうあってほしいものです(´ω`)
❤「この曲はこんな感じで歌いました」(鈴木愛奈談)❤
【少女以上の恋がしたい】
これはキュートなエレクトロポップで、この手の曲はμ’sの頃も併せて考えれば、今となっては「ラブライブ!」楽曲のお家芸みたいなもので、ついにここまで洗練されてきたかwwwwwみたいな印象です。
さらりとした曲調ながらも、聴いてるうちに段々と曲の世界に引き込まれて、気が付いたら、いつの間にかこの歌の一部を口ずさんだりしていたのだがっ♪・・・みたいな(笑)
クセが少ないわりに中毒性は結構あって・・・そういう曲は個人的に評価が高いです(^ω^)
この曲は、春から初夏の好時節にピッタリな感じですね(^^♪
❤「みた目がちょっと大人しくて 誤解されがちだがっ♪」←ここ好き(⋈◍>◡<◍)。✧❤❤
そういうことで、この曲は、ルビィちゃん曲ですね!(*´ω`*)
❤「この曲はこんな感じで歌いました」(鈴木愛奈談)❤
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ドラマパートは、第1話、第2話を投げ出さずに根気強く聴いていると、第3話で、ここにきて次の展開が気になって離れられなくなるような状態に達して、最後にさわやかな感動で幕を閉じました・・・みたいな感想です(^ω^)
しかし、あれですね。今回のシングルについて素直な感想を述べますと、「もしかして、これは自分のために作ってくれたのではなかろうか!?」みたいな錯覚に陥ってしまうほどに親しみの湧いてくる内容で、制作陣の皆さま、こんな素晴らしい作品を世に送り出していただき、ファンの一人として大変に嬉しい限りです(*´ω`*)
まだまだ書き足りない感はあるものの、今は何かと忙しい身なので、今回はここまで。
またねー(^o^)/